地方小都市暮らし@寧舎

25年に亘る山里暮らしを経て人口7万人弱の地方の小都市に移り住みました。そこでの新しい暮らしを綴ります。

甦れ!東北

2011-05-31 16:36:00 | 木刻画
 これは、「甦れ!東北」と名づけた第21作目の木刻画です。シナベニヤ、ジェッソ、アクリル絵具、水性絵具、油性パステル、パステル、色鉛筆を使いました。

 気に入らず弄くり回しているうちに、こんなになってしまいました。

やっと連絡

2011-05-16 11:45:50 | 日常生活
 福島県双葉郡浪江町に住んでいた古い友人と連絡が取れずにいましたが、やっと取れました。

 グーグルマップの被災地写真で調べると津波が彼の家の直ぐ近くまでは来たものの、彼の家は被災を免れたと判断していました。とは言っても、福島原発事故で避難を余儀なくされていて、恐らく避難所にいるのではないかと想像していましたが、連絡が取れず、避難所の被災者名簿などを新聞社のWEBページで検索してもヒットせず、不安が募っていました。

 小学校の校長をしていましたので、サーチエンジンで名前を検索しましたところ、2009年の地方新聞の記事がヒットしました。その記事にあった小学校宛に手紙を送りました。2週間ほど経って彼から待ちに待った返信がありました。手紙があちこちと遍歴してやっと届いたとのこと。途中で大勢の善意に遇ったお陰でしょう。日本の郵便事情は素晴らしい。

 その返信によると、彼は被災前から別の小学校に移動になっていて、そこの体育館で1200名の被災者のお世話をしたとのこと。自宅は全壊してしまい、少し前に福島市内のアパートに移り住んだとのこと。現在は浪江町教育委員会に身をおき、浪江町の小学生1500名の就学業務に携わっているとのことでした。

 何はともあれ、彼とその家族が無事だったことに一安心した次第です。
 

にやにや

2011-05-10 15:35:47 | 日常生活
 今日は周りに女性ばかりがいるところに2つ行ってきました(ニヤニヤ)。孫が生まれたときに産婦人科に行ったのは特になにも感じなかったのですが、今回はちょっと違和感がありました。

 1つは、コンタクトレンズを作りに行きました。サイクリングのときに花粉を防止したり、紫外線や虫、ほこりの浸入を防止したりするために特殊なメガネをかけていますが、近視補正ができないので少し困っていました。カーブミラーに写る車などが見えないのです。思いついて、コンタクトレンズを試してみることにしました。

 コンタクト店も併設の眼科も、若い女性ばかりでした。眼科医が、珍しい患者が来たとばかりに張り切って白内障まで見つけてくれました。少し始まっているようです。65歳でコンタクトを作る人は珍しいようです。

 もう1つはイタリアンレストラン。イタ飯は大好きなので家内とよく行きますが、今日の店は20~40歳代のご婦人ばかり。昼食のときにゆっくり長居ができる点が受けているようなのです。

 座席が1.4mくらいの壁で仕切られていて、落ち着いた感じがあります。サラダバー(スープバー)があり、ドルチェなどもセットに応じていろいろ用意されているようです。そして何よりも、焼き立てのピザが後から後から運ばれてきます。テーブルにピザを「まだまだいただきます」か、「ちょっとタイム。お腹一杯です」かを示す立札を立てるようになっています。注文した食後の飲み物は客が要求するまで持ってきません。このシステムでしたら、お喋りしたいオバサンたちには受けることでしょう。平日の昼時に広い駐車場が一杯です。家内曰く「今晩のご飯は少なくていいわね!」




遂に揚がった黄色の旗(続)

2011-05-09 16:03:28 | サイクリング
 週末のお天気が悪かったり、風があったりすると行けないかもしれないと思い、本日行きました。そして黄色の旗を揚げました。わけもなく晴れがましい気分で。対岸から双眼鏡ででも見ているのでしょうか、すぐに船がやってきました。

 さすがに手漕ぎの舟は想像しておりませんでしたが、船外機を2台付けて10人近く乗れる舟でした。赤いキャップを被り、口ひげをたくわえた船頭さんの話では、週末のフェスタでは1万人くらいの来場者を見込んでいるとのこと。例年は自衛隊から3艘の船が応援にくるが、今年は東日本大震災で自衛隊は来ないので、船に乗るには1時間以上は待つことになるだろうとのことでした。

 対岸の川原では数台の重機が、フェスタのための整備を行っていました。駐車場の整備や催し物の準備のようでした。



幸せの黄色のハンカチ

2011-05-03 14:40:25 | サイクリング
 利根川沿いのサイクリングコースに渡し舟があります。「全国でも珍しい川の上を渡る船の県道」と、サイクリングマップに解説してありました。我が家からそこまで往復2時間の「昼飯前の」サイクリングでした。

 写真の掲示板によれば、左側のポールに黄色の旗を掲げると、対岸から迎えに来てくれるとのこと。一人だけのために旗を揚げるのは少々気が引けるので、他の乗船客を待ちましたが、だれも来ませんでした。今回は諦めて・・・それというのも、乗船料がどうも無料らしいのです(自転車も乗せられるらしい)・・・10日後に催される「渡船フェスタ」に来てみることにしました。。

 10日後の報告をご期待ください。

鯉幟

2011-05-02 09:08:02 | 日常生活
 ここのところ風邪気味で不快な日々でしたが、ちょっと元気が出てきましたので、家内と一緒に鯉幟を見に出かけました。

 それは自宅から35km、車で40分ほど行ったところで、関東一の清流が流れるという渓谷でした。30年以上も前から行われているそうで、800匹の鯉幟が渓流のうえに泳いでいました。本物の鯉のような大きな口を開けて薫風を思い切り吸い込み、尾まで一気に流していました。

 足元の川原には石がごろごろあり、これが赤、緑、白ときれいな色をしています。地質学について全く無知であることが残念でしたが、そのうち鯉幟を忘れて、下ばかりを見ていました。気付けばビニール袋に一杯の石が詰まっていました。