土曜日のニコニコ探し

　　　　　　　　　　　　　　＜ほら、ニッコニコ！＞
１０月からはじまったＮＨＫ朝の連続ドラマ「ちりとてちん」。

今週は落語家になることを夢見る主人公の幼い頃の話。
がんこだけどやさしいおじいちゃんとのエピソード、
ドラマの「導入部」（なんでそうなったの…？みたいなところ）である。

くすっ！っと笑わせてホロリと泣けるものがたりだった。

可愛がってくれたおじいちゃんが亡くなり、すっかり元気をなくしてしまった
娘に茶目っ気たっぷりのドジで笑わせてくれる母（和久井映見さん）。
そんな母をみて、娘は思わず「ぷぷっ」と笑ってしまう。
その「ぷぷっ」と笑った娘を見て心からホッとし母もまた笑ってしまうのである。

そして、最後のナレーション、

「おかあちゃん、いうのんは、なんでこないに
　おかしな生き物なんやろか？

　子どもが笑（わろ）うただけで、なんでこないに
　うれしそうなんやろか・・・？」

・・・・やられました～。

和久井　映見さんの熱演もさることながら
思いっきり感情移入して見てしまった私。

ホロリ、ホロホロ・・・・。

でも今日は土曜日。
長男以外はみんな・・・いる！

そこで発見したのが物干しハンガーの「お顔」。

「わぁ～ここんとこ顔になってるよ～。面白～い、ニコニコだ！」
「さあ、天気もいいし洗濯物でも干しますか～！」

・・・・てな具合でカモフラージュ。

土曜日の朝、母は泣いたり笑ったり忙しいのである。



　　
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