熱帯果樹写真館ブログ

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今年の「熱帯果実展」は講演会が3回も!

2011年08月04日 | イベント

 今年で6回目になる熱帯ドリームセンターの恒例企画展「熱帯果実展」が開催されます。
 今年開催期間は8月1日~8月31日です。
 そのうち、土曜日・日曜日は「苗木の無料配布」や「熱帯果実の試食会(無料)」という特別イベントがあるのは見逃せません。

 そして、今年の「熱帯果実展」が一味違うのは、「熱帯果実の栽培教室(PDF:90KB)」が3回も行われること(昨年までは1回だけでした)。
 ※冒頭のリーフレットは、初期のものであるため、講演会日程が異なっています。


 題目:注目の熱帯果樹 アボカドの栽培方法について
 日時:8月13日(土)14:30~16:00
 講師:前田隆昭 氏(試験研究機構 神内南方系果樹研究所沖縄分場)

 題目:期待の熱帯果実 アテモヤの栽培方法について
 日時:8月20日(土)14:30~16:00
 講師:松村まさと 氏(沖縄県立農業大学校)

 題目:注目の熱帯果樹 アボカドの栽培方法について
 日時:8月27日(土)14:30~16:00 ← 8月6日(土)予定の講演が台風9号のため延期
 講師:緒方達志 氏(独立行政法人 国際農林水産業研究センター)
 



 これらの講演会は、要事前予約で定員30名ですので、要注意です。
 夏休みに海洋博記念公園を訪れる方は、「美ら海水族館」だけでなく、熱帯ドリームセンターの「熱帯果実展」にも足を運んでみて下さい。


〇参考サイト
 ・「熱帯ドリームセンター

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うりこ)
2011-08-30 15:46:38
はじめまして
退職後に亜熱帯果樹の栽培をもくろんでいます。ただ、場所は沖縄とかではなく南房総。
離島まで行ってしまう根性がないんです。
アボカドとか白サポテなら沖縄まで行かなくても十分いけそうだし、先日大磯で地植えジャボチカバが結実したというニュースが新聞に載ってました。やってみると結構本土でもやれるものがあると思うのに、亜熱帯果樹の講習会はほとんど沖縄ですよね。講師によく登場する前田先生とか米本先生なんかウェブの論文や農文協の本でおなじみで、ぜひお目にかかって質問したいこと多数なのに、お目にかかる機会もありません。
もくろみが現実的になり始めたら、もう沖縄まで行くしかないかなと考えています。
神内ファームにメールを書いても、梨のつぶてだし。


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はじめまして。 (ねこがため)
2011-09-04 10:13:09
書き込みありがとうございます。

南房総での熱帯果樹栽培は品目を選べばアリだと思います。
気候が違う場所での観察、記録は、その品目を栽培する情報の幅を広げます。
是非、南房総での栽培観察の結果をご自身のブログ等で公開してください。

沖縄県で熱帯果樹の講演が多いのは、マンゴー等の品目は産業として成り立っているからです。
しかし、アボカド等の産業化していない品目の講演が多いのも事実。
この理由のひとつは講師になる人材がいること、もうひとつは講演会等を開催する機関(行政機関、JA等の出荷機関、植物園等の教育機関等)が積極的に情報提供を行う場を作っているからです。
中には農家グループ主催の講演会等もあります。

関東地域には、講師になりうる専門家(例えば、日本大学の井上弘明教授はアボカド研究の権威ですし、小笠原亜熱帯農業研究センターの渋谷圭助さん等がまとめた「小笠原のパッションフルーツ」は名著です)は他地域より豊富に居られると思います。
それに、熱帯果樹に係る講演会等は「夢の島熱帯植物館」でも行われていたと思います。
また、千葉県等の関東地区の行政機関(特に県の農業関係職員)で熱帯果樹栽培に関心をお持ちの方は多い様です。
つまり、うりこさんが地域の方に熱帯果樹栽培の可能性を話せば、意外と同志が集まると思います。
同志が集まり、「今、私たちに必要なのは専門家の話だ」「他地域の事例からも学ぶことがあるはず」と話が弾めば、「講師を呼んで、勉強会を開こう」という流れになると思います。
それが積もり積もれば、「今度やるときは、(自分たちだけでなく)地域の人を対象に講演会をやろう」に発展するのではないでしょうか?

沖縄県の熱帯果樹産業が本格的にスタートしたのは、平成5年のウリミバエ根絶後です。
初めから一般県民向けの熱帯果樹講習会が頻繁に催されていたわけではありません。
約20年の熱帯果樹産業の歴史の中に今があるはずです。

うりこさんも南房総の熱帯果樹栽培のパイオニアとして、後続の方のために学べる環境を確立してください。
日本中で熱帯果樹を盛り上げれば、観察や記録の量が増え、今より学びやすい環境が作れるはず。
学びたい人が、学びたいことを、学べる環境。
その一端が担えればと思い、私も当サイトの運営を行っています。
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