地方小都市暮らし@寧舎

25年に亘る山里暮らしを経て人口7万人弱の地方の小都市に移り住みました。そこでの新しい暮らしを綴ります。

やっと連絡

2011-05-16 11:45:50 | 日常生活
 福島県双葉郡浪江町に住んでいた古い友人と連絡が取れずにいましたが、やっと取れました。

 グーグルマップの被災地写真で調べると津波が彼の家の直ぐ近くまでは来たものの、彼の家は被災を免れたと判断していました。とは言っても、福島原発事故で避難を余儀なくされていて、恐らく避難所にいるのではないかと想像していましたが、連絡が取れず、避難所の被災者名簿などを新聞社のWEBページで検索してもヒットせず、不安が募っていました。

 小学校の校長をしていましたので、サーチエンジンで名前を検索しましたところ、2009年の地方新聞の記事がヒットしました。その記事にあった小学校宛に手紙を送りました。2週間ほど経って彼から待ちに待った返信がありました。手紙があちこちと遍歴してやっと届いたとのこと。途中で大勢の善意に遇ったお陰でしょう。日本の郵便事情は素晴らしい。

 その返信によると、彼は被災前から別の小学校に移動になっていて、そこの体育館で1200名の被災者のお世話をしたとのこと。自宅は全壊してしまい、少し前に福島市内のアパートに移り住んだとのこと。現在は浪江町教育委員会に身をおき、浪江町の小学生1500名の就学業務に携わっているとのことでした。

 何はともあれ、彼とその家族が無事だったことに一安心した次第です。
 

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