笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

良いお年を

2007年12月31日 19時13分23秒 | Weblog
笛をはじめて1770日目。

夕方、昨年に引き続き、地元割烹料理屋さんの「七海」さんから、おせち料理のお裾分けを頂戴しました。夕食で、家族揃っておいしく頂きました。ごちそうさまでした。

 振り返ると「どんな一年なんだったんだろう」と思うほど、激しく変化があったわけでなく、またこれと言ってすご~くうれしかった事があったわけでも無く、何となく過ぎてしまった一年でした。辛く厳しかった事が多い一年でもありました。
 来年は、大きな変化が無くとも、元気で明るく笑って過ごせる一年にしたいなと思います。

 笛の方も、できたら9月に「ちい禰里」の時にデビューできるように、そして地元の祭りでは一日中笛が吹けるようになりたいと思います。
 今年も、笛を吹いているが故に多くの出会いもありました。沢山の「ねりきち」達とのつながりも広がりました。多くの皆様が幸せでありますように、そして来年もお天気に恵まれた良いお祭りができますように。

 来年も宜しくお願いいたします。皆様良いお年を!

レーザープリンタ

2007年12月13日 15時07分06秒 | Weblog
笛をはじめて1752日目。

 今週末からのイベント準備の為に忙しい。昨夜も、8時過ぎまで店で色々と準備をしていいて、水曜日なので稽古があると思い、遅刻だけどとりあえず顔を出さなくてはと稽古場に向かった。ところが、真っ暗で駐車場に車もない。今月は稽古は一回休みで、残りの一回も新年早々の出演の為の稽古と言っていたので、子供達も来たので早く終わったのでは?と思いながらも、携帯のメールを確認すると、なんとお休みの日でした。何を勘違いしたのか、朝から「今日は稽古日」とばかり思っていたので、全く何を考えていたのやら・・・・。

 最近つかれていたので、昨夜は10時過ぎに寝ました。今日は少し体が楽です。

12月は一番のかき入れ時であり、一番忙しい月です。チラシ、DM等の販促もいつもより沢山打つし、今年は週末のイベントもあり準備に追われています。
 そんな中、ダイレクトメールの宛名印刷に、今までは顧客名簿が古いMS-DOS機に入っているので、そのパソコンをつかってドットプリンターで印刷をしていました。しかしながら、お客様へお渡しする伝票も手書きからプリントアウトするものに移行もしたいと思っていたし、レーザープリンタを買おうと思いました。
 宛名のタックシールはドットプリンタは連続紙で印刷するので、一度印刷が始まれば勝手に印刷してくれるので楽でした。反面、レーザープリンタはA4の紙に印刷することになり、少々手間ではと思っていました。
 ところが、いざレーザープリンタを購入し、タックシールの印刷をしたところ、これが早い早い。A4のタックシールの紙を沢山入れておけば、全く問題ないし、ドットプリンタの事を思えばスピードも10倍以上(ただの感ですが)早いから、全くストレスもない。考えて見れば、ドットプリンターはやがて20年選手。それを考えただけでも早くなると言うことは分かり切っているけど、まさかこんなにも違うなんて・・・。
 宛名印刷のタクシールも2000件強になりますが、アッと言う間に終わってしまったので驚きでした。

 納品書も12月からプリントアウトに移行し始めましたので、合わせて顧客管理も楽になります。どうしても怠りがちな、新規のお客様の登録などこれからはスムーズにできそうです。

 ちなみに、価格ドット・コムで色々と比較対象しながら、キヤノン製のA4レーザープリンタの一番安いものを買いました。1万5千円ちょっとでした。これだけ早くてきれいに印刷できるので、次はA3対応のカラーレーザープリンタを欲しいのですが、来れになると完全に5万円オーバーなので、もうしばらく考えます。
 その前に、デジカメの液晶が壊れてしまったので、お正月までに買い換えたいと思います。色々と出費がかさみます。トホホ!

刺し子袢纏

2007年12月09日 10時30分20秒 | Weblog
笛を初めて1748日目。

 なかなか更新できないでいますが、元気です。兎に角あれやこれやで忙しいです。コメントもご返事をせず、非礼をお許し下さい。
 12月は一年で一番のかき入れ時、11月はその為のチラシ作りや色々な準備。また12月は、今週末から大きなイベントの予定もあり、その準備等で毎日忙しくしています。
 夜家に帰っては、食事のあと笛を持って、その後ごろんと横になって少し寝ては、その後パソコンを開いて夜中までデータを作ったりの作業が毎晩続きました。妻は、「笛を止めて、先にパソコンを開けば早く寝られるのに」と言いましたが、たとえ5分でも10時まで時間があれば、笛をもちました。毎日続けることが大切なんですよね。

 稽古にいったら、「まだまだ稽古が足らん」と叱られそうですが、ぼちぼち焦らずゆっくりとやって行きます。暇になって時間ができるようになったら、遅れを取り戻すように稽古時間をしっかりと取りたいと思います。

 先日同級生がお母さんと買い物によってくれました。その時にお祭りの話が出たのですが、3年ほど前に住む地区のお祭りの袢纏をあるお店で新調されたそうです。注文の時に袢纏の生地が三種類あるので、希望の生地を選んでそれで染めてくれるのだとか?随分と丁寧で親切なお店です。

 って思ってしまうかも知れませんが、それは大きな間違い。祭り袢纏の生地がなぜ三種類もあるのでしょう。しかも「こだわりの藍染め」らしい。「藍染め」なら、木綿の平織りの生地一種類に決まっている。勿論、三種類という、「平織り」「紬」「刺し子」でも藍染めはできるでしょう。でも、藍染めにこだわるなら「木綿の平織り」しかありません。

 「紬」の生地は、「畝(うね)」があるのが特徴ですが、畝つまり生地がでこぼこしているが故、大切に着ないと畝の部分がすれてきます。生地も弱くなります。また藍染め独特の染め方にも本来なら支障もきたします。その辺のくわしくはまたご紹介しますが・・・。
 「刺し子」はまさに消防団の袢纏に象徴される、火から身を守るための重要な素材です。いくら刺し子の糸を細くしても重たい、また細かな柄が表現できない等のデメリットがあります。祭り袢纏としては、とても重くて、しかも暑くて着ていれられません。それを知らないで飛びついたものだから、一年で買い換えたと言う話はよく聞きます。
 写真は、私の手元にある地元自主防災隊の刺し子袢纏。勿論有事の時や、冬の防災訓練の時にしか着ません。一度でも袖を通した事がある人なら、祭りの時にこのような「刺し子」を着ようとは思わないはず。売っているお店の人も、消防団の刺し子に袖を通した事のない人なので、その辺は解らないのでしょうね。

 色々な情報があり、肝心のお買い物よりお祭りの話の方がずっと長くなり、同級生の彼女も色々と勉強になったと言って帰って行きました。「それじゃあ、来年になったらお祭りの袢纏作ってくれる」と言われましたが、一つの町内で色々と取り扱いしているお店があるとトラブルの元だから、申し訳無いけど私の所では作らない。その替わり解らないことがあれば何でも相談にのるから遊びに寄ってと伝えました。私の地元の町内の様に、統一性の無い袢纏だらけにならないようにするためにも。

 長年続けてきた自主防災隊も来年の春で終わりです。これと言った活動はないにせよ、やれやれです。