笛吹奮闘記

遠州に春を告げる「三熊野神社大祭」。祭りを彩るお囃子は、静岡県無形文化財「三社祭礼囃子」。四十を過ぎた男の笛吹挑戦記!

笛が入荷しました

2007年07月31日 15時14分33秒 | Weblog
笛をはじめて1519日目。

 稽古まで少し日が空いているので、最近少々さぼり気味。気持ちも乗っていません。これではいけないのですが・・・・。
 昨夜も、夜配達があったので出掛け、その足で知り合いと会ったので、ついつい長居をしてしまい、結局稽古ができませんでした。唯一、夕方兄弟子が店に寄ってくれたので、そのときちょっと吹いた程度でした。

 その兄弟子が、新しい笛ができたということで持って来てくれました。これから10月の祭りシーズンに向けて、お店で売れるなら売って欲しいとのことで預かりました。まだ2~3本仕上げればあるので、出来次第またもって来てくれるとのことでした。
 早速、展示用の飾り棚を作らなくてはと思います。

 私の笛もこの兄弟子の作です。音もスコーンと抜けますすし、難しい高い音も比較的出やすく良い笛と思います。最初から良い笛に当たると言うことは、大変ラッキーな事ではありますが、逆を言えばそれなりの組織に所属していれば、やはり兄弟子達が心配してくれてそれなりに良い笛に音繰り会えますが、そうでないたとえばちょっとかじりの笛の会や、一人で稽古しているなんて人は、早々良い笛に巡り会えません。
 笛が欲しいと思ってどこに行くかといえば、当然近隣の祭り用品屋さんに行くようで、決してそのようなところに良い笛はありません。なぜなら、誰が持つか解らないわけですから、当然笛を作った人も良い笛は知り合いに回すわけで、そこそこの笛のみ店頭に並ぶと言うわけです。

 今回預かった笛も、正直「うちの会では、ちょっと高すぎると言われるかも知れない」と兄弟子が言ってましたが、完璧ないわゆる傑作では残念ながらありません。しかしながら、普通に笛を吹くのであれば、また私のような新人が持つのであれば、何ら問題もありませんし、その辺に売っている物と比べたら、雲泥の差で良い物であることは間違いありません。
 
 笛を探していらっしゃる方は、一度吹きに来てください。また、この後もあと数本入荷予定です。

 ちなみに、以前から兄弟子から預かったいて、肉厚のとっても良い笛を一端戻して、塗りをかけて仕上げてもらうようにお願いしました。時々吹いていたのですが、少々音が高いのが気になったのですが、後から兄弟子から連絡があり、「中栓の位置を変えたら良くなった」との連絡があり、今から完成が楽しみです。まだまだ新人が笛を二本も持つ必要はありませんが、良い物が出たのでまたいつ見つかるか解りませんので、確保だけはしておきたいと思います。楽しみです。

つまらぬものを買ってしまった。

2007年07月23日 13時57分10秒 | Weblog
笛をはじめて1511日目。

久々の更新となってしまいました。しかも、1500日を超えてるし・・・。

昨日は、妻の友達が遊びに来ていたので、一緒にご飯を食べてから、私は別の部屋で少し笛を持った。そろそろ秋に向けて少しエンジンをかけなければと言うところです。

 またしてもつまらぬ物を買ってしまいました。(石川五右衛門風に)
と言っても、本人は以前から欲しかった物、しかも、早速試して見ると、これはすごく楽しい。

 赤外線ラジコンのヘリコプターを買いました。部屋の中で遊べるし、しかも小型で、ヘリコプターだから色々とおもしろいのではと、前々から興味はありました。しかも、昨日の1時からの
「噂の東京マガジン」でもやっていたし。(実はその場面は、ほんの一瞬しかみれなかったのですが、すぐにヘリコプターのことと解りました)テレビでやったからには、きっと売れ切れ必至だし、やっぱり買わなくちゃと、夕方の配達の途中で、イオンタウンのおもちゃ売り場に出掛けました。
 売り場には、以前見た物とは違った物が二種類あり、しかも一つはテレビで紹介された物、比べると値段は安いのに、飛行時間が3分と5分の違いが。結局買ったのは、安くて飛行時間が長くて、テレビで紹介されたものでした。

 手のひらに乗る小型サイズ、しかも計量で、万一人の体に当たっても全然問題ないって感じです。操縦するプロポに単3電池を6本入れ、プロポに内蔵されたコネクタを、へり本体に接続すれば充電開始。待つこと約30分の充電で完了。コネクタをはずして、ヘリ本体、プロポの電源をオンにすれば操縦開始です。
 最初は、思うように操縦できなかったのですが、なれてくると大丈夫、結構遊べます。5分の時間も遊ぶには丁度良い時間。ただし、ホバリングが上手くできなかったので、今晩は少し調整をしようと思います。ホバリングができて、ゆっくり旋回できたりすれば、それは思うように操縦できるので、もっとおもしろいと思います。

 電池6本で15回の充電ができるとありましたので、しばらく楽しめます。扇風機の風邪に向かっても失速しないとか、また何かをつるして運ぶとか、色々と楽しめそうです。
 
 この無線ヘリはお薦めです。ちなみに、3,970円でした。

江戸天下祭

2007年07月06日 11時41分23秒 | Weblog
笛をはじめて1494日目。

昨夜も夕食後笛を持った。やっぱり持てて1時間、10時過ぎは音は出せないからと笛を持っても、少し休憩していたらその場で眠ってしまった。なかなか、2時間の時間を作るのは難しいです。いかに短時間で集中してできるかということで、兎に角最初の部分だけを繰り返し繰り返し吹いた。少しずつ部分的に集中して、修正していこうと思います。

 さて、昨日一斉に、掛川市公式HPを初め、遠州横須賀の皆さんのブログで発表になりましたが、今年も「江戸天下祭」が来たる9月29日(土)・30日(日)の両日、東京・日比谷公園を中心に開催されます。当然のことながら、遠州横須賀からは、せ組(大工町)と、旭組(西新町)の二町が参加する事も発表されました。
 開府400年祭に始まり、一昨年、そして今年と実質的には3回目の「江戸天下祭」となります。一番最初が11月、一昨年は10月、そして今回は9月と、会を重ねることに時期が早まって来ていますが、それはどういう事でしょう?
 特に今回は、宵祭り巡行の用で、毎回日曜日の昼間開催されていた巡行が、今年は土曜日の夕方から行われるようであります。今までと違った、さらに趣のある巡行になりそうです。

 前回は参加できなかったので、是非今回は参加したいと思いますが、何せ月末、しかも30日は祭り一週間前と言うこともあり、当然のことながら祭りの準備があります。従って、土曜日の午後に新幹線で出掛け、最終の新幹線で帰って来るという強行スケジュールになりそうです。
 祭装束で新幹線に乗ったら、ちょっと目立っちゃうかもね?

昨日は稽古日

2007年07月04日 12時15分37秒 | Weblog
笛をはじめて1492日目。

昨夜は久々の稽古日でした。梅雨の間の貴重な晴れ間だったので、色々と配達をして店の閉店作業をしていたら少し遅刻してしまいました。

 一緒に稽古をしている兄弟弟子はすでに稽古を付けてもらったようで、兄弟子と話をしていました。途中からの話でしたが、「稽古不足」を指摘されていたようです。彼は、消防団の用事があったり、仕事を替わったりで、色々と忙しくて稽古の時間がなかなか取れない用で、そのことが笛に出ていると言われました。
 私も耳が痛いところ。「一時間位じゃ稽古にならん。最低でも毎日2~2時間は吹かなくては。音が出せないなら、笛を持っているだけでいい」いつも同じ事を言われてしまうのですが、解っていてもなかなか実行できないもので、稽古の度にそのことを言われると、何も言えません。

 しばらくして私の番に。「屋台下」の初段を吹きましたが、「少しは良くなったが、一カ所だけがダメ。その一カ所がおかしいから、なんとしても直したい」と言われました。
 自分では良くなったつもりでも、やっぱり変に指が動いている。他のところも余分な動きをするのではなく、一回一回をしっかり叩きなさいと言われました。

 毎回同じ事の注意ですが、少しずつ直していかなくては。自分だけで吹いていると、結局注意を怠ると少し戻ってしまうという事でしょう。気をつけてやらなくては。

 一時間半以上兄弟子のお宅におじゃましていたのですが、吹いていたのは5分程度、後は色々な話をしていました。途中からは、私の笛を作ってくれて兄弟子も来て、新しく彫った笛を持ってきてくれたので、笛の話も色々としました。昔話になると、本当に話が尽きなくて、興味ある話ばかりで、楽しいひとときになりました。

 それでも、何とか秋に間に合うようにもう少し頑張らないといけません。

さらに進化する集団

2007年07月02日 15時41分15秒 | Weblog
笛をはじめて1890日目。

昨夜は、久しぶりにシャンパンを買って帰宅、夕食時に妻と二人で空けた。昨日は、お気に入りのスペイン産シャンパン CAVA(カヴァ)のロゼを買った。いつものようにすっきりと飲みやすい。ついつい飲み過ぎて(途中で残す訳にいかず・・)、食後に笛を持ったけど、30分ほどで陥没。そのまま深い眠りに入ってしまった。

 兄弟弟子が消防の方が一段落したとの事で、明日久しぶりに稽古を付けていただきます。と言うことで、今晩は少ししっかり稽古しなくては・・・。

 土曜日30日は、笛吹の会の総会でした。現在学生会員も含めると82名の大所帯です。前年度事業、決算報告、並びに今年度事業、予算等の上程があり、無事可決されました。議事の後、師匠から、「とかく一本調子になりがちなので、文章で言うなら「点」を打つように、それぞれ「間」を研究しなさい」とお話がありました。
 各指導員からの報告では、学生会員初め、我々の様な社会人でもそれぞれに皆頑張っていること、また私を指導してくださる兄弟子は、「60歳くらいになって一人前と言われれば良いので、そのくらいのペースで指導している」とのお話も頂きました。

 また、今年から新たに指導員の方の研修も組み込まれ、それぞれみんなが気持ちを新たにして、また一から笛に取り組むという体制となりました。一人前だからと言われそれで良しとするわけでなく、さらに上を目指そう、また時間とともにおかしな指使いや、吹き回しになってしまうので、その修正や研究をしていこうと言うことになりました。
 みんながそれぞれに上を目指そうと言うことで、さらに稽古にも熱が入ってきます。そうして私のような駆け出しまで、底上げが図られ、最終的には会のレベルアップも図られます。

 大変厳しい会ではありますが、厳しさ故に会員それぞれのレベルは高いものがあります。そのようなレベルの高い会に一緒に参加でき光栄ですし、それ以上にしっかりとこれからも稽古していかなくてはと思います。