地方小都市暮らし@寧舎

25年に亘る山里暮らしを経て人口7万人弱の地方の小都市に移り住みました。そこでの新しい暮らしを綴ります。

喪失

2009-09-14 10:11:09 | 日常生活
 8月中旬に私より3歳若い古くからの友人を亡くし、また9月8日に94歳の父を亡くしました。

 友人の死は私にとって悲しみであり、喪失感が濃く残りました。ところが父の死に対しては安堵感が強く、葬儀の一連の行事を終えた今、正直ほっとしているところです。

 今は父に対して「安らかな大往生だったね」と呼びかけたい気持ちでいます。涙も、お棺の蓋を閉じる前の最後の別れのときにだけは浮かびましたが、それもどちらかと言えば爽やかな涙でした。もしかしたら、これから喪失感が湧いてくるものなのでしょうか。

アスファルトキャンバス

2009-09-05 11:10:59 | 日常生活
 私の住むところでは、新聞が自宅に配達されません。バス停に設けられた小屋に棚があって、そこに新聞が置いてあり、毎朝そこまで取りに行きます。

 その小屋の前のアスファルトの地面に、写真のようなチョーク画が描かれていました。あどけない幼児の微笑ましい絵です。ここに新聞を取りに来る家は15軒前後と思うのですが、その中で幼児が居るのはSさんのところだけです。もうこんな絵を描くほどになったようです。

 描かれてから5日くらい経つのですが、消えていません。庇の内側で雨に濡れないということもあるのでしょうが、学校に行く小中学生たちの通り道でもあり、すぐ消えてしまうかと思っていたのですが、まだ残っています。落書きとして消えてしまうには惜しいと思って写真に撮ってきました。

ナガコガネグモ

2009-09-04 09:27:18 | 自然
 新聞を読んでいると、家内に呼ばれました。「庭のコスモスにきれいな蜘蛛が巣を作っていて、いい写真になるかもよ」のこと。

 ここにアップした写真のように大きな蜘蛛でした。じっとしていて逃げようとしません。あとで調べてみましたらナガコガネグモという名のようでした。

これを食べる人がいるのですね。