今午後1時50分ころです。ブログを書くために仙台に実況天気をクリくしてみていたら、まあ、びっくりする気温の上昇となっています。午前6時は3.3℃でした。それが9時には7.4℃(きのうは9.7℃)となり、正午には何となんとナント今年最高であろう18.4℃まで上がっています。
そういえば、朝方のラジオの天気予報が言っていました。仙台の最高気温は19℃と。札幌は1℃と言っていたかな。東京は21℃とか言っていました。いやあ、参ってしまいますね、これでいいのでしょうか、毎度毎度ですが。
15日に新聞に載っていました。東北地方整備局が渇水対策本部(注意体制)を設置したと。大きめの見出しは「少雪 夏の渇水心配」と。夏場にかけてダムの水が少なくなる懸念があるとのことです。東北地方では春先の水利用の多くを雪解け水に依存するのに、今年2月までの3か月間の降雪量は平年と比べて日本海側が52%、太平洋側が79%にとどまっています。
3月から5月の気温も平年並みか高く、降水量はほぼ平年並みが見込まれ、雪の全体量が少ないうえ、雪解けが早く終わり、このままではダムの水が少なくなる恐れが出ているということです。
これはちょっとヤバイですね。山にもっと雪が降って積もってくれればいいのですが、早々人間の都合にいいようには天気は行きません。今夏は暑く渇水の夏になるのでしょうか。
きのう柄にもなく?仙台市の地元の本屋さんの減少を嘆き、年寄り特有の?昔はよかった式の回顧談みたいなことを書きましたが、先月か新聞の「声」欄にもそういうことが書かれていたなあと思い出し、探したところ見つかりました。
2月2日付けの声欄で、神奈川県の46歳の男性の投稿です。見出しは「街の書店閉店 心に穴ぽっかり」というもので。唯一の街の書店が閉店し、書店とはどういう存在だったのか、そしていかに大切な場所だったのか日々考えさせられていると言います。
私が言いたかったことを簡潔明瞭にまとめてくれています。(引用開始)「書店は本・雑誌を通じて流行や生活の知恵、カルチャーなどに一度に触れられる、いわば総合知的施設です。・・・。書店では興味関心のない分野にも触れることができ、新たな視点を育めます。『特に目的なく入って楽しめる空間』でもあります。今の世の中こういった場所が必要なのではないでしょうか」(引用終わり)
そうなのです、本屋は街中の””総合知的施設””なのですね。ネットでの本の購入がますます主流となり、街中から人が目的なくても集まれるような施設がなくなっていくことは人類にとっても由々しいことではないでしょうか。
あまつさえ、このごろは経費節減ということで公共の図書館の運営は財政や人材からも厳しいようで、ますます世の中は住みにくい、ニンゲンがニンゲンでいられなくなるような環境になっていっていいのでしょうか。なんでも早ければいいのでしょうか、便利であればいいのでしょうか、効率的優先ばかりでいいのでしょうか。自滅に向かって一歩一歩確実に進んでいるのが進歩というものなのでしょうか。
カラスの親子?