笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

恵方巻き

2006年02月04日 10時18分07秒 | Weblog
笛をはじめて978日目。
 昨夜は節分、夫婦二人だけの我が家では節分の行事はあまりない。従って、遅い夕食後いつものように笛を持った。来週水曜日は稽古なので、それまでしっかりと稽古しておきたいと、すこし頑張った。

 朝出掛けるとき、「今晩はお寿司にする?」といったので、てっきりそのつもりだと思って帰ると、「何も返事しなかったので、ラーメンにした」とのこと。新横浜ラーメン博物館から取り寄せた、全国のおいしいラーメンセットがまだ残っていたのでそれにするとのこと。お腹は昼からずっとお寿司で準備していたので少しがっかりしたというと、それじゃあ買いに行こうということになって、近くのスーパーまで車を走らせた。
 すると、お寿司コーナーには、話題の「恵方巻き」の巻きずしばかり、しかも8時過ぎに出掛けたので全て半額になっていた。ラッキーと思いながら、一番太いのと細いのと二本買った。でも、その時間でも、そのスーパーのお寿司コーナーにはまだまだ沢山の巻きずしが山のように残っていた。

 元々は関西方面の風習らしく、コンビニが話題として取り上げて全国に広まったらしい。確かに我々の小さい頃、静岡ではそんな風習は無かった。スーパーに残っているということも、まだまだ根付いていないという証拠だと思った。
 地域それぞれの風習を広めることは良いことかもしれないが、その地域地域に残っている、いわゆる独自固有の長所を伝えるということは難しいのかもしれない。新しもの好きな日本人だから、何でも流行らせればいいやなどという、一部の商魂たくましい業界のたくらみに、今の時代そう安々ととは乗らなくなったということでしょうか?
 といっても、私はまんまと昨夜は巻きずしを買ってしまった。

 節分といえば、各家庭で豆をまいて、その後子供達はお菓子をもらった。高学年になると、今度はお菓子もらいに近所の家を回ったものでした。最近では、夜出回ると危ない、風をひくなどという父兄が多く、そのような風習も消えつつあります。少し残念な思いですね。