今年のアユ釣りタックルの購入の締めくくりとして、鮎竿のパーツを注文しました。
8月に広瀬川でアユ釣りをしていたときです。取り込んだ鮎をオトリとすべく腰を下ろして交換していたとき、天上糸が左岸の草にかかっていたのですね。それを知らずに、そのまま立ち上がって竿を右回転させたとき、”バキッ”という音がして竿が折れてしまいました。午後4時近くで、丁度釣れはじめた時のことで、ショックは大きかったものです。
自分としてはとても気に入っていた竿で、それだけにがっかりしたものですが、それならなぜすぐにパーツの交換をしなかったのかという声が聞こえてきそうです。
その竿の名は、”OLYMPIC INTEGRA 鮎 90 急瀬SP”です。折れたのは「#2」、芯竿から2番目の竿です。その折れ方が問題でした。丁度#2と#3の繋ぎ目で、#3の方はなんともなかったのですが、#2の底の方が#3に張り付く形になり、なかなか外れなかったのです。こうなれば仕方がない、#2と#3の両方のパーツを注文するしかないかと思っていたわけで、そうするとパーツ2本の交換で29,000円も掛かってしまう。それはもったいない、何とかならないものかと考えた末、とりあえずこの竿はそのままにしておこうということになったわけです。
その後その竿は使われることなく過ぎ、とうとうシーズオフになってしまいましたが、いつまでもそのままにしておくわけにもいかず、何とか#3の竿を注文しなくてもすむように、つなぎ目に残った#2の残骸を丁寧に少しずつ削ったところ、うまくいきました、
その結果、#2のパーツだけを注文すればすむということになり、東京のいつもの釣具店に注文したわけです。ただそういう訳です。
送料を入れて、13,400円、安くはないですが、来るべきシーズに備えなければなりませんので、支払ったわけです。
来年は釣具メーカーからどんな竿が発売されるのでしょうか?!手を代え品を代え、あの手この手で新製品を売り出そうとメーカーは必死なのでしょうが、それを知りつつ触手を伸ばす、涎を垂らす我々鮎釣り師とは一体何なのでしょうか?????楽しみにしているのですから・・・・・。