鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

折角生まれたのに、

2021-07-05 13:37:37 | 思いつくまま

 

きょうはきのうよりはあったかいですね。時折小雨が降ったりしますが。正午の気温は、きのうが19.7度に対し、きょうは22.5度となっています。そうそうきのうの最高気温は20度に届かず、19.9度でした。

ということで、きょう正午の観天望気です。天気:にわか雨、雲量:隙間無、気温:

22.5度、湿度93%、風速:2m/s、不快指数:72 となっています。

今例によってラジオを聴いていますが、いつセミが鳴いたか? どんなセミが鳴いているのか?という話に花が咲いていました。きのうですか、我が家のセミの抜け殻をご紹介しました。私としては当然アブラゼミかなと思っていたのですが・・・。

 

アナウンサーによると、セミの鳴き始める順序は、ひぐらし・ニイニイゼミ・アブラゼミだとのことです。ということはまだアブラゼミではなかったのかもしれませんが、如何せん鳴き声が聞こえないので如何ともしがたいです。

 

実はこのセミの抜け殻の前にもうひとつ抜け殻があったのです。ただ、これがいくら自然界の法則、弱肉強食の世界とは言え、何かとっても気の毒でなかなか紹介する気持ちになれませんでした。残酷すぎるなあと思ってしまいました。

  

6月30日の朝のことです。妻さんが家の周りの掃除をしている時にセミの抜け殻を見つけた!そしてセミもいたが、セミは〇✖△と。

場所はコンクリートの駐車場でした。近くには柿の木があります。毎年数匹のセミが育っているようでした。それがコンクリートの上にいるということは、柿の木から落っこちということでしょうか。

  

セミの方をよく見てください。

何か姿がおかしいでしょう。そうなのです、セミの生まれたばかりであろう羽が食いちぎられていました。ふつうセミは殻を破って生まれると、両の羽に血液?か体液が十分に行き渡るまで木に止まってじっとしています。

そして、十分に飛べるようになると飛んで行ってしまうのですが、何らかの理由で途中で落っこちてしまったのでしょう。そこへやってきたのが小さいアリたちです。そうなのです、この生まれたばかりのセミは無数の蟻の襲撃を受けていたのです。

そして残酷にも少しずつ食べられていったということです。蟻の姿が見えるでしょう。

          

この時点ではセミはまだ動いていました。かろうじて生きてはいました。どうすべきか迷いましたが、とりあえず蟻を追い払おうとおもって、コップの水をかけて蟻を流しました。

そして、日陰でもある別の花の植え込みに置きました。

 

でも、それでもしばらくして見に行くと、またしても蟻が集団で襲っていました。どっちみちこの姿ではセミは助からないでしょうが、それにしてももう少し平和的な死に場所、死に方をさせてやりたいと思ったのですが、・・・。

 

いやあちょっと衝撃的でした。こういう場面は73年生きてきて初めての経験です。死んだセミに蟻が群がっているのは何度も見ていますが、少しずつ食い漁っていく様は初めて見ました。

 

セミにしてみれば、さぞかし無念なことだろうと思います。せっかく生まれてきたというのに大空を飛び回る前にコンクリートの上に落ちて小さい無数のアリに食い殺されるとはよもや想像しなかったでしょうに。

 

最初に戻って、この浮かばれないセミはその姿格好からいってたしかにアブラゼミではないように感じます。ということはヒグラシ(カナカナゼミ)かニイニイゼミなのでしょうか。

 

いつもの定点観測の写真をあらかじめ取り込むのを忘れていました。いったんアップします。

広瀬川はちょっと増水しています。これで日が差してくれたらいいのですが。写真で見るととってもいいような水量、川相に見えますが、実際はそうではないです。

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