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シャープ「真の壁掛け」厚さ4センチ大型液晶TV生産へ

2007年08月13日 | ガンバレ日本企業(家電)

SHARP

シャープは、09年度中の稼働を目指している堺新工場(堺市)で、厚さがわずか4センチの大型液晶テレビを生産する。
薄型テレビで現在最も画面が薄いのは、同社が今月21日に発売予定の8.1センチ(液晶・26~52型)。
そのさらに半分の厚さとなり、軽量化も実現して、住宅の補強なしに壁にかけられる「真の壁掛けを実現する」(シャープ首脳)という。

 厚さ4センチの新薄型テレビは、40~60型台で、シャープは22日に試作品を発表する。
最新鋭の堺新工場は、第10世代(縦横3メートル)と呼ばれる超大型ガラス基板から液晶パネルを生産するが、このパネルを使用し、重さは60型台で20~25キログラムを目指す。厚さ8.1センチのテレビは46型でも30キロあり、住宅の壁にかけるには補強工事が必要。

 シャープは薄型化と軽量化を進め、「究極の薄型」と呼ばれる有機EL製に対抗するほか、液晶のライバル、ソニーや韓国サムスンを引き離し業界をリードする戦略だ。
 有機ELは、ごく薄くできるのが利点で、ソニーが年内発売予定の11型は3ミリ程度。ただし、大型化が難しく、寿命も2万時間程度と、液晶やプラズマの5分の1だ。
もう一つの薄型であるプラズマテレビは大型化しやすく、液晶よりも価格が安いが、構造上、薄型・軽量化には限界があり、世界トップシェアの松下電器産業のプラズマの厚さは50型で9センチ台だ。

 シャープは、11年度の液晶テレビの世界販売台数を06年度の2.5倍の1億2000万台と予想しており、うち4割以上を40型以上が占めるとみている。
薄く軽い新大型液晶テレビの投入で、世界シェアを現在の10%強から20%まで高める考えだ。

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