きょう正午の観天望気から始めます。 天気:にわか雪、雲量:9割以上、気温:2.3度、湿度:74%、風速:5m/s、不快指数:42 となっています。
次は朝9時過ぎの西道路の擁壁工事です。この時間は工事をしてはいません。時間の関係か?土曜日だからか?は知りません。この時間帯がきょう一日のうちで一番吹雪いていたのかもしれません。
まずは、全景から
この亀裂をどう修理、改修、新築するのか?大変興味があるところです。 雪景色の最後はおまけです。
カワウ2羽です。
いやあ、愚かでした。お昼を食べて、恒例のお昼寝をしてから2階へ上がり、ブログのための作業を開始していた時に、あれっきょうはこれから第九があるのではないか!?と思い出しました。馬鹿ですねえ〜、本当に。だから、慌てて普段着のまま?で飛び出し、歩いて会場まで行きました。10分前に着きました。
入場券の半券は自分でちぎります。これもまた愚かでしたが、その半券には名前と電話番号を書くことになっていました。まあ、中で書きましたが。
普通こういうコンサートがあると、たくさんのコンサート等の案内チラシを受け取ることになりますが、、今回は非常に少なく、仙フィルのチラシのみでした。自分でチラシの山からとることになっていました。これもコロナ対策の一環のようです。
あれもこれもコロナ対策か?!と思わせることがたくさんありました。ステージを見ると観客席に近い部分が広く取られ、オーケストラは奥の方に引っ込んでいるかのようでした。さらに、ステージのすぐ下に長い台が左右にふたつ設置されていました。さらにさらに、ステージの前の観客席は4列迄が空席となっていました。
合唱団が入ってきたのは、第4楽章からでした。下手と上手から入場しましたが、下手はソプラノとテノール(か)、上手はアルトとバスと思います。中央にはソロの4人用の椅子として4脚並べられていました。だから、合唱団は左右に分かれての配置となりました。
ステージと観客席に広い空間を作ってあるので、まさか合唱団員がマスクをして出て来るとは想像外でした。いやはや、びっくりしました。全員がマスク姿。そこは工夫されていまして、口の開閉に極力支障が少ないようにか、マスクというよりは覆面、三角の長い覆面と言った方がいいマスク姿なのです。
昔西部劇によく出てきたギャング強盗団がしている覆面を想像してください。それのより長い覆面マスクなのです。確かにこれなら発生にはあまり支障がないでしょうし、本来のマスクの効用も損なわれないでしょう。
そしてそして、その空席となっている観客席の中央に合唱の指揮者がいたのです。いやはや、びっくりすることばかりです。最初は指揮者がいることに気がつきませんでした。なぜ気が付いたか?
オーケストラの指揮者がしょっちゅう後ろを振り返っていたからです。なんか変?と思って3階席から身を乗り出して下を見たら指揮者がいて一生懸命両腕を振っていたのです。
そういうことで、何から何まで初物尽くしと言っていい演奏会でした。肝心の演奏よりもその周りのことばかり書いてきました。肝心の演奏はとっても感動的でした。どうしてかなあ、第4楽章になり、一緒にこころのなかで歌っていたりしたからか、両方の目から涙がにじんできました。
不思議なのですが、私にだけそう見えたのかもしれませんが、第4楽章に入ってからのオーケストラの演奏スタイルはとっても熱情的なものになってきたと感じたのです。
第1バイオリンの人の大きな体の動き、他の演奏者の姿もとっても心のこもった演奏に感じられました。体全体で喜びを表現している、表現したくてしょうがないという感じなのです。観客とともに喜びを、歓喜を分かち合いたいという気持ちが伝わってきました。まさに””歓喜に寄せて””という状態でした。
いやあ、なんか不思議な体験をしたという感じかなあ~。いつもの第九の演奏会とは異なっていました。
そうそう、合唱指揮の佐藤淳一先生の姿も見られてよかったです。元気そうで、昔と変わっていない感じでした。