昨日の続きです。
下の写真が忠烈祠の本殿で、中国宮殿式の建物だそうです。
2枚目の後姿の写真は交代要員というか、交代するための儀式で本殿に向かっているところです。
この7人は正門の左側から現れました。近付いてよく見て分かったのですが、7人は陸軍・海軍・空軍の軍人が二人ずつで計6人、残りのひとりは6人の指揮官ということなのでしょうか。
本殿から正門に向かうところです。 銃は着剣しているし、かなり重いと思うのですが、これをくるくる回したり、横に持ったり、思いっきり銃床を敷石にぶつけたり(壊れるのではないかとさえ思いました。)、隊列を変えたり、いろいろなパフォーマンスをしながら、正門に戻ります。
よくぞここまで訓練したものだとほとほと感心しながら見ていました。一糸乱れぬ綺麗な動きとなっています。
ガイドさんがいうには、だからといって彼ら衛兵は特別扱いはされていないとか。3軍のエリートたちと思うのですが、給料が他の兵士と比べて高いということはないそうです。台湾では徴兵制がとられています。 生活は厳しいようです。
交代要員の衛兵が来るまで、先に当番衛兵として直立不動の姿勢をとっていた二人は台から降りて待っています。 よく見ると、昨日の写真とは銃の持ち方が違うでしょう。銃を右足に引き寄せています。
因みにこの衛兵と一緒に写っている人は妻ではありません。
2月はいいようですが、夏は暑くて大変だそうです。分かります。蝿が来ても、蚊に刺されても直立不動の姿勢をとり続けることはどんなに大変なことか察しても余りあります。