朝方はそうではなかったものの、時間の経過とともに気温は上がり暑くなってきた!と思っていたのですが、実際にはそんなに気温は上がってはいなかったようです。 川に入っていても寒さは感じませんでした。太もも付近まで入っていると気持ちがいいものです。
今午後2時半過ぎ。この時点での最高気温は28.7度(午前9時30分記録)です。午後2時過ぎにはかなり暑くなってきたように感じるので、もっと上がっているのかもしれません。
きょうは我が妻のお抱え運転手をしなければならないので、自分の時間は午前中のみと割り切り川に入ってきました。(午後1時前には荷物が一杯あるため車であるところに送り出し、夕方近くに”荷物だけ”を受け取りにまた出かけなければなりません。なぜか?そうです彼女たちは打ち上げで飲んでくるからです。)
情けないことに拙者はもうまともに?酒を飲めません。何とか復帰できないかと努力?はしているのですが、思う存分冷えたビールを飲むという喜びはもう味わえません。もう2年くらいにもなりますか。体が受け付けないのです。すでにアルコール摂取量の人生の許容量を超えたからのようです。(話が逸れました。)
朝の8時40分から竿を出しました。最初は一番釣れているところ、倒木の上流から正面付近です。倒木の上流右岸へち際にオトリ酒を入れますが反応はなし。もうここには居ないのでしょうか。釣り下って倒木の正面です。 ①
①
ここでようやく掛かりました。9時過ぎ頃です。①の流芯の手前で掛かったのですが、敵はさすがです。②の急瀬にはいり抵抗します。
②
竿を伸されまいとしてついて行ったつもりなのですが、動作はのろく不安定になっているのでしょうね、あれよあれよという間に掛り鮎はサヨナラしていきました。 ガッカリです。きょうはもうダメかなと諦めていたところに強烈な当たりがあったもので、心の準備が整っていなかったようです。
再度①を泳がせます。 今度は緩やかな流れの左岸側へチを丁寧に泳がせていました。そしたら神は我を見放さず!鮎が掛かり白い魚体が絡みつくのが見えました。しかも③のように流れと言ってもないようなものなので抜きやすいところです。
③
でもその安心感が扱いを雑にさせたのかもしれません。2匹の鮎がタモめがけて飛んできましたが、掛かり鮎はタモの2,3メートル前で川に還っていきました。がっかりがっくりです。
でもでも養殖オトリのうち元気だった方が無傷で残っています。これを持って上流の牛越の方の急瀬に入ってやろうと数百メートル歩きました。これが堪えますね、ロウトルには。
こういうところです。 新しい養殖オトリを取り出して背バリを付けて送り出します。しかし、しかし、嗚呼それなのに、このオトリ鮎、泳ぎません。沈みません。浮いてきます。何ということでしょう!!がっくり。 それでまた最初の一杯使ったオトリ鮎の出番です。
このオトリ鮎、健気にもよく泳いでくれます。10時過ぎ頃でしょうか、右岸側の瀬で掛かりました。当然敵は下流に走ります。伸されそうになります。足もとが何と言っても不安定ですから、早くは動けません。
でもありがたいことに敵は右岸側から左岸側へ自分から逃げてきました。左岸側は浅くなっています。ありがたいことです。でもまた流芯に逃げようとするので、そうはさせじと流芯の手前で引き抜きました。 まあ追星のはっきりとした追い気のある鮎の中の鮎です。
あとで計測したら24センチでした。
オトリを代えて急瀬を釣り下るのですが、後が続きません。残念です。この大鮎に大鮎が掛かってくれたら大満足なのですが。
一旦竿を畳んで下流を目指しました。久し振りに美術館紫檀岩盤のトロ場に行ってみようと。こういうところです。
いかにも大鮎が潜んでいそうな気がするのですが・・・・・・・・・・・・。しかし、追いません。鮎は居たのです。目印のすぐそばで大きい鮎がジャンプしました。馬鹿にされた感じです。この野郎、何としても掛けてやると思ってもこういう鮎は追ってきません。
手目の方がいいポイントなのですが、野鮎に自然に泳がせていたら右岸の方へ泳いでいきました。そしたら目印が変な動きをしました。よろよろしながらさらに右岸へ向かいます。これはもしかして?! そうです、掛かっていました。
右岸から少し下って川の中央に引き寄せて抜きました。11時15分頃です。
きれいな鮎ですが、追星が薄いです。よく追ったものです。これは死後計測で23.5センチくらいでした。
順調にいけば、もしかして4匹取り込んでいたかもしれませんが、それは無理な話。実釣約2時間で2匹の釣果、これなら今年の広瀬川では OK 良し としなければなりません。