今回の「釣りビジョン」の「鮎2006」は球磨川の野嶋玉造でした。彼は毎年1回は球磨川で大鮎つりを楽しんでいるようです。
羨ましい限りですが、あの流れを見たら、私は無理でしょう。何しろ泳げませんから、立ち込むことができない、安全地帯にいて、竿を出したのでは尺鮎はとても釣れないでしょう。
(今「しゃくあゆ」と入力したら、『釋鮎』と出ました、びっくりしました。釋鮎とは、つまりは浄土真宗の鮎であります。私の家も浄土真宗で同じ宗派となります。同宗派なら私にもご利益があってもいいのに、と思ったりして・・・。)
11メートルの鮎竿を操作することも、この非力ではとてもとてもできません。
≪激流戦 in 球磨川≫≪激しい流れと闘え≫との見出し。
時期は2006年9月21日から23日の2泊3日の球磨川釣行です。天気は快晴。
・9月21日は、人吉市内の流れに入って、下見とオトリ取りということで、護岸から入川し、竿を出し始めました。200m下ってようやく1匹のみ。
竿は2本、1本はパワースペシャル(赤)10m荒瀬と11mのロングレンジ(黒)の2本。パワースペシャルは大鮎を抜くことができる竿、ロングレンジは抜きも寄せもやりやすいとのこと。もちろん2本とも「がまかつ」製品です。
・9月22日は、二股(ふたまた)の瀬の上流、梨の木(なしのき)付近からの入川。ここは激流を木製の舟(観光船)がお客を10人近くも乗せて流れを下ってきます。船頭さんは二人、船の前後についていました。激流のためでしょうか。本人は、舟の客に、鮎がかかったところを見せたかったようですが。
この画面を見ていると、最上川の下流域、最上川の舟下りの区域で竿を出していたことを思い出します。球磨川ではどうかは知りませんが、最上川では全国的に有名な最上川舟唄を船頭さんがうたいながら川下りをしています。
やっぱり、竿の先の方に舟が下ってくると、こちとらとしては張り切りたくなります。
野嶋玉造の釣りはナイロン糸におもりというのがパターンですが、そのおもりは、意外だったのですが、何と重くても2号までのおもりしか使わないというのです。え~本当?と思わずつぶやいてしまいましたが、とてもそんなに小さいおもりとは思えません。皆さんはどう思いますか。
・9月23日も前日と同じポイント。結局尺鮎は釣れませんでしたが、それでも28、29センチの鮎は釣っています。鮎がかかると、のされまいとして釣り下りますが、石で滑ったり、流れに流されたりして、首まで川に浸かり、時に体をくの字(L型)にして足を前に出してそのまま流されたりして、少しでも浅いところ、少しでも流れの緩いところで寄せたり、大半は豪快な那珂川抜き?九頭竜抜き?で上流に飛ばして、30cmのタモに取り込みます。
まあ、何と派手な鮎つりでしょうか!!!これが野嶋玉増だ!!と楽しんでアピールしています。
{野嶋語録は次回に}
写真は、くどいですが広瀬川の堤防の花です。名前は知りません。毎回こう書いていますが、誰も教えてくれません。自分で調べもしないで、失礼なことですが)