笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

不幸中の幸い

2008年01月31日 09時41分37秒 | Weblog
笛をはじめて1703日目。

 昨夜も夕食後笛を持った。そろそろ祭りの準備の声も聞こえはじめ、春に向かって少しペースアップです。でも、春のお祭りで私が笛を吹くことは無いんですがね。

 昨日午後二時過ぎ、遠縁にあたるお宅でご不幸があったので、お香典を届けに行った母親が慌てて帰ってきた。「何事か」と思ったら、「トラックに引っかけられた」とのこと。

 自転車で道路を横断していた母親の後方を、大型トラックが自転車を引っかけたとのこと。自転車はめちゃめちゃに壊れ、着ていたコートは数カ所がひき裂かれており、襟の内側にはアスファルトで擦ったと思われる激しい擦り後が残っていた、
 幸いにもたいしたけがは無く、ホッと胸をなで下ろした。相手は地元に営業所のある大手運送会社のトラック。すぐに会社の人が来たようで、警察が来るまでと一端家まで送ってくれたそうだ。
その後、再び訪れけがが心配なのでと、市立病院まで連れていってくれた。
 本人は、自転車のハンドル部分にでもぶつけたのか、胸の部分が少し赤くなっていて痛いといっていたが、検査をしてもらってもその他は大事に至って無いとの事だった。

 病院帰りに警察に寄り、調書を取ったとのこと。警察では、「あなたの方が優先道路では無いので、一旦停止をしなくては」と言われたそうだが、運転免許の無い母親は、「私はそんなこと言われても、わからない」と答えたそうだ。大型のトラックと自転車では、飛び出していったならともかく、後ろを引っかけられているのではあれば、明らかにトラックの運転手の前方不注意と思われるが、あまりトラックの運転手も責められない。

 以前、運転免許のある人と無い人とでは、「スピード感が違う」と聞いたことがある。
免許のある人は、車が横から近づいてくると、「あのスピードなら、今横切っても大丈夫だ」という判断を的確に出来るが、免許の無い自動車を運転しない人は、そのスピード感が解らずに飛び出すものだから事故になるとのいうこと。だから、小さな子供等は飛び出し事故が多いとのこと。

 今朝もすでに仕事で動き回っているし、体も大丈夫の様子。まずは、大事にならずに一安心。

独特のステップ

2008年01月28日 12時25分51秒 | Weblog
笛をはじめて1700日目。キリ番です。でもこれと言って良いことがあるわけではありませんが・・・。
 昨夜も、夕食後一時間ほど笛を持った。新年会では、指導員の兄弟子と話をして、2月の中旬に稽古を付けていただく段取りとなった。「やたらと指を動かさないことを注意して吹け」と言われました。

 新年会でのT中氏のお話が頭に残り、色々と考えてみた。私の地元は決して祢里の曳き方がどこも上手くない。それは、横須賀の人たちのようにしっかりと「ステップ」を踏んで祢里を曳けてないからといえる。
 二年前、地元の組が神社での奉納当番がまわってきたとき、お祭りのかなり前から稽古を積んで当日を迎えた。その稽古も仕上げという段階になって囃子方の青年衆がどうもこのステップを踏めないでいる。だから当然囃子方としても見た目も良くない。当時はT中氏のお話の事など知るよしも無かったから、「こうして足を運ぶんだ」とこっちとしても何とかおしえるものの、上手く伝わらない。最後は「何でこんな事ができんだなあ」で終わってしまう。

 お陰様で遠州横須賀で祢里を曳かせていただいて今年で9年になる。まだまだ「横須賀っ子」の足下にも及ばないものの、それなりに「祭りの思い」はだいぶ感じ取って来たつもりです。従って、祢里を曳くときも何も考えずにステップを踏むことが出来る。

 地元の中学生など、馬鹿囃子などの二拍子のアップテンポは一応はついていける。なぜなら二拍子で、よくコンサートなどで見かける「縦揺れ」の二拍子になってはいるが、なんとかお囃子にあっている。でも本来のステップじゃないけどね。
 でも「大間」などでは当然調子よくステップを踏めないから、だらだらと歩くだけになってしまう。中学生専用の祢里がありながらそういえば今まで誰も指導していない。我々の頃は見よう見まねでやったものの、今での子供達は我々の時代と比べあまり関心がないから、当然見よう見まねって事もない。むしろ真似るべきお手本も無いのかもしれない。

 太鼓や手古舞はしっかりと習うけど、祢里の曳き方までは教えてないから、やっぱり少しずつ指導していかなくちゃいけないと感じます。

新年会

2008年01月27日 18時39分54秒 | Weblog
笛をはじめて1699日目。
 
 昨夜は、三社祭礼囃子保存会の新年会があり出席してきました。
名誉顧問の戸塚掛川市長をはじめご来賓の皆様、また横須賀13町の総代様のご臨席のもと、にぎやかに開催されました。冒頭、お亡くなりになられた2名の会員の為に、全員で黙祷を捧げました。
 宴会は、例年通り途中の座敷囃子もあり、締めはいつものように、「シャンシャンシャン、シャシャシャンシャン」の手締めでなごやかなうちにお開きとなりました。

 宴会中、特別会員のT中氏よりお話がありました。T中氏は、遠州横須賀の祭りが「江戸天下祭」の様式を忠実に再現されていることにいち早く着目され、今日の三熊野神社大祭をメジャーに押し上げた立役者のお一人です。
 先日、東京・神田倶楽部に新年会に出席されたようで、昨年の江戸天下祭りの際に、雨降りの中祭りを盛り上げてくれた遠州横須賀の皆さんに、関係者一同が敬意を表していた等の報告がありました。今年三熊野神社大祭には、各方面から総勢でバス5台ほどの見学者がある等のお話もありました。

 興味深かったお話は、現在の各地のお祭りで、「独特のステップ」を踏んで祭りをしているのは、東京の御輿と青森ねぶた祭りの「ハネト」、そして遠州横須賀の三カ所しかないというお話でした。そのお祭り独特のステップがあるということが大変重要だということ、しかもそのステップで無ければ祭りができないということが他に例を見ないとのこと。
 確かに、江戸の御輿はどれもリズミカルなステップを踏んでみんなで担いでいる。ねぶたのハネトは、「らっせーらー」のかけ声で独特なステップで飛び跳ねている。
 祢里を曳くときだって、勿論誰もが体を揺すりながら独特のステップを踏んでいる。2輪の祢里ならではだし、同じ2輪であっても、森や掛川の祭りではそのようなステップはない。

 今まで全然気がつかなかったけど、すごく重要な事であり、やはり他とは違うと確信した。

健康な体

2008年01月26日 12時04分08秒 | Weblog
笛をはじめて1698日目。

 毎日寒いけど、頑張って笛を持っています。昨夜も一時間ほど持ちました。痛かった手も気がつけば、痛みもそれほど感じなくなったし、一安心です。
 今晩は、保存会の新年会なので、指導員の兄弟子に相談して、稽古の日程を決めていただくようにお願いしたいと思います。何せ、一生懸命やってこれで良しと思って毎日稽古していたことが、「そこはちょっと違う」でまた元に戻ってしまうので、なんとか次ぎに進めるように、稽古をつけてもらわないとね。

 昨日、メーカーの営業が今年初めて屋ってきた。いつもなら正月明けには顔を出すのに、今年は来ないから発注の祭に会社に訪ねると、年末から入院したとのこと。28日入院治療して、一昨日退院出来たので、復帰したとのことでした。
 私より一つ年上。急に太りはじめ、足が異常にむくんでしまったので、年末に病院へ行ったところ即入院となってしまったそうです。腎臓が弱り体中に水が溜まってしまったのが原因だったようです。その為、点滴・薬での療養のみで完治はしたそうです。一番の原因はアルコールだとか。毎晩結構な量を飲んでいたそうです。
 そういえば、以前から顔はドス黒かったし、時には話をしていても息が臭いときもありました。そのころから徐々に異常はあったのでしょうね。

 昨年の春には、やはり同い年の営業マンが糖尿病で入院した。話を聞けば、出張で食事が偏っていたり、生野菜をほとんど取らなかったそうだ。しかも、缶コーヒーは一日に4~5本とか。

 日頃の不摂生が、40を超えると色々と蓄積され、身体の異常を訴えるようになるんだろうね。
とても人ごととは思えない。私も気を付けなければ!

着物でお出掛け

2008年01月22日 10時59分32秒 | Weblog
笛をはじめて1694日目。
 次回の稽古日が未定のままだけど、時間があれば毎日笛を持っています。この時期新年会とかもあり、なかなかしっかりと稽古出来ないときもありますし、なんか気持ちも抜けてしまったところもあるし・・・。それでも、毎日吹いていると、この寒い時期でも音はしっかり出るし、課題の部分もクリアできています。ここ数日は、ちょっと予習も含めて、色々とチャレンジもしていて、少し楽しみながらも吹いています。

 悲しみの中、先日の13日(日)に、青年会議所の後輩であり、地元タウン誌「遠州ナビ」の編集長でもある、○下君の結婚披露パーティがあったので出席してきました。
 青年会議所の主催と言うことで、県内各地より今年彼と同期の理事長やら、またお付き合いの広い彼ですので、大勢のお客様で大変和やかな、良いパーティが開催されました。

 せっかくの機会でもありますし、昨年のお正月に一度しか袖を通していなかったので、着物を着ていくことにしました。着物を着ると、お祭りの袢纏を着て帯をびしっと締めるのと同じように、帯を締めるので背筋も伸びるし、何より何枚も着重ねるので寒くないなどの利点があります。
 ただ、飲食は色々と気を遣うし、何よりやたらと動き回るの不便に思うので、じっとしていなくてはいけない等の欠点はありますが、それはそれで着物を着たときの立ち振る舞いとでも言いましょうか、どっしりと構えていると言うことも着物ならではと思います。
 従って当日もあまり動き回らす、私の元へ話に寄ってくれて方とのみ話をしていましたので、みんなと話が出来ず少々残念ではありました。

 パーティの途中で、突然連絡も無くスピーチを振られてしまったのです少々焦りましたが、それでも最近出席している結婚式でいつも話す事を、いつもの用にお話させていただきました。
 ただ、関連して一言付け加えさせていただきました。
 「富士山はなぜ高いのか?」 それは・・・・、




 「すそ野が広いから」。つまり、高い山だからこそすそ野が広いわけで、すそ野が広いから高い山になるわけです。優秀な人物は、人付き合いも多くなります。人付き合いも多くなるから優秀な人物になるわけです。どんなことでも同じ事だと思います。

 この話も勿論、人のお話を聞いてのことですが・・・・。

悲しい成人の日

2008年01月15日 17時18分33秒 | Weblog
笛をはじめて1687日目。

 昨日1月14日は成人の日で祝日でした。ところが、自治主催の成人式はほとんどが前日の日曜日に行われたとのこと。何の為の成人の日って思ってしまう。

 今から11年前の1997年1月15日の成人の日は水曜日でした。当時は祝日の改正前でしたので水曜日でした。どうして詳しく曜日まで覚えていたかと言うと、私の結婚披露宴の日だったからです。寒い日でしたが、快晴の穏やかな日でした。結婚式は地元の神社で元日に挙げてあり、入籍も済ませておりましたので、当日は会費制の披露宴を行いました。

 今年の成人の日は、昨日14日でした。とっても悲しい成人の日となってしまいました。
兄弟子であり、また私の地元に婿に来て消防団活動も一緒にやった、K君の告別式でした。まだまだ旅立つには若い46歳です。
 師匠の甥にもあたり、現在の我々の笛の会の創設当時からの一員でもあり、まさに会の中心人物でありました。笛は勿論、太鼓を叩いても、また味のある手古舞は昨年の「タイ公演」でも絶賛でした。その彼が、突然の病魔に襲われ、あっと言う間に天国へと旅立ってしまいました。
 勿論我々にも、家族にすら何の言葉もなしにです。本当に残念です。

 1月4日の朝、突然頭が痛いと言うことで救急車を呼び、病院に搬送されました。くも膜下出血であり、何とか一命を取り留めたものの、翌日連絡がありお見舞いに伺った時には、すでに自分の意思表示が出来る状態でなく、人工呼吸器により生命を維持しているという状態でした。
 それから10日。家族や友人、みんなの励ましに応えながら頑張りましたが、14日の早朝に息を引き取ったと連絡がありました。
 お通夜、出棺、告別式と大勢の人に見送られての旅立ちでしたが、一番悔しい思いをしているのはK君本人だったと思います。私も、残念ですし悔しくてたまりません。今はただ、ご冥福を祈るばかりです。

4年目に突入です!

2008年01月12日 14時24分22秒 | Weblog
笛をはじめて1684日目。
 昨夜は帰宅が遅かったので、夕食後少ししか稽古が出来なかった。屋台下の曲を頭から一通り吹いて、課題の部分を繰り返し吹いた。時間がとれないので稽古不足です。

 05年1月11日からスタートしたこのブログも、早4年目に突入です。毎日更新出来ているわけでもなく、話題も偏った内容のつまらないブログですが、笛の上達の記録になればと思い書いています。いつの日か一人前の笛吹と言われる日がくるまで。

 明日は青年会議所の後輩、地元では有名なタウン誌「遠州ナビ」の編集長○下君の結婚披露パーティがあるとのことで、連絡を頂きましたので出席の予定です。直接彼とは青年会議所時代は接点がありませんでしたが、それでも最近はちょくちょく顔を合わせることもあり、せっかくのお誘いでもあるしお祝い事なので、出席するようにしました。

 但し、ちょっと気がかりなのがお天気。晴れならば一年ぶりに着物で行こうと思っているのですが・・・。着物もせっかく作っても、年に一度袖を通すだけじゃもったいないし、寒い冬は着物も結構暖かいし丁度良いのですが。何とか明日は良い日になりそうですが、どうなんでしょう?

メーカーズシャツ鎌倉

2008年01月11日 12時05分06秒 | Weblog
笛をはじめて1683日目。
 昨日は、定例の勉強会があったので、東京に出掛けておりました。帰宅後、10時ちょっとまわっていましたが、少しだけ笛を持つことが出来ました。

 朝、新幹線のホームで偶然「REDMOON」さんとお会いして、東京までずっと話をしながらの楽しい道中でした。REDMOONさんも埼玉まで出張とのこと、笛のはなしからお祭りのことなど、話の花が咲きました。
 新年第一回目と言うこともあり、終了後は新年会と思っていましたが、いつものメンバーがほとんど欠席で、昨日は参加を検討されているという新しい方が大勢いらしたのですが、結局そのまま流れ解散となってしまいました。
 時間が出来たので、一人で近くの丸ビル&新丸ビルをぶらぶらとしました。昨年から「アーガイル柄」のセーターを探していたのでお店を見て回りましたが、知らない高級ブランドばかりで、セーターを見つける事すら出来ませんでした。

 そんな中で、丸ビルの地下1階に、「メーカーズシャツ鎌倉」があったので、ちょっと寄って買い物をしてきました。これまた偶然にも、勉強会でモデルケースとして紹介されたお店でした。1993年鎌倉で創業、コンビニの二階の13坪のお店でスタートが、今や関東を中心に15店舗2003年には年商13億円と素晴らしい業績を上げています。
 上質のシャツを自社製造し4,900円均一という特徴のお店で、私も以前横浜のランドマークのお店で購入したことがあります。確かに上質の生地と着やすさは抜群です。

 勉強会でのモデルケースのお話は、創業当時鎌倉とはいえ、コンビニの二階で立地も悪く、集客に苦戦が続いたようです。そこで社長のとった戦略は、雑誌社や新聞社に店舗の紹介や写真等を送ったそうです。結果、たまたま「鎌倉」を特集していた雑誌Hanakoに掲載され、その日を境に爆発的にお客様を集めるお店になったとか。そこで、あなたのお店も、地元の雑誌社や新聞社等のメディアにPRしたらどうでしょうというお話でした。

 確かに良いシャツのですが、私は首周りが太いので(勿論、首だけじゃ無いですが・・・)、サイズを首周りで合わせると、身頃がダブダブになってしまい、夏場は着れないでいました。定員の方にそのことをお話しすると、最近はサイズの見直しを行い以前よりも随分とシャープになったと言いました。若干袖は長いかなと思うものの、身頃がダブダブで無ければと、2着買ってしまいました。サイズが良ければ、これからも愛用していきたいと思います。

静岡で4本

2008年01月09日 18時53分11秒 | Weblog
笛をはじめて1681日目。
 昨夜も夕食後、10時まで笛を持った。次の稽古までしばらく間が空きそうです。

本日第二水曜日は定例稽古日ですが、1月は新年会まで例年通り稽古がありません。但し、ボランティア出演が、今月、来月と立て続けにありますので、その稽古が途中であります。但し、出演の稽古の場合は、出演のリハーサルが主なので、私が笛を吹ける機会は全くありません。「囃子方」として、しっかり声を出すだけです。

 「静岡で4本」だそうです。

年末ジャンボの一等当選口数。残念ながら私は宝くじ買いそびれてしまったので、今回は縁がありません。但し、きっと次回は縁があると思います。そんな気がします。

福袋

2008年01月08日 19時01分15秒 | Weblog
笛をはじめて1680日目。
 最近は、早く帰宅するので、夕食後もしっかりと笛を持てる時間がある。昨夜もきっちり(?)一時間笛を持った。屋台下の曲を繰り返し、繰り返し。高い音もしっかりと出てくるし、後は指の動きをしっかりすること。頑張らねば。

 当店でも今年は4日から初売りで、福袋セールを実施しました。テレビでやっているような行列や、お客様が商品の取り合いなんてことは勿論無いものの、まずまずの成績でした。
 先ほど、佐川急便のドライバーと話をしたのですが、ちょっと前までだったら、正月は荷物もないし、配達もすぐに終わってしまって、後は事務所でぶらぶらしていたようですが、ここ数年ネットでの福袋の発注から、正月三が日は、時間指定の上で個人向け宅配がかなりあり、忙しいとのこと。
 色々な意味で、「福袋」が商売のポイントとなっています。

 但し、私は福袋を買わない主義。だって、まず中身のわからないものを買うのはいやだから。そして、いくらやすくても余分ものはいらないから。

 勿論当店の福袋は、中身をしっかり表示しているし、今のこの時期ぴったりの商品ばかり、さらにお値打ちな商品券までばっちりついていますから、とってもお買い得です。