いやあ、びっくりです。今日の朝日新聞県内版。
「仙台市街に子グマ」「出没数、例年の4倍」という見出し。
市街地です、中心部の住宅街です、そこに熊が出没したというのですから。私の家からそう遠いところではありません。
これまでに目撃情報がなかった地域でも熊が現れているということです。
小熊ですので、どこかに親熊がいるはずですが、親熊はどこにいったのか、すっかりはぐれて小熊だけが市街地に来てしまったのか。
それだけ、ある意味では付近の山の自然が保たれているということにはなるのでしょうが、それでも熊となると身構えてしまいます。
市内ではカモシカの目撃情報は何回かあるのですが、子熊とはいえ、カモシカよりははるかに怖い感じがします。
これまでも、去年まではどちらかというと猿の被害が多かったのですが、今年は餌になるブナが凶作になる周期ということで、餌不足で熊の活動が活発になってきているということです。
人間が熊の住む地域まで侵入してしまったことや環境問題での自然破壊、温暖化による異常気象、異常気象による植生物の異変が複雑に絡んでいるのでしょうが、このままいけば本当に由々しい事態になってしまうでしょう。
写真は、いつもの如く広瀬川堤防の花です。名前は知りません。
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