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昨日午前、
何かと因縁の深い親戚の姉ちゃんみたいな存在だったカオリちゃんが亡くなりました。
乳ガンから始まり、長い闘病を経て、やっと楽になれたので
自宅に帰った亡骸には「お疲れさん」と言ってやりました。
亡骸は奇麗で
闘病の跡をみせなかったのは
前妻いうところの「最後までプロの仕事」でした。
付け足すなら「最後までプロの女の仕事」でした。
僕を露西亜のアートフットボールという忘れ得ぬ思い出へ連れていってくれたのは彼女でした。
前妻と娘、彼女と娘というナオン帝国とは、愛憎入り雑じる家族付き合いでしたが
いくら亡骸をみつめていても
ごめんともありがとうとも言う気になれず
なんで生きているうちに言わなかったのか
とだけ思いました。
最後に、魂の去った亡骸に十字を切って立ち去る際に
魂の尊さを全身で感じ、空を仰ぎ見た時に
其処に彼女が居ることを確信しました。
その空の下で、元旦那のモトアキが哭いてました。
大して気丈でもないのに、頭かきむしりながら冗談言って
気丈に振る舞っていました。
これからは、娘ルチアとたった二人の親子ですから
頑張れモトアキ。真っ直ぐ育て、ルチア。
そして感情をフリーズさせて、なるたけ和やかに、気丈に振る舞う人々の集う場は
とても暖かい、家族の居場所でした。
川村カオリ 享年38歳
Спасибо.
スパスィーバ!(ありがとう)
До свидания.
ダ スヴィダーニャ!!!(また逢う日まで)
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実体は消えてしまうけど残せるものはある
近い 死 はひびきますね
いきてるうちにつたえなくっちゃ
本当のことを。
いつかその日を。
これだけは、平等。
仰ぎ見た空は強いですね。
涙ばっかり流れてきます。逝ってしまった事が信じられない。
本当に信じられないですね…
僕の友達にも同じ病気の人がいます。
今頑張って戦っているようです。
このblogをその友達にも伝えてあげようと思います。
最近訪れるようになったこちらのblogでカオリの最期を知ることになるとは夢にも思いませんでした。
いつかお会いすることがあればカオリのこと教えて下さいね。
今年の誕生日に久しぶりに再会し、戦っていることを実感した彼女にかけたい言葉はやはりお疲れさまでした。
そしてありがとう、スパシーバです。
たくさんのことを教えてくれたから。
でも、徐々に不在を感じて哀しみが押し寄せて来ています。
革ジャンの似合うおばあちゃんになるって言ってたのに・・・。
今年こそは家族が幸せであることを誰よりも強く願った年。
しかし祖母の頭には癌が発見され完全摘出は不可能。誰も祖母に伝えずとも頭のキレる人だ理解しているだろう。母は単身で祖母の完全介護生活を始めた。
その2日前…父が心筋梗塞で倒れた。
ここ数年のうちでこれだけ色々なことがあれば誰でも強くなれる気がした。
『生きていれば何とかなるんだ!』
あたしの周りでは日々色々なことが起きている。
どんなに辛いことがあったとしても
あたしは腕を組み仁王立ちしてそれを受け入れよう!
そう決めた。
もちろん大丈夫!なんて軽々しく口にできないことだらけだけど
この経験があって家族の絆がいっそう強まった。
そして守るべきものが家族だと強く思えるようになった。
この時間は何物にもかえがたい大事なものとなる。
同じ状況にいる人たちに元気を届けたい。
あたしにはまだまだパワーがこんなにある!
あたしの生き様!
きっちり見せまっせ!