地方小都市暮らし@寧舎

25年に亘る山里暮らしを経て人口7万人弱の地方の小都市に移り住みました。そこでの新しい暮らしを綴ります。

農業帽子

2007-03-25 09:49:41 | 心の解放
 私の友人に、社会的にかなり地位の高い男がいる。Webサイトに彼の顔写真が載っていて、前から異様だなと感じていたが、先日久し振りに会ったら、頭頂から耳までの線を境にして頭髪の前半分を青々と剃っている。お笑い芸人やスポーツ選手なら兎も角、仕事柄、毎日会う大勢の人に不思議がられることだろう。
 どうしたのだと訊いても、言葉を濁して答えない。彼の話を聞いていての私の全くの推測だが、浮気をして奥さんにばれ、そんな恥ずかしい格好をすることで謝罪をしているのではないだろうか。そんな男なのだ。
 ところで、私は家内から「最近、首筋の日焼けが目立つ」と言われている。そこで、農家の婦人たちが日焼け防止に重宝している農業帽子を被ることにしようと思う。男でこの帽子を被っている人を見たことがないので、かなり恥ずかしいし、異様かもしれないが、日除け効果は抜群なのだ。近所の評判になるだろうが、彼のことを考えれば、どうってことはない。彼はどこに行くにも誰に会うにも、あの頭を人目に晒さなければならないが、私は脱ぎたいときに何時でも脱げる。
 もしかしたら、彼は、浮気などではなく、囚われ易い自分の心の解放をあの奇抜な髪型によって狙っているのかも知れない。

数年ぶりの上京

2007-03-20 15:25:28 | 日常生活
 大学生の頃のクラス会があって、数年ぶりに上京する。40年ぶりの懐かしい顔、まだ油っ気の抜けない顔、昔と今とが上手くリンクしない顔、殆ど変らない顔。三次会まで付き合い、久し振りに気持ちよく酔う。
 上野駅の近くに宿をとり、翌日は親戚の法事に出席。出発までに時間があったので、早朝の上野公園を散歩。高校生の頃の通学路に沿って1時間ほど歩いてみる。
 日の当たり出したベンチには、ホームレスの人達がズラッと並んでいて印象的。40年間の経済成長を経て公園が充実したのに、40年前には僅かしか見かけなかったこうした人達がこんなに増えているのは、どうしたことか。
 それから、公園に集まって音楽をかけてヨガのようなことをやっている集団。三々五々電車に乗ってやってきて参加するらしい人達。これこそ都会と改めて感心する。不忍池の周辺で、地面で餌を啄ばむ鳩を追ったが、地面を歩き回って逃げるだけで、飛び立つことがない。さすが東京の鳩だ。

春が来た

2007-03-03 17:06:24 | 自然
 昼食後に家内と一緒にウォーキングをした。近くのゴルフ場の縁に沿って歩くなどして約1時間30分。陽気が良いので、結構汗をかいて気分爽快。
 途中でネコヤナギを見つけて持ち帰り、写真を撮る。コブシも蕾が膨らみ、もう少しで咲きそう。春がそこまで来ている。
 花粉はとっくに来ていて、鼻の奥や上あごの辺りがヒリヒリする。去年の残りの点鼻薬を出してきて噴霧。