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「核戦力をたっぷり味わえ」北朝鮮、米国を威嚇

2017-08-04 17:27:55 | ニュースまとめ・総合
核戦力をたっぷり味わえ」北朝鮮、米国を威嚇


2017年8月4日 12時30分

デイリーNKジャパン


北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は3日、米国が戦略爆撃機などを朝鮮半島に展開していることについて、「軍事的冒険に執着している」と非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

米国は、北朝鮮が先月28日に大陸間弾道ミサイル「火星14」型を発射したのを受けて、B-1B戦略爆撃機2機を朝鮮半島上空に展開。また韓国政府とともに、高高度ミサイル迎撃システム「THAAD」の発射台4基を、在韓米軍に追加配備することを決めた。

これに対し報道官は「われわれが『火星14』型の第2次試射を断行したのは、(中略)われわれに対するいわゆる軍事的圧迫と極端な制裁威嚇をけん伝している米国に厳重な警告を送るため」であると指摘。

そのうえで「米国がわれわれの度重なる警告にもかかわらず、この地に悪臭漂う面を突っ込んで核の棍棒を引き続き振り回しながら間抜けなことをするなら、われわれが今まで見せた戦略核戦力の味をたっぷり味わうことになるであろう」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 米国が間抜けなことをするなら戦略核戦力の味をたっぷり見せてやる

【平壌8月3日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは米国が核戦略資産を大々的に投入してわれわれに対する軍事的威嚇の度合いを強めていることに関連して3日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、米国はわれわれの成功裏の大陸間弾道ロケット「火星14」型第2次試射に対する軍事的対応をうんぬんし、先端戦略資産を朝鮮半島に大々的に投入して軍事的冒険に執着しようとしている。

米国は、南朝鮮のかいらいと共にわれわれを狙ったミサイル発射訓練を行ったのに続いて、核戦略爆撃機B1B2機を朝鮮半島上空に10時間投入して爆撃訓練を行い、われわれの弾道ロケットを想定したミサイル迎撃試験を行うかとすれば、「THAAD」発射台の追加配備を大急ぎで決定した。

また、米統合参謀本部議長と米太平洋軍司令官が南朝鮮のかいらいといわゆる「軍事的対応方案」を協議したのに続いて、朝鮮半島の周辺に先端戦略資産を集中配備すると公然と言い触らしてわれわれに対する軍事攻撃企図を露骨に現している。

われわれが「火星14」型の第2次試射を断行したのは、分別を失ってばかばかしいほらを吹き、われわれに対するいわゆる軍事的圧迫と極端な制裁威嚇をけん伝している米国に厳重な警告を送るためである。

米国が相変わらず軍事的に空威張りをするのを見れば、いまだに自分の相手が米国という侵略国家をこっぱみじんに作れる強力な核強国であることを悟っていないようだ。

米国のいかなる軍事的威嚇や恐喝はわれわれを絶対に驚かすことができず、むしろ、わが軍隊と人民の敵撃滅の意志だけを固くしている。

米国がわれわれの度重なる警告にもかかわらず、この地に悪臭漂う面を突っ込んで核の棍棒を引き続き振り回しながら間抜けなことをするなら、われわれが今まで見せた戦略核戦力の味をたっぷり味わうことになるであろう。--

収穫直前のメロン6600個枯れる 土壌から除草剤成分検出 富良野の年商1億円農家「誰がやったのか…」

2017-08-04 17:25:52 | ニュースまとめ・総合
収穫直前のメロン6600個枯れる 土壌から除草剤成分検出 富良野の年商1億円農家「誰がやったのか…」



2017年8月4日 15時25分

産経新聞


 年商1億円以上のメロン農家として知られる北海道中富良野町の「寺坂農園」(寺坂祐一社長)で先月、収穫直前のメロン6600個が枯れ、土壌から除草剤の成分が検出されていたことが分かった。

 農園は何者かが侵入して除草剤をまいた疑いがあるとして、威力業務妨害罪で富良野署に被害届を出した。

 寺坂農園によると、7月に入ってビニールハウスの全自動換気装置の設定が狂うことがあり、従業員のミスと思っていたが、10日朝に電源ブレーカーが落とされ、給水栓が半開きになっているのに気づいたという。

 その後、大量のメロンが枯れ始め、31棟のビニールハウスのうち6棟で全滅した。専門機関に調査を依頼したところ、除草剤がまかれていたことが判明した。

 出荷を予定していた3万1000個のうち、6600個が出荷できなくなり、被害額は約1500万円に上る。事後対応にかかった費用を含めると損害はさらに増えそうだ。

 寺坂社長は平成3年に農家を継いだ当初は1400万円の借金があったが、インターネット通販や直販所による販売で急成長。24年度に年商が1億円を突破し、全国の農業関係者から注目されている。『直販・通販で稼ぐ! 年商1億円農家』の著書がある。

 寺坂農園販売課チーフの笹原秀剛さんは「誰がやったのか…。丹精込めて育てたメロンがこんなことになって悔しい。模倣犯が出たり、富良野メロンの評判が落ちるのが心配だ」と話している。

さりげなく仕掛ける♡気になる彼から「本気の愛」をGETするテク2つ

2017-08-04 16:49:05 | 女性向き記事・コラム
さりげなく仕掛ける♡気になる彼から「本気の愛」をGETするテク2つ



2017年8月4日 7時50分

美LAB.

気になる彼がいるけど、あまり進展しない。彼がどうしたらこちらに気持ちが向いてくれるのか。女性は恋愛感度が高いのに対し、男性はちょっと恋愛感度が低い場合が往々にしてあります。そんなイマイチ距離が縮まっているのかどうか分からない彼から、本気の愛情をGETするには?今回は、気になる彼を本気にさせるために必要な2つのことをご紹介します。
「この子、話せる…!」と思わせる

例え彼が今の所、アナタに対して本気の愛を感じていない場合…。彼が興味の沸く女の子になることから始めましょう。大事なのは彼の視点で「おっ!この子、意外と話せる子だ。」と思わせることです。ホステスのテクニックに近いのですが、会話の読解力・対応力・ウィットに富んだ賢い女性を目指して下さい。

大人の男性になってくると、恋愛よりも仕事や自分の人生プランを重要視する男性も少なくありません。そんな男性にモテテクニックはあまり通用しないので、彼の好む話題に入り込めるようにしておきましょう。
好意は素直に表現する

好意はちゃんとアピールしていますか?実は思ってる以上にアピール不足の女性は多いものです。

「〇〇君、カッコいいね」「〇〇君のそういう所、好きだよ!」「一緒にいて落ち着く♡」など、直接的な告白ではないにしろ好意を感じているという言葉を表現することはとても大事です。

いつもラインたくさんしているから好意を感じてくれているはず…!というような、態度からくるアプローチは存外相手に伝わらないので、言葉にする勇気もお忘れなく。
相手と歩み寄って段階を踏んだ付き合いを

男性によっては、いきなり距離を詰められるのが苦手な方もいます。コチラ側としては、トントン拍子にことを運びたいのに、一向に仲が進展しないこともよくありますよね。しかし、ここは焦らずに。

彼の気持ちがアナタに向くまで、徐々に徐々に距離感を掴んでいく。そうした歩み寄りの気持ちが彼に本気で愛されるための一歩なのです。

男性をムッとさせる地雷ワード6つ 彼に言ってないか振り返って!

2017-08-04 16:46:32 | 女性向き記事・コラム
男性をムッとさせる地雷ワード6つ 彼に言ってないか振り返って!



2017年8月4日 9時0分

モデルプレス

【恋愛コラム/モデルプレス】誰にでも地雷ワードはあるもの。彼に言われてムッと感じた事があるように、彼もあなたの言葉でムッと感じているかもしれません。もしかしたら彼は不快に思っている事を我慢しているかもしれません。溜め込んでいると一気に爆発してしまう事も。今回は男性をムッとさせる地雷ワード6つをご紹介します。

【他の記事を見る】男性に聞いた「イイ女の条件」ベスト5

♥「だってこうでしょ?」

相手の考えていることや行動を決めつけてしまう「だってこうでしょ?」は危険ワード。

言われた相手は、自分の事を軽く見られていると強く感じてしまいますよ。

もし「こうでしょ?」と言ったことが図星だとしても、言われた相手は「何で決めつけるんだ」と反感を覚えます。

長く付き合うと相手の考えている事はなんとなく分かることがあると思いますが、「こうでしょ?」と決めつけるのではなく「これで合ってる?」と相手の考えに余裕を持たせてあげると良いでしょう。

♥「他の男性は…」

「他の男性は…」と、彼と他の男性を比較するのもかなり危険なワードです。

男性は一般的に女性よりも独占欲が強いので、名前の上がった男性に彼女の好意がないと分かっていたとしても要注意。

またプラスな話をするとしても、元カレや他の男性との比較はやめた方が良いでしょう。

基本的には彼と話している時に、他の男性を比較対象として出すのはNGなので気を付けましょうね。

♥「なんでもいいよ」

食事のシーン等で聞く「なんでもいいよ」は男性と女性の間でよく議題に上がる言葉。

女性としては「なんでもいいよ」と言っていても、本当に何でも良いわけじゃありませんよね。

男性はその言葉を鵜呑みにして自分が食べたいものを選び、それに女性が意見をするとムッとします。

女心を分かって欲しいのが本音ですが、男性の気持ちも分かりますよね。

「なんでもいい」としても「嫌なものはなにか」を相手に伝えるようにすると、気持ちの行き違いも少なくなっていきますよ。

♥「○○ちゃんはイイな」

友達のカップルと比較する「○○ちゃんはイイな」とか「○○ちゃんは遊園地に連れて行ってもらったみたい」という言葉も男性をムッとさせます。

これは間接的ではありますが、彼のことを批判している事と同じなのでケンカの原因に繋がることも。

もし彼に不満があるとしても、誰かと比較して伝えるのはNG。

休みの日に遊園地に行きたいなら、率直に「次の休みは遊園地行かない?」と言う方が良いでしょう。

♥「~してあげてもいいよ」

2人の関係性にもよりますが、男性は女性に頼って欲しいと思っています。

そんな心理を否定してしまう「~してあげてもいいよ」の言葉もNG。

これを聞いた男性は自分が立場的に下に見られているんだと感じるでしょう。

女性にそんな意思がなかったとしてもです。

ちょっとふざけて「~してあげてもいいよ」と言うのは良いですが、日常的に使っているのであれば彼をムッとさせている可能性があります。

♥「私なんてどうせ…」

自分を批判するような言葉に「そんなことないよ」と励ましてくれる男性も、毎日毎日言われたらさすがにイラッとしてしまいます。

女性としては愚痴をただ聞いて欲しい事って、よくありますよね。

でも男性はその悩みに対して答えを出そうと頑張ります。

頑張ってアドバイスをしたのに彼女は何も変わらないと思うと、自分を無力に感じたり彼女は何をいっても聞いてくれないと感じるでしょう。

結果、男性の気持ちを離してしまう事にも繋がってしまうのです。

自分を否定したり、悲観的な発言が多い人は注意してくださいね。

♥意外と言っている地雷ワード

日常的に男性をムッとさせたり、面倒くさいと思わせる言葉は意外と多く潜んでいます。

それは女性自身もそうですが、男性が気付いていない時もありますよ。

そのことに男性が気付いていないとしても「なんか不快だな」と感じる事があるので注意してくださいね。

まずは上記のNGワードを自分が言っていないかを会話の中で意識してみてください。

もし口癖のように言っていたら、かなり危険です。

彼の気持ちが離れていく前に、すぐにやめましょう。

急に改善するのは難しいですが、少しずつ意識していけば必ず良くなっていきますよ

北メディア「米本土が想像できない災難に陥る」

2017-08-04 16:44:59 | ニュースまとめ・総合
北メディア「米本土が想像できない災難に陥る」



2017年8月4日 6時9分

デイリーNKジャパン

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は3日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型の2度の試射で、米国に対北朝鮮政策の変更を促すよう警告したとする署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、火星14型の第1次試射(7月4日)は、「共和国に下手に手出しすればアメリカ帝国が最終的に滅亡するようになるということをはっきりと知らせる朝鮮の軍隊と人民の警告であった」と主張した。

つづけて、「米執権層は、不安と恐怖に震えながらもこのような助言と忠告を無視してしまった」としながら、第2次試射(7月28日)で「わが国家をどうにかしてみようとするなら、米本土が想像できない災難の中に陥る」と再び警告したと強調した。

そのうえで、「今や、朝鮮の核放棄ではなく、米本土安全保障がトランプ行政府の最優先的な政策課題となった」としながら、「対朝鮮敵視政策にしつこく執着するなら、それから与えられるのは朝鮮が連続的に送る予想できない『贈物包み』だけである」と警告した。

金正恩党委員長は火星14型の第1次試射を現地指導した際、「大小の『贈物包み』をしばしば送ってやろう」と述べていた。ミサイル発射の継続、または核実験の強行を示唆していると見られる。

宅配便が値上げ開始…割引サービスの賢い使い方

2017-08-04 16:43:00 | ニュースまとめ・総合
宅配便が値上げ開始…割引サービスの賢い使い方


2017年8月4日 16時0分

女性自身


「10月1日から、ヤマト運輸の宅急便料金が上がります。原因となったのは、今年の春先に発覚した、配達員の長時間労働問題。ヤマト運輸は労働環境の改善を余儀なくされ、大口顧客への値上げ交渉や、配達時間指定のうち12~14時枠の廃止などを先行実施しました。そしてついに、一般顧客の料金値上げに踏み切ります。消費税増税以外では27年ぶりのこと。140~180円上がりますが、今回はやむを得ないと思います」

こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。とはいえ、家計にとっては痛手に違いない。だが実は、値上げと併せて新しい割引サービスも導入される。そこで、荻原さんが新しい割引サービスと、その賢い使い方を解説してくれた。

「まずは『デジタル割』です。ヤマト運輸の営業所にある『ネコピット』というタブレット端末などで送り状を作成すると、50円引きになります。次に、『宅急便センター直送サービス(仮称。以下、直送サービス)』です。荷物の受取り場所として、営業所を指定すると50円引きです。荷物は、指定した営業所まで引き取りに行かねばなりません」

これまでも、コンビニなどの取扱店や営業所などに荷物を持ち込むと、100円引きになる「持込割」があった。これは継続され、先の新割引サービスと併用できる。

「営業所に荷物を持ち込み(持込割)、ネコピットで送り状を作成し(デジタル割)、配送先に営業所を指定すると(直送サービス)、3つの割引合計は200円。値上げ分を超える割引になります。客側が荷物を取りに行ったりすることで、集配業務は効率化されます。手間をかけた分、料金の割引につながるので、工夫して活用しましょう」

ほかにも「クロネコメンバー割」がある。

「登録料無料の『クロネコメンバーズ』になると、プリペイドカード機能を持つ会員カードが送られてきます。カードに5,000円以上チャージして、料金をカードから支払うと、10~15%引きになるというものです。これは従来からある割引サービスですが、さらに10月からは、クロネコメンバーズが営業所に荷物を持ち込むと「持込割」がメンバーズ以外(100円)より優遇されて150円になります」

一般的に企業は顧客を囲い込むため、会員の優遇や割引を行う。「クロネコメンバーズも同様です」と荻原さん。

「離れて暮らす親や、一人暮らしの子どもに定期的に荷物を送る人など、宅急便をよく利用する人には、お得なサービスです。逆に、利用する機会が少ない人は、チャージ金が余ってしまうとムダです。どれくらい利用するかを考えて、判断してください」

また、佐川急便も11月21日から、60~230円値上げすると発表。割引制度がどうなるか、注目したい。

「共産党の闘争は文革の再演」

2017-08-04 16:41:36 | ニュースまとめ・総合

共産党の闘争は文革の再演


8/4(金) 15:52配信

ニューズウィーク日本版


後継者とも目された孫政才があえなく失脚したのは習近平の意にそぐわなかったから?
秋の党大会を前にした突然の次期トップ候補失脚は嵐の前兆か?

今年秋に19回目となる党大会を開く中国共産党が揺れている。その最大の震源は、ニューヨークに住む中国人富豪で、ツイッターと動画を使って連日、高官たちの腐敗情報を暴露している郭文貴(クオ・ウエンコイ)だ。

焼身しか策がないチベット人の悲劇

郭の最大のターゲットは、習近平(シー・チンピン)国家主席の盟友で反汚職運動の先頭に立つ共産党最高指導部の1人、王岐山(ワン・チーシャン)。王は暴露が始まった4月から約3カ月間、公の場から姿を消した。先日、中国のテレビでようやく「復活」したが、その姿はやつれ、以前の精彩をすっかり欠いていた。

党大会を前にした政治闘争の中心にいるのは、独裁体制を固めつつあるとされる習だ。国内政治だけでなく、外交的にも岐路に立つ「習近平の中国」はどこへ向かうのか。独自の中国政治分析で知られる在米政治評論家の陳破空(チェン・ポーコン)に、長岡義博・本誌編集長が聞いた。

***

――郭文貴が共産党幹部のスキャンダルの暴露を続けている。どう評価するか。

中国にはこのような詩がある。「坑灰未冷山東乱 劉項原来不読書」。秦の始皇帝が「焚書坑儒」によって知識人を弾圧し支配を固めようとしたが、結局秦を倒したのは書物を読まない劉邦や項羽のような人物だった、という意味だ。

共産党は知識人である(反体制活動家の)劉暁波(リウ・シアオポー)を葬り去った。しかし、劉邦や項羽と同様に知識人ではない郭は、共産党にどう批判されても全く気にしない。そして高官批判を続け、その暴露情報は彼らを脅威にさらしている。この詩は中国の歴史の教訓だ。

――彼の暴露情報は秋の党大会に影響するか。

可能性はある。王は従来の観測どおり最高指導部に残留する、引退する、あるいは習と政治闘争を始める、という3つの可能性がある。いずれにせよ、党大会へ向けた「変数」が大きくなっている。

――次期トップ候補の1人だった孫政才(スン・チョンツァイ)前重慶市党委員会書記の最近の失脚は、郭と関係があるのか。

郭がネットで孫の「政治的才能」を称賛した直後、孫は失脚した。もともと習と孫の関係は悪くなかったとされる。習に続く「第6世代」の指導者とみられた孫が失脚したのは、(独裁体制を固めようとする)習が後継者は不要だと考えるようになり、孫が恨みを抱くようになって、それを習に知られた......というのが1つの見立てだ。

習に恨みを抱くようになった孫の下に、習に反感を持つ政治家が集まるようになり、習がそれを疑った可能性もある。

こういった動きは文革を彷彿させる。毛沢東(マオ・ツォートン)にとって後継者は大問題だったが、最初に選んだ劉少奇(リウ・シャオチー)(国家主席)、林彪(リン・ピアオ)(国防相)をいずれも死に追いやった。習は最初の任期が終わらないうちに後継者問題を起こしている。それだけ権力闘争が激しくなっている。

――孫に代わって重慶市トップの座に就いた陳敏爾(チェン・ミンアル)は新たな後継者候補なのか。

習にはまだ後継者がいない。陳は4人いる腹心の1人にすぎない。

――今回、郭はアメリカで腐敗を告発している。5年前に中国国内で起きた薄煕来(ボー・シーライ)事件より影響力は限定的ではないか。ネット規制で簡単には国外の情報が国内に伝わらない。

いかに規制しようと、情報は中国国内に伝わる。実際、知識人はこの郭文貴事件に強い関心を寄せている。

最近、アリババのジャック・マー(馬雲)が所有する香港のサウスチャイナ・モーニングポスト紙が、習の腹心である栗戦書(リー・チャンシュー)(党中央弁公庁主任)の娘と娘婿の金銭スキャンダルを報じ、すぐに記事を削除した。これは、マーが習に対して「私を攻撃するな、すれば郭のように暴露情報を公開する」と警告した、とも読める。

――中国外交からも目が離せない。ドナルド・トランプの米大統領選勝利を予測できず、翻弄される習は「愚か」なのか。

習は愚かではない。彼はトランプを恐れつつも、リスクを冒してでも取引をしようとしている。彼が本当に恐れているのは、アメリカとロシアが連携すること、そしてアメリカと台湾が手を結ぶことだ。

72年、リチャード・ニクソン大統領訪中でアメリカは「聯中抗蘇(中国と連携してソ連に対抗する)」政策に舵を切り、そこでアメリカと台湾との外交関係はなくなった。しかし、トランプは政権をスタートしてから、ロシアとの連携、そして台湾との関係見直しという歴史をひっくり返す政策を打ち出した。

この2つの外交政策は習を驚かせた。ところが、トランプはロシアによる米大統領選介入疑惑で国内政治の身動きが取れず、対ロ関係を改善したくてもできない。そこで習はアメリカを訪問してトランプに近づき、極力譲歩・妥協した。

ただ、北朝鮮問題で中国は石炭以外の貿易制限に応じず、かえって貿易量は増えた。怒ったトランプは南シナ海で「航行の自由」作戦を実施し、中国国内で北朝鮮と取引のある銀行を対象にした経済制裁に踏み切った。習もまた、報復しようとしているのだ。

米中ロ3国の関係は非常に興味深い。まさに「三国志」と言っていい。

――近著『米中激突 戦争か取引か 』(邦訳・文春新書)で「習近平は北朝鮮を恐れている」とも主張している。

かつて漢は大国だったが北方の小国である匈奴を、また唐は西方の小国である吐蕃をそれぞれ恐れていた。宋はモンゴル民族に、明は満州族に滅ぼされた。現在の中国も北朝鮮に滅ぼされる可能性がある。核戦争は「先んずれば制す」。先に攻撃を仕掛ければ勝つことができる。

中国は大国であり、アメリカやロシアの目もあるから簡単には動けない。一方、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は暗に中国を指して「破局的結果を覚悟せよ」と警告した。つまり北朝鮮が中国に核の先制攻撃を行う可能性がある、ということだ。

安倍改造内閣、「反対勢力分断」も「やぶ蛇」か

2017-08-04 16:38:20 | ニュースまとめ・総合

安倍改造内閣、「反対勢力分断」も「やぶ蛇」か


8/4(金) 16:00配信

東洋経済オンライン

 「結果本位の仕事人内閣」をキャッチフレーズとする第3次安倍第3次改造内閣が3日午後、発足した。“1強”を背景とした独善的な政権運営を批判された安倍晋三首相が「初心に戻って」組み直した新布陣。いわゆる「お友達」を排除し、党内の批判勢力も取り込んだ、「“脱1強”による出直し」人事で、失った国民の信頼を取り戻そうというものだ。

 首相は悲願の憲法改正への動きをギアダウンし、“道半ば”が常態化したアベノミクスの完遂を目指す。「経済最優先でデフレ脱却」に専念することで、態勢立て直しを狙う。その一方で党・内閣人事での「岸田氏重用」と「石破氏孤立化」でポスト安倍の構図を変容させたが、既定路線化していた「総裁3選」への道筋も不透明になったことは否めない。

 「様々な問題が指摘され、国民から大きな不信を招く結果となった。改めて深く反省し、お詫び申し上げたい」

 3日午後6時過ぎ、皇居での閣僚認証式を終えて記者会見した首相は、冒頭に神妙な表情で謝罪の言葉を述べた後、7~8秒間じっと頭を垂れた。経営破たんや不祥事を起こした企業トップらの謝罪会見では見慣れた光景だが、一国のリーダーがテレビ中継を通じて国民に頭を下げるシーンは極めて異例で、自らの言動で追い詰められた首相の孤立感と焦燥感を際立たせた。国民の批判を意識して「高姿勢で不寛容」だった政治姿勢を「低姿勢で寛容」といった風に軌道修正してみせた首相。だが、人事工作の過程では「計算高く強かな権力者」(首相経験者)という実像も垣間見せた。

■「いやがらせみたいな人事」と石破氏周辺

 今回の人事の最大の焦点はポスト安倍の有力候補とされる岸田文雄外相の処遇だった。

 党内タカ派の頂点にいる首相と、党内リベラル勢力の牙城とされる「宏池会(岸田派)」領袖の岸田氏。政治信条や政治家としての立ち位置は大きく異なるが、当選同期の友人として4年7か月余りを外相として安倍外交の黒子役に徹してきた岸田氏を、首相は自民党の政策決定の最高責任者となる政調会長に起用した。



 岸田氏周辺は「これで(総理総裁への)最後のピースが埋まった」(側近)と喜び、首相周辺は「“安倍・岸田同盟”で総裁3選への道筋が固まった」(同)とほくそ笑む。

 その一方で首相は、これまでポスト安倍の一番手とされてきた石破茂元地方創生担当相には入閣打診もせず、石破氏側近でまだ当選3回の斎藤健農林水産副大臣を“一本釣り”の形で農林水産相に昇格させた。加えて、石破親衛隊とみられながら2015年9月の石破派(水月会)旗揚げには参画しなかった小此木八郎・党国会対策委員長代理を国家公安委員長・防災担当相に抜擢した。石破氏周辺は「いやがらせみたいな人事」と顔をしかめる。

 さらに首相は、石破氏と並んで反安倍勢力の中心人物と目されていた野田聖子元総務会長を、重要閣僚の総務相兼女性活躍相に起用した。野田氏は2015年秋の前回総裁選で出馬を模索し、首相サイドの切り崩しに悔し涙を流した経緯がある。今回、首相は「批判派を取り込む場合は当選同期で個人的には交流が深い野田氏しかいない」と入閣を打診。野田氏は「やりたいのは総務相」と注文を付け、首相もそれを受け入れたという。野田氏は「義をみてせざるは勇無きなり」と“男前”の気質をアピールする一方、首相の入閣要請を「君子豹変」と評し、就任会見で次期総裁選についても「次は必ず出る」と出馬宣言した。

 野田氏は石破氏とも親密で、前回総裁選も石破氏擁立に動いたが、石破氏が出馬を断念したことで「代わりに挑戦しようとした」(周辺)とされ、石破氏は野田氏の入閣について周辺に「まさか受けるとは…」と苦笑したという。

■「細田派抜き・新3役」の狙いは「反安倍勢力分断」

 首相は自民党3役人事では岸田政調会長とともに、国会対策委員長として国会運営を仕切っていた竹下亘氏(額賀派)を総務会長に昇格させた。「政権の骨格」として続投する二階俊博幹事長も合わせた新3役体制であえて首相の出身派閥の細田派を外した背景には、「反安倍勢力の分断」(自民長老)の思惑があるとされる。



 竹下氏は額賀派の次期領袖候補で、「近い将来、派閥を受け継いで竹下派を再興する」(額賀派幹部)とみられている。宏池会のプリンスの岸田氏と旧田中派の流れをくむ竹下氏と、それに旧田中派で頭角を現した二階氏の新3役体制は「田中角栄内閣や大平正芳・鈴木善幸内閣をつくった“大角連合”パワー」(首相経験者)を想起させる。「保守本流の系譜」(同)であり、政治史からみれば、岸信介、福田赳夫両元首相(故人)の流れを汲む安倍首相にとっての対立勢力だ。その二階、岸田、竹下3氏が「首相支持」の立場を表明したことで「派閥単位でみれば、石破派の孤立」(自民幹部)が明確になった。

 人事に当たって、首相と岸田氏が数回にわたり、「突っ込んだ話」(首相周辺)をした際「首相は『ポスト安倍での岸田氏支持』を、岸田氏は『安倍政権が続く限り首相支持』をそれぞれ確認し合った」(同)という。これが事実なら、ポスト安倍の構図は「本命石破、対抗岸田」から「禅譲路線で本命岸田」に塗り替わることになる。その陰には首相の盟友として岸田派も含めた「大宏池会」構想を進める麻生太郎副総理兼財務相の「キングメーカー戦略」も絡んでいることは間違いない。

 その一方で首相は改造人事で「ポスト安倍以降」のリーダー候補も浮上させた。永田町的視点で「サプライズ人事」とされた河野太郎氏の外相抜擢だ。父親の河野洋平氏は外相、自民党総裁、衆院議長を務め、宏池会に所属したこともあるリベラル勢力の実力者だ。過去に首相が厳しく批判した従軍慰安婦に関する「河野談話」の当事者でもある。

 しかも、河野太郎氏自身も「自他共に認める異端児」で原発反対など安倍政権の政策批判も展開してきた。ただ、安倍内閣の大番頭として留任した菅義偉官房長官はかねてから「河野氏は将来の総理総裁候補」と高く買っており、首相に河野氏入閣を勧めたのも菅氏とされる。

■河野氏は持論を封印?  小泉氏は「弾よけ」役

 河野氏は第2次安倍改造内閣で行革担当相に抜擢された時も話題になった。ただ、それまで自ら公式サイト「ごまめの歯ぎしり」に書き込んできた独自の政策論を封印し「内閣の方針尊重が閣僚の責務」という姿勢を堅持した。だからこそ首相も「河野氏は外相にしても私の方針を尊重する」と起用したのだ。

 河野氏以上に「ポスト安倍以降」の総理総裁候補と目されている小泉進次郎氏については、首相は党農林部会長を卒業させ筆頭副幹事長に起用した。当選3回での筆頭への起用は異例だが「幹事長会見では必ず後ろに立つのが筆頭副幹事長」(党幹事長室)だけに「強面(こわもて)の二階幹事長の後ろに小泉氏が映れば、国民からの批判の弾よけになる」(自民幹部)との“小泉効果”を期待する向きが多い。




 こうした首相の人事戦略は「低下した求心力を高め、来年の総裁3選を確実にするための権謀術数」(自民長老)に基づくものだ。ただ野田氏の「次期総裁選出馬宣言」が“安倍3選戦略”を不透明にした側面もある。首相が「挙党体制の象徴」として取り込んだ野田氏が現職閣僚でも総裁選に出馬する意思を明確にしたことで、岸田氏も「党3役なら次期総裁選出馬は問題ない」(側近)ということになる。

 出馬が当然視される石破氏に加え、岸田、野田両氏が来年9月に名乗りをあげれば、「多数派工作が極めて流動化する」(自民幹部)ことは避けられない。さらに、総裁選出馬経験がありこれまでも出馬の意欲を隠さずに来た河野氏も推薦人確保に動く可能性がある。そうなれば「石破氏を孤立化させ、『安倍vs.石破』に持ち込んで圧勝する」(細田派幹部)という当初の戦略は破たんする。このため安倍陣営からは「野田氏や河野氏の起用は『藪(やぶ)をつついて蛇を出した』のでは」(同)との不安の声も出る。

■支持率アップ難しく、改憲スケジュールも断念

 そもそも今回の「出直し人事」は「危険水域」に入った内閣支持率の下落に歯止めをかけるのが主目的だったはずだ。その意味では骨格維持で経験者を優先起用した実務的布陣は「新味に欠け、支持率アップにはつながりにくい」(首相周辺)ことは間違いない。だからこそ首相も「結果を出すことで国民の信頼回復に結び付ける」と頭を下げたのだ。ただ、直前に辞任した稲田朋美元防衛相も含めて“問題閣僚”と“お友達閣僚”をほぼ一掃したことで「5割を超えて急上昇した内閣不支持率」をある程度低下させる効果は見込めそうだ。

 首相は記者会見で憲法改正についても「日程ありきではない。これからは党でしっかり議論し、国会での議論が深まっていくことを期待する」と語った。これは、5月3日の憲法記念日に明言した「安倍改憲」のスケジュールの事実上の断念を意味する。改憲案の党内とりまとめを託されている高村正彦副総裁が「慎重論」を述べたこととも連動している。

 首相は衆院解散については「全く白紙だ」と述べた。これは首相の常套句だが、党内では「早期改憲実現のためには衆院での改憲勢力3分の2が前提となり、それが首相の解散権を縛る形になってきたが、その前提が変わればいつでも解散ができる」(自民幹部)との受け止めが大勢だ。

韓国民間団体、「15万人」動員 「東海」表記へ世界各地で圧力

2017-08-04 16:36:22 | ニュースまとめ・総合
韓国民間団体、「15万人」動員 「東海」表記へ世界各地で圧力



2017年8月4日 5時5分

産経新聞


 日本海呼称の変更を求め、「15万人の会員」を動員し世界の出版社や政府機関などに働きかけを行う民間団体「VANK」の朴起台(パク・ギテ)代表が産経新聞の電話取材に応じ、「民間で自発的に運動を行うわれわれの熱意は、日本とは比較にならない」と述べた。

 VANKは1999年、海外の文通相手募集サイトとして設立された。国際交流の中で「韓国の正しい姿を世界に知らせる必要を感じた」(朴代表)として「サイバー外交使節団」を名乗り、竹島(島根県)の領土問題や日本海呼称問題について広報活動を展開。代表的な反日運動団体の一つとして知られるようになった。

 朴代表によると、入会費3万ウォン(約2900円)を支払った正会員3万人や外国人3万人を含み、活動に参加する会員総数は15万人に上るという。

 メンバーは「日本海」の単独呼称が採用されている世界各地の地図や教科書、放送などについて情報を共有。出版元などに一斉に大量のメールを送付するなどして圧力をかけ、表記の変更を要求する。

 朴氏は、これまでに米誌「ナショナル・ジオグラフィック」や英国のBBC放送など、国際的に知名度の高い媒体で日本海と東海の併記を実現させたと強調。「学生ら若い世代を中心に、充実した活動ができている」と振り返った。

“睡眠薬遊び”若者蔓延か 車衝突事故運転の18歳「気分高揚と聞き服用」…口に薬の粉付着

2017-08-04 16:34:58 | ニュースまとめ・総合
“睡眠薬遊び”若者蔓延か 車衝突事故運転の18歳「気分高揚と聞き服用」…口に薬の粉付着


2017年8月4日 12時22分

産経新聞


 堺市東区で7月中旬、少年2人が乗った車が暴走して道路脇のフェンスに衝突した事故があり、睡眠薬を飲んで車を運転したとして、大阪府警に道交法違反(過労運転等)容疑で逮捕された通信制高校生の少年(18)が「睡眠薬を飲むと気分が高揚すると聞いて服用した」と供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、車の助手席に乗っていた知人男性(19)が「睡眠薬遊び」として、興奮状態になるため常習的に向精神薬に該当する睡眠薬を服用していたという。

 少年も男性のまねをして睡眠薬を服用したとみられ、府警は事故原因とともに若者に同様の遊びが蔓延(まんえん)していないか実態を調べる方針。

 事故は7月14日午前0時15分ごろ、堺市東区の路上で発生。少年が運転する乗用車が道路脇の金網フェンスに衝突し、衝撃音を聞いた近隣住民が119番した。

 少年にけがはなかったが、助手席に同乗していた知人男性は事故直後、一時意識がもうろうとしていたため病院に搬送された。

 少年は、駆けつけた府警黒山署員に「事故前に睡眠薬を飲んで車を運転した」などと説明したため、同署は同日午後、道交法違反容疑で少年を逮捕。その後、釈放して任意で捜査している。

 任意の調べに対し、少年は「(同乗の男性に)睡眠薬を飲んだら気分が高揚すると聞いた。ストレスを忘れられると思った」と動機を供述したという。

 薬を入手した経緯について、2人は大阪市天王寺区のJR天王寺駅近くで「密売人から買った」と説明。車内からは、医師の処方箋が必要な睡眠薬(向精神薬)とみられる錠剤が数十錠見つかっており、事故当時は2人とも口の周辺に薬の粉が付着していたという。

 同署は、少年から引き続き事情を聴くとともに、知人男性についても同法違反の幇助(ほうじょ)の可能性もあるとみて、少年が睡眠薬を服用して運転することになった経緯を聴いている。