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2014年8月6日、子供が生まれました!

V60 購入後の感想

2013-08-12 22:20:38 | クルマ
6月上旬に納車されたV60。2ヶ月で1500kmほど走った感想です。
その前にV60の基本的なスペックを紹介。
全長×全幅×全高は4630×1845×1480mm。ホイールベース2775mm。重量1560kg。
エンジンは1600ccの直4ターボで最高出力180ps(5700rpm)最大トルク24.5kgm/(1600~5000rpm)圧縮比は10.0。燃費はJC08モード13.6km/L。
トランスミッションはデュアルクラッチ式(DCTと略します)の6速AT。

まずは外観デザイン。
けっこうカッコイイと思いますが、全幅が1845mmもあるように見えないのはなぜでしょう?全高が高いからかな?でもBMW3シリーズツーリングが全高1460mmでそんなに違わないのに、3シリーズの方がワイドに見えるのはデザイン的なものだと思います。(幅はV60の方が45mm広い)もっとワイドに見えるデザインなら最高だったでしょうに、そこだけが残念。
サイドから見るとルーフのライン、サイドウインドウのラインなど、けっこう流麗なのになぁ。

走らせると、良くも悪くも、普通です。
足は特別柔らかくも硬くもない感じ。旧XC70に比べればかなり硬いですが、これは比較対象が間違っていますね。E90の3シリーズよりわずかに柔らかい、といったところでしょうか。特に足の動きが渋いとは感じませんが、1万kmくらい乗ると変化がある可能性もありますね。
コーナーリングも、足の硬さに準じる感覚で、ロールはわりと少なめ。レスポンスも鋭すぎず遅すぎない、素直な感覚なので、違和感はありません。
ロードノイズの遮断はなかなか高レベルのような気がします。

エンジンの方は、カタログスペックに偽り無しという感じ。1600rpmから24.5kgmのトルクが出ているので、町乗りでパワー不足は感じません。
フル加速の性能も、0-100km/h加速が8秒台後半なので特別遅くはないです。回転の上昇で速度を上げるタイプではなく、ターボのトルクでググっと加速するタイプですね。
難点を挙げるなら、ゆったり流している時は気にならないエンジン音も、半分くらい踏み込んだ時にけっこう室内に侵入してくるし、その音質は良いものではないということですかね。そこを超えて全開にすると、元気いいね、と私は感じましたが、これは個人差がありそう。

エンジンと共に仕事をするトランスミッションは6速。流行にのっかるなら8速くらい欲しいところですが、これも特に問題はないかと思います。
そして伝達機構のDCTですが、これはちょっと問題アリ。スタート時、上手くアクセルを踏まないとガクンと発進する傾向があります。
また、右折待ちをしていて、行ける間隔があるのでちょっと多めにアクセルを踏んで発進する・・・ということをやると、駆動輪がキュキュキュッ!とホイルスピンしつつ発進します。ガバっと踏んではないにも関わらず起こるので、最初は戸惑うんじゃないかと思います。
他にも渋滞時、止まる寸前に前が進んだので、こちらもアクセルを踏む、というパターンの時もガクンと発進しがち。
少しは慣れましたが、油断したり怠けたアクセルの踏み方をすると容赦なくこの症状は出るので、ひたすらスムースに走らせるには繊細なアクセル操作が要求されます。
こういう特性ですから路面が凍結した時なんかは神経使いそうで嫌ですねぇ。
ちなみにマニュアル操作時のレスポンスは、電光石火!ということはありませんが、遅くもありません。
パドルは装備しておらず、シフトレバーでの操作になります。押してアップ、引いてダウン。シフトダウンはガクつき一切無しで、けっこうレスポンス良くやってくれます。ブリッピングしている感覚はありませんが、しなきゃあの速度ではシフトダウンできないと思える速度なので、吹かしてすぐ繋ぐ、という動作をしているのでしょうか?

低速時のDCTのマナーだけが気になりますが、他は平均点をやや上回るデキかと思います。
旧XC70ほどではないですが、ドライバーを急かさない性格がポイントかと。XC70に比べれば足回りは硬めだし、DCTのレスポンスやダイレクト感もトルクコンバーターより上なのでスポーティーに走らせても気持ちいいのですが、ゆったり流す走らせ方の方がV60の良さが出るような気がします。
コメント
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