一体日本の原発はどうなるのでしょうか?どこにいくのでしょうか?野田内閣になってからの原発推進としか考えられないような動きはいったいなんなんでしょうか?菅内閣の路線を踏襲するといっていませんでしたか。
前政権の菅内閣が曲がりなりにも脱原発を打ち出し、浜岡原発の運転中止を要請したりして、3月11日の教訓を少しでも生かそうという姿勢が見られたのに、全マスコミを挙げての菅叩きにあい、退陣を余儀なくされてしまいました。個人的には彼を支持していたのですが、テレビや新聞の菅内閣の倒閣運動はすさまじいものがありました。
ここにきてそういうマスコミの動きがよかったのかどうか?マイナスに作用しているとしか言えないと思いますが、マスコミの反省は見られません。まあ、今にはじまったことではないですが。
大飯原発の再稼働に向けての野田内閣のなりふりかわまない動きには開いた口がふさがりません。何が何でも再稼働ありきで、それに合わせて安全基準をつくったりして呆れ果ててしまします。
福島第一原発の反省・教訓・原因究明・検証がなされている段階での大飯原発の再稼働の推進。 今夏の電力不足が懸念されるといっても、具体的に数字を挙げて訴えているわけではない。 逆に個人や企業に節電されて、原発がなくても何とかやっていけるではないかと思われるのが恐い、それを恐れているのかとさえ思ってしまいます。そういう実例を、実績をつくられると政府として立場がなくなるという心配、不安があるのではないでしょうか。
去年の夏を、いろいろありましたが関東地方は何とか乗り切りました。原発がなくても電力の供給は何とかなるという専門家の声もあります。 まだ、4月です。真夏までは2,3か月あります。その間国民の英知を集めればいい方法が見つかると思います。そう信じたいです。
何としても原発をこれ以上止めたくない、止め続けたくないという政府、財界、とくに電力業界の思惑が我々の目に見えない裏で一致しているのでしょうね。彼らにとっては3・11の大災害は、いまとなってはどうでもいいこと、早く忘れたいこととなっているのでしょう。 津波や原発の被災者の気持ちなんてもうどうでもいいのでしょう。過去のこととなっているのでしょう。1000年に一度のことなんて、もうないだろうから、忌まわしいことなんか早く忘れて今までどおりにやっていこうということなのでしょう。
政府が責任を持つなんて言って、一見すると格好いいことをいっていますが、その政治・政権がころころ変わるから全く信用できない状況になっているのに、政府が安全性についてお墨付きを与えたから大丈夫だなんて、だれが信用するものですか。 まさにお笑い劇場です。 無責任極まりない政治が責任を持つなんてよくもいえるものです。これほど無責任なことはありません。次の政権はどうみても民主党ではありえません。さらばうそつき民主党です。去ってもらうよりほかはありません。 かといって自民党なんかはもっと御免被ります。
消費税のアップと同じく、国民の生活はどうでもいいということになるのでしょう。権力はますます強い権力になりたいということでしょう。
こんな悲しい政府を選んだのはほかならぬ我々自身です。まじかに控えている総選挙では心して投票しないといけません。
【今日の広瀬川】
上流側からみた大橋です。上は西側(右岸側)で、下は東側(左岸側)です。
下の橋は仲の瀬橋です。西道路バイパスも走っています。
これは地下鉄東西線の工事中の橋梁です。右岸から左岸側を見ています。
今週から定禅寺通りのケヤキ並木の様子をお知らせしていきたいと思っています。1週間ごとに同じアングルで撮影します。 いつになったら芽が出て葉が枝を覆うのか?楽しみです。