地方小都市暮らし@寧舎

25年に亘る山里暮らしを経て人口7万人弱の地方の小都市に移り住みました。そこでの新しい暮らしを綴ります。

1年を振り返って

2009-12-30 09:19:23 | 日常生活
 この1年の世の中、いろいろな出来事がありました。我が家族にとっても、いろいろな出来事が重なった1年でした。それを1文字で表してみると、生・死・病・職・住・財・墓。

 いつもならば気にも留めない初詣の広告の文字「除災招福・家内安全」が目に付きます。

 服喪の年の瀬を家内と二人で静かに過ごしています。

叔父

2009-12-27 09:41:04 | 日常生活
 家内の親戚に、叔母が亡くなってから一人暮らしをしている叔父がいます。近くに住んでいます。今年80歳になりました。若い頃から身体が弱く、病院通いの絶えない人ですが、ひとりで自分を律して暮らしています。畑で野菜を作り、車も未だ運転しています。実に立派な人です。

 先日例年のように自分で作った漬物を届けてくれました。叔母が存命の頃から欠かさず届けてくれます。非常に手間のかかった漬物で、その旨さも抜群です。

 その叔父がお茶を飲みながら話してくれました。「夫婦喧嘩は元気な証拠。どちらかの身体の具合が悪くなれば喧嘩する元気もなくなってしまう。まして一人になれば喧嘩することもできない。淋しいものだよ。そうならないと本当には分からないけど」 身につまされる話でした。

 写真は、毎日同じものがない朝の顔です。オーロラにも負けないくらい(本物は見たことがないのですが)のスペクタクルショーでした。

お宝

2009-12-26 09:53:25 | 日常生活

 テレビで「お宝鑑定団」という番組がありますが、私は、全くお宝とは無縁ですが、どういうわけかこの番組をよく見ています。

 私には無縁と思っていましたが、私も一つ「お宝」を持っていました。写真の杯です。探しものをしていた家内が「こんなものが出てきた」と引き出しから取り出してきました。

 近くの友人から貰ったものです。殆ど使ったことがないらしく、縁に塗られた金泥も落ちていません。「支那事変記念」という文字、桜、日本刀、鉄兜など、骨董品としての価値がありそうな感じがするのですが。これを機会に、よく目につくところに飾っておこうと思います。

知ってましたか

2009-12-24 16:04:28 | 自然

 日の入りの時刻が私の住んでいる地方では、12月6日(16:28)を最後に次第に早くなり始めます。一方、日の出の時刻は冬至の12月22日を過ぎても遅くなり、1月7日(6:56)でやっと反転します。

 冬至は昼間の時間が1年で一番短いとは言っても、それは計算上のことで、それを感覚的に認識するのは難しいですね。日の出や日の入りの時刻の反転日のほうが感覚的には認識しやすい筈です。

 「最近日が延びたね」という会話がありますが、あれは正確には「日暮れが遅くなった」とか「日の出が早くなった」と言うべきところなのでしょう。

 ところで気になるのが、これらの日の出・入りの各最遅日の冬至からのずれです。どうしてこんなずれが発生するのでしょう。それからもっと気になるのが、冬至を過ぎてから寒さのピークがくるのは何故なのでしょう。

 写真は今朝の日の出前の景色です。まだ当分の間は日の出前のウォーキングを強いられそうです。


 

優れもの

2009-12-12 09:20:31 | 日常生活
 64歳になった私も、ご多分に漏れず、夜間排尿に平均2回くらい起きるようになってきました。

 こうなってみると、睡眠を妨げず、しかも夜中に起きたときにうっすらと灯っている省エネの照明器具があったらと思うようになりました。

 そこで、電気屋さんを物色してみると、LEDの夜間照明器具が見つかり、これが昼間は自動的に消灯するという優れものです。コンセントに差し込むだけの小型で安価なものであり、電気代も僅かしかかかりません。

 便利な世の中になりました。

水抜栓

2009-12-08 16:24:01 | 日常生活

 日中気温が高くなったので、水抜栓の設置工事を行いました。

 水抜栓を設置する地中の水道管部分の長さが充分に確保できず、仕方なく水抜栓の両端接続部の塩ビ管やシモク、ソケットの長さを少しずつ詰めて何とか接続しました。

 しかし案の定、1箇所に少々水漏れが発生しました。一応水抜きはできるので、水抜き後に上流側の止水栓で止水しておき、春になったら再工事をすることにしました。

 達成感がなく、どっと疲れが出てきました。そうです、うまく行かないときもあるのです。腰が疲れるので、地上に這いつくばって作業した結果、身体が冷えて風邪を引いたかも。

Do it yourself

2009-12-07 09:26:02 | 日常生活
 私の趣味の1つは Do it yourself 。木工、電気、水道など、自分でできる工事は実益を兼ねて自分でやります。もっとも電気製品はハイテク化が進み、手の出せる部分が残念ながら減っています。

 1年近く前に、自分で設置した2代目の温水シャワー便座の「止」ボタンが機能しなくなってしまいました。プラグをコンセントから抜くことで一応使えるし、これだけのために買い替えるのももったいないので放置しておきました。そろそろ交換しようと3代目の温水シャワー便座を買ってきてまもなく父が亡くなり、交換しないまま数ヶ月が経過してしまいました。これは先ごろやっと交換工事を行いました。

 ところで、両親が暮らしていました離れには、台所、風呂、トイレ、洗濯機などがあり、いずれも水道が引いてあります。両親が施設に移ってからは、冬期にボイラの水抜きだけは行っていました。また水道の立ち上がり配管にヒーターを巻きつけてあるので、それに通電することで冬場を乗り切っていました。しかし、その電気代が馬鹿にならない金額になります。

 先日ふと思いつき、ネットで調べてみました。「不凍水抜栓」というものがあり、これを使うと水道管内の水を抜くことができ、ヒーターの通電が要らなくなりそうです。ホームセンターでは売っていませんでしたが、便利なことに通販で入手できるのです。

 早速穴掘りをして設置箇所や水道管の種類、サイズを調べ、不凍水抜栓を注文しました。

 写真は、不凍水抜栓が届くまでの間に穴掘り跡が凍結してしまうといけないので、そこを囲った様子を示すものです。


 

キジ

2009-12-01 08:45:32 | 日常生活
 台所の窓からちょっと外を見ると雄キジがのんびりと横切って行きました。

 都会に比べると何もないところですが、これだけは自慢できます。落ち葉が散った芝生の上で2羽のカケスが木の実を啄ばんでいます。その脇をこれまたきれいな羽色の雄キジが悠然と歩いて行きます。一幅の日本画を見るような光景です。

 ちょっと前まで、この窓からサルを監視していたのが嘘みたいです。残念ながら写真を撮る余裕はありませんでした。アップした写真は、今朝の日の出前に谷間に立ち込めた靄を撮ったものです。