今日の朝の最低気温はマイナス5.6度とか。よく冷えました。サッシが凍って開きませんでした。参ってしまいます。 真冬日にはなっていないようですが、きのうは真冬日でした。きのうの最高気温がマイナス1.1度のようです。
それまでの一番の冷え込みはマイナス0.1度でしたので、きのうは本当に冬らしい寒い一日だったということになります。そんな中子どもたち?家族で?河原の緑地帯では大きな雪だるまではなく、かまくらをつくっていました。後で紹介します。
その前にここはどこでしょうか?政界ならぬ正解の方には豪華景品をといきたいところですが、何もありませんが、いい雪景色ではないですか。
(撮影はともにガラス越しのものです。)
フロント脇にはこういうものもかかっていました。
どのサインが誰のものかは全く分かりません。達筆すぎます。 東北楽天と言えば、きょうからペゲーロやハーマンが沖縄での練習に加わったということです。ウイラーとかももうすぐ合流しそうです。 開幕投手はもう則本で行くと決定し、公表しています。果たして今年の東北楽天は去年みたいに好スタートを切ることができるのか、不安と期待が徐々に大きくなっていきます。
そうそう快投ならぬ回答です。秋保温泉ホテル緑水亭です。きのう午後の研修会の場所です。山の方なので仙台市内と比べてもっと雪があるかなと思っていたのですが、プラス5センチくらいのようです。
以下の写真は今朝方のいつものところです。 午前9時過ぎです。
何が一番強烈だったかといえば、眩しさです。一面の雪景色が太陽の光線で反射して、サングラスがないとまともに目を開けてはいられないくらいでした。
(西側)
きのうも書きましたが、石の上に積もった雪の形の可愛いこと! 上のところを別角度からアップして見るとこうなります。
ここにカモが1羽だけいました。すぐ逃げました。
上のところをアングルを変えてみました。
氷柱もこんな感じに
崖の大きな氷柱が消えたのは、10日、11日と気温が10度を超えたからでしょうか。
きのうの新聞を見て悲しかったのは、心を痛めたのは 『奨学金破産』 という記事です。何とも皮肉としか聞こえなくなったのは、「日本学生支援機構」が大学生に「奨学金」という名目で貸し出ししているからです。
実態は「学生支援」でも「奨学金」でもないということです。 まるで銀行の貸し出しローンそのもので、借金の取り立てもかなり厳しいようです。本人が支払えなくなり自己破産したり、連帯保証人に請求が回り、連帯保証人も返せなくなって自己破産し、今度は保証人に取り立てが行くという悪の循環がはびこっているかのようです。
借りる時は無担保・無審査ということもあり借りやすいのですが、記事にあった学生は入学金から含めると貸与額は800万円にもなったというから、社会人になってからの返済が重くのしかかってくるわけです。 いやはや”恐ろしい時代”となったものです。
背景には、誰でも勉強はそっちのけで、大学という名の学校に入る気になれば入れるようになったこと、文科省が安易に大学の設置を認めていること、右肩上がりの日本経済の発展を安易に夢見たことなどが考えられると思いますが、やはり教育に対する行政府の対応、取組が、国の根幹をなす大事な施策なのに首尾一貫していなくて、国家の負担を多くしてでも優秀な人材を確保していこうという姿勢に欠けていたことがこのような事態を招いたと思います。
これまた昔むかしの話しになりますが、当時の大蔵省が文部省に圧力をかけて国立大学の授業料を大幅に値上げして、私立大学並みにしようと強烈に圧力をかけ推進してきたことが大きいと思っています。
私の大学時代の国立の授業料は年間12,000円でした。月にすると1,000円/月となります。今となれば本当にありがたかったということになりますが、それが数年して36,000円に値上げされ、徐々に徐々に負担額が増えて公立も私立も授業料自体はさほど変わりはないようになってきました。 昔は全国的に授業料値上げ反対闘争が盛り上がったものです。
この大蔵省の戦略が、文部省の無力さもあいまって今の悲劇を生んだと個人的には思っています。教育を財政の観点からしか見ていないということになりますか。今の独立行政法人化もその流れの一環ではないかと思っています。
私も高校時代から奨学金(月1,500円)のお世話になってきまして、大学時代は最初は月3,000円の奨学金(全額返還対象)、その後は月8,000円(返還対象額は3,000円だったかな)の奨学金のお世話になりました。
結局返済額は20余万円で、働き始めて何年かしてから返済が始まり、年2回のボーナスで返すようにしていたと思います。15年くらいで完済したのかな。今となっては笑い話でしかないですが、当時は結婚するに際して奨学金を借りていて返済しなければならないということを人格的に誇っていい、素晴らしいことなのだと思いなさいとかそんなことを言われたような、聞いたような気さえします。
どこをどう間違ったのでしょうか、日本の教育行政は。まあ確かに昔は大学の進学率は今よりはるかに低かったのは確かですが、それでも米百俵の精神で行けばここまでおかしくなることはなかったのではないかと思わずにはいられません。
それとこれは民法の大きな問題となりますが、日本の社会における保障人制度・連帯保証人制度というものを見直し、廃止する方向に持っていかないと貧しい階層の人たちはますます貧困に追いやられてしまうのではないかと大いに危惧するものです。
幸い私は今のところはそういう制度のもとで悲惨な目に遭ってはいませんが、今後どうなるか分かったものではありません。こういう制度は絶対に低い階層、使われている階層、手っ取り早く言えば被支配階級にとっては危険極まる制度です。みなさんそう思いませんか。
雇用にしろ、工事請負にしろ、賃貸借にしろ、おたがいが一個の独立した人格として対等に契約を締結すべきもので、有利な地位にあるものが危険負担回避のために保証人を立てるようなことを、圧倒的多数を占める一般国民がみとめるということはまさに自縄自縛みたいなものです。支配階級からすれば無くそうとはしないでしょう、便利ですから、安易ですから。
保証人制度は、せめて公的な保証人制度だけにすべきです。何かまた話しが逸れてきました。