元気印！どくだみの花

　　　　　　　　　　＜どくだみ・・・花言葉は「白い追憶」＞
　　　　　　　　　　　　　　　

「えっ！これ、何～！」というほど寒くて
雨が続いているＴＯＫＹＯ。

子どもたちが楽しみにしていた地域の「お祭り」も
とうとうこの雨でお流れになってしまった。

そんな中、
意気消沈する街の気配を知ってか知らずか
頼んだわけでもないのに元気に咲き集っているのが
「どくだみ」さんたち。

徒歩７分の実家のウラにも
ところ狭しと「どくだみ」さんたちは花盛りである。

そこに我が家のジープを停めてある私は
クルマの出し入れをするたびに

「おっとっと、ごめんなさいよぉ～。」

・・・気をつけてはいるのだが、
ついついふんずけてしまう。

「きゃ！痛いじゃないのよ！キー！」とばかりに

「どくだみ」さんたちはものすごい臭いの応酬！いや逆襲！

・・・・・うぅぅ～。負けました。

この季節の「臭い対戦」は
いつものことながら「どくだみ」さんたちの圧勝なのである。
　
　　　　　　　　　　　　

そんな「どくだみ」さんたちのように
雨が降ると元気な女がいる。

まだこのブログに登場していなかった高校時代からの友人、
雨女「Ｙ子」である。

彼女が企画する集まりはことごとく雨に見舞われる。
誰だって雨がザンザン降ってる日のお出かけは憂鬱・・・。

「ど～する～？行く～？やめちゃおうかぁ～。」

そんなとき、
横浜育ちのＹ子は決まって得意の「ハマ弁」でこう言うのだった。

「え～、傘があるじゃん。だからいいじゃん！」

重たい腰をあげ、思い切って一歩踏み出し出かけてみると、
意外と楽しいことやステキなことが待っていた。

そして帰りはいつも笑顔の私たちだった。


・・・・・傘があるじゃん。だからいいじゃん！

そう、そうだよね。そうなんだよね。

憂鬱な一歩も踏み出すことで世界は広がる・・・。

ずいぶんと大人になってからも
雨が降ると、
背中を押してくれたこの一言を思い出し
パッ！と威勢よく傘を広げてみる私なのである。




　　　　　
　元気印「Ｙ子」も春うららのメンバーです～。
　いつも応援ありがとうございます！よろしくお願いします。