鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

秋の大運動会、沢田研二

2010-11-01 20:54:28 | お知らせ

 もう11月ですね。今年もあと2ヶ月でお仕舞です。みなさん、お覚悟は大丈夫ですか。何の覚悟?今年を終える覚悟にして新年を迎える覚悟。有終の美。一期一会。

 10月30日(土)、とっても寒い中地域の中学校の運動会に招待され参観してきました。何年振りでしょうか、中学生の運動会は。この中学校の運動会は、運動会とはいわずに”スポーツフェスティバル”といいます。プログラムに曰く、「一瞬一秒の戦い あつくなれ 戦士たち」

 10時から別の仕事があったので、見てきたのは3種目だけでしたが面白かったです。全てクラス対抗の競技でしたが、1年生は「背渡りダービー」、2年生は「長縄跳び」、3年生は「天下分け目の合戦(騎馬戦)」。種目名から大体想像はつくかもしれませんが、「背渡りダービー」はご存知ですか?水戸黄門?の黄門様と助さん格さんの3人組を想像してください。クラスの仲間がグランドに両手両足(膝)をついて、鞍馬の馬みたいに一列に並びます。その仲間の背中を黄門様が渡るのですが、それを左右から助さんと格さんが助けます。渡った後の馬は更に先の馬の先に付きます。一往復するような形の後、3人がゴール目指して走るという種目です。

 「長縄跳び」はその名のとおり、クラス全員が限られた時間内に何回跳べたか、その回数を競うものです。連続しなくても構いません。回数を数える人が付いています。

 「騎馬戦」は男女ともに4人で一つの馬をつくり、お互いに入り乱れて?兜を取る競技で、女子も奮闘していました。

 そうそう「炬火」といって手製の聖火リレーと点火式もあり、寒さのために点火された炬火がとっても”恋しい炎”に思われました。

 以上は中学生の本当の運動会。以下は”ステージ上の運動会”の様子です。久し振りです、我らがジュリー、沢田研二、ライブに行って来ました。10月31日(日)午後5時から7時まで。イズミティ21大ホール。本来ですと、日曜日の夜は”合唱”の練習日ですので、公演とかには行けないのですが、今回は運良く?31日の練習が11月2日(火)に変更となったために行くことができました。満員の大ホール、全席指定@7,000円、安くはないですよね、でも満席。

 そうなのですよね、10月3日の”せんくらのフィナーレコンサート”での仙フィルとの公演では、攻守所を変えて、我々がステージ上で、たくさんの観客を前にして、95点の「歓喜の歌」を歌い、会場を感動と興奮の坩堝にしたのです。我々も大きな感動を貰ったわけですが、もうあれから1ヶ月も経ったのですね。早いものです、月日の流れ。

           

 沢田研二 2010ライブ 「秋の大運動会・涙色の空」に行って来ました。ジュリーは今62歳。お腹も出ています。そのためかシャツもダブダブなシャツ。ズボンにはベルトしていなかったような。でも、いいのです、それで。われらの希望の星、沢田研二は元気に歌い続けてくれればそれでいいのです。昔みたいに細くなれとはいいません。太くてもいいのです。ステージを駆け回り、歌い続けてさえいれば。

 なぜ「大運動会」なのか?それはステージを端から端まで駆け回るからです。走り回るから、運動会なのです。走り回るだけではなく、両腕もくるくる回したり、突き上げたり。ほぼ2時間、運動の時間といっても過言ではないでしょう。元気に動き回れる間は歌い続けたいと言っています。50歳のときは60歳までを目指し、60過ぎた今は70歳を目標に歌い続けたいとのこと。無条件に受け入れます、支持します。

 観客の圧倒的な多数は女性です。母と娘のカップルも多かった。ほぼ同年輩の男女。でも私の隣に座った男性は70歳前後ではないかと思いました。私の席は26列の24番。かなり上の方の席で、ほぼ中央に位置します。すぐ前には音響や照明の機械が並び、3人が黙々と仕事をしていました。A4版の紙に歌詞が書かれていて、そこにいろんな数字が書き込まれています。どこに来たら、どうするか番号や記号で書かれているのですね。照明は効果を出すためには必須です。

 演奏メンバーはギターが二人、キーボード、ドラムと計4人。ドラムは女性でした。ギターは上手でしたね。そして主人公、沢田研二。本当にいい声をしています。ハリがあります。よく響きます(マイクも高性能なのでしょが)。高音部もよくとおります。

 途中から気がついたのですが、彼はほとんど常に膝を少し曲げています。動き回るためでもあるのでしょうが、両膝を少し曲げて、腰も少し引く感じで、マイクは大体左手に持って歌います。そうなのです、この姿勢は高音部を出すためには理に叶った姿勢ではないですか。さすが長年のプロ歌手です。ベートーベンの交響曲第九番第4楽章「合唱」の練習のとき、発声練習の先生は高音を出すときは膝を曲げるようにしてとよく言っていました。直立不動では高い音は出ないのです。硬直した身体ではいい声は出ない。ジュリーの歌う姿勢を見ていてそう思ったのですが、考えすぎでしょうか。

 最初の曲から会場の三分の二くらいは総立ち。23列以降はほとんど立つ人がいなかったのでよかったです。前の人に立たれたらこちらも立たないと見えません。2時間立ちっ放しは御免です。いわゆる昔流行った歌はあまり多くなかった(5曲くらい?)、彼の作詞した歌も結構あるのですね。照明の人の歌詞カードを見ると作詞と作曲の人が分かります。懐メロで歌い続けるのではなく、常に新しい歌にも挑戦していきたいとは何年か前のコンサートの時に言っていました。

 そして、変わらないなあと思ったのが1曲ごとに歌った後のお辞儀とお礼の言葉です。深々と80度近くも腰を曲げますが、その時に必ず3方向に向かってお礼の言葉を言います。

    ありがとう

    サンキュウ

    ありがとうね

 こういう感謝の言葉はいつでもすぐ出てくるようにしたいものです。

 ということで、長々と書いてきましたが、読んでいただきましてありがとうございます。

コメント (2)
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