今日は疲れてしまい、パソコンのキーを叩くのが凄く遅いんだけど、「ビッグ・パピ」がマサチューセッツ総合病院で検査を受けるというニュースを聞き、まるで本当に自分の父親が入院したかのような不安に襲われている。「ビッグ・パピ」とはボストン・レッドソックスのデービッド・オルティス選手のニックネームで、ドミニカ生まれのオルティスはチームの主砲という枠を超えて、チームの顔とも言えるスター選手だ(携帯電話を新機種にした今年初めから、僕の電話の待ち受け画面ではビック・パピがバットを構えている)。そのオルティス選手が28日に動悸に見舞われて、急遽オークランドからボストンに戻り、病院で身体検査を受けることになったのだ。実はその数日前にも同じ症状に見舞われており、病院では細かな検査が実施される予定らしい。オルティス選手といえば、2004年の神懸り的な活躍がよく知られるように、ここぞというチャンスで必ず活躍する選手。愛嬌のあるキャラクターも手伝って、ニューイングランド以外の地域でも人気が高い。また、今シーズンはすでに47本の本塁打を記録していて、ジミー・フォックス選手が1938年に記録したチーム内のシーズン本塁打記録(50本)を抜くのも時間の問題と言われていた。
チームメイトのマーク・ロレッタ選手は「自分の周囲で怪我人が出るのは日常茶飯事だけど、今回のケースはそういった範囲を超えてしまっているから…」と、ショックを隠せないようだ。ロレッタ選手の母親は心臓病を抱えていて、つい最近もオルティス選手と2人でその話をしていたらしい。オルティス選手は8月19日にもマサチューセッツ総合病院で脱水症状の治療を受けている。ESPNによると、オルティス選手は18日から本拠地フェンウェイパークで行われた対ヤンキース5連戦が始まる少し前からストレスと不眠症に悩まされていたようで、自宅で全く眠れない状態だったのだという。フェンウェイでの5連戦は、レッドソックスが63年ぶりに5連敗を喫するという結果に終わったが、オルティス選手は3戦目終了後に病院に運ばれていた。チームの主力選手が次々と故障に見舞われて、ビッグ・パピにかかる期待とプレッシャーは相当なものだったと思う。今回の動悸も一部の報道ではストレスが原因だと言われているんだけど、とにかくゲームよりも、そしてプレーオフ進出よりも、まず体を休めてほしい。「試合は重要だけど、それよりも大切にしなければならないものがある」と、監督のテリー・フランコーナは語っている。とにかく、いい知らせを待ちましょう。どれだけの時間がかかっても。
写真:8月19日の対ヤンキース戦で3ランホームランを放ったマニー・ラミレス選手(右)を祝福するデービッド・オルティス選手 (AP通信より)
チームメイトのマーク・ロレッタ選手は「自分の周囲で怪我人が出るのは日常茶飯事だけど、今回のケースはそういった範囲を超えてしまっているから…」と、ショックを隠せないようだ。ロレッタ選手の母親は心臓病を抱えていて、つい最近もオルティス選手と2人でその話をしていたらしい。オルティス選手は8月19日にもマサチューセッツ総合病院で脱水症状の治療を受けている。ESPNによると、オルティス選手は18日から本拠地フェンウェイパークで行われた対ヤンキース5連戦が始まる少し前からストレスと不眠症に悩まされていたようで、自宅で全く眠れない状態だったのだという。フェンウェイでの5連戦は、レッドソックスが63年ぶりに5連敗を喫するという結果に終わったが、オルティス選手は3戦目終了後に病院に運ばれていた。チームの主力選手が次々と故障に見舞われて、ビッグ・パピにかかる期待とプレッシャーは相当なものだったと思う。今回の動悸も一部の報道ではストレスが原因だと言われているんだけど、とにかくゲームよりも、そしてプレーオフ進出よりも、まず体を休めてほしい。「試合は重要だけど、それよりも大切にしなければならないものがある」と、監督のテリー・フランコーナは語っている。とにかく、いい知らせを待ちましょう。どれだけの時間がかかっても。
写真:8月19日の対ヤンキース戦で3ランホームランを放ったマニー・ラミレス選手(右)を祝福するデービッド・オルティス選手 (AP通信より)