志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

XRテクノロジーが拡張するリアルな舞台空間『獅子と仁人』 劇場公演のご案内です!

2022-11-07 01:10:36 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
芸能とAR(拡張現実)が舞台空間でひとつになる。古きと新しきが呼応する最先端の鑑賞体験!です。沖縄本島のヘソの村にある『がらまんホール』が大胆に先端テクノロジーを駆使して新たな舞台を切り開いていることに驚きます。宜野座文化センター・がらまんホールディレクター小越優也の小さな村の世界に羽ばたくプロデュースの数々は目を見張ります。 . . . 本文を読む

興味深い催し!「帝国の祭典ー博覧会と〈人間の展示〉」今日まで! (備忘録)同タイトルの書籍が刊行された!

2022-11-06 22:14:13 | グローカルな文化現象
小原真史著『帝国の祭典ー博覧会と〈人間の展示〉』を読みたいと思ったのは、展示だけではなく、氏の喜劇『人類館』上演後(11月5日)のアフタートークでの発言を拝聴して、なるほどと新しい指摘に驚いたゆえでもある。この有名な1903年の大阪・第5回勧業博覧会会場近くで開催された「学術人類館」で展示された人々の集合写真について、小原氏は真ん中に座っているアイヌの男性とその和装の妻、また学生帽をかぶった息子に . . . 本文を読む

喜劇「人類館』に笑いは少なかった!なぜ?しかし、演出も演技も従来と変わった!戯画化〈ディフォルメ〉され、メタシアター的な転換?!

2022-11-06 13:32:47 | 沖縄演劇
印象批評に留まるが、観た舞台についてはコミットしたい。 従来の「人類館」の演劇とは一味異なった。新しい転換である。笑いは少なかった。劇場を出て知人と話していた時彼が話した「作品自体が重いし、悲劇ですよね。どこが喜劇?の感じ」もその通りに思えた。「若い人が多かったからかな」も一つの理由かもしれないが、それと「うちなーぐちがわからなかったもあるかな」もそのとおりかもしれない。今まで観た舞台では必ず笑い . . . 本文を読む

修正した詩篇を送った!まだ校正はゲラ後でも続くに違いない。言葉を紡ぐことのたいへんさがある!

2022-11-05 00:33:52 | 詩、詩集
小さな庭に出るといつでも何かしら驚きが待ち受けている。「日常を丁寧に描くと、シュールになるんだ」と言った詩人のことばが耳元でエコーしている。           水滴                        毎年七月になると、庭の縁側の下やシークヮーサー、椿、そしてブーゲンビリアの幹や葉の上にクマゼミの抜け殻が残 . . . 本文を読む

水滴 

2022-11-03 15:04:14 | 詩、詩集
小さな庭の小さな驚きに出会った出来事。前にもブログで書いたような気がするが~。  水滴  (まだ手を入れる必要があり!)                   毎年七月になると、庭の縁側の下やシークヮーサー、椿、そしてブーゲンビリアの幹や葉の上にクマゼミの抜け殻が残されていく。その数は20~30個ほどだろうか。ふと成虫になる前の羽化の様子はどうなっているのか、今まであまり気に留めなかったことが気にな . . . 本文を読む

日本の侍野球 対 野球 ⇔ Samurai Baseball vs. Baseball in Japan 学生が選択した論文の一つだが面白い!

2022-11-02 23:44:47 | 日本の過去・現在・未来
日本の侍野球対野球チャールズW.ヘイフォード2007年4月2日5 巻 |問題 4記事ID 2398日本の侍野球対野球 〈自動翻訳〉実はこの論文、翻訳よりオリジナルの英語の方が理解しやすい。今日、学生のパワーポイントを利用した発表は、思ったよりよくできていた。中身がうまく整理され、ポイントが分かりやすかった。以下は自動翻訳だが、意外とわかりにくい小論になっている。野球について書かれた多文化共生の中の . . . 本文を読む

那覇市文化芸術劇場なはーと大劇場で上演された「首里城明け渡し」(一般社団法人沖縄俳優協会&組踊保持者客演・賛助出演)は終幕に盛り上がった!

2022-11-02 12:14:40 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
以前「首里城明け渡し」については「世替りや世替りや」と比較しながら論文を書いたことがあるので、思い入れの深い琉球史劇である。今回の10年ぶりの公演で良かった所は、松田道之役の宇座仁一さん、宜湾朝保 - Wikipediaの高宮城実人さん、また津堅親方の具志清健さんも安定した演技だった。亀川親方の新垣勝夫さんは与座ともつねさんを彷彿させる演技で、中堅の与座幸賢や与座朝奎 も主役の役柄を演じた。幕開け . . . 本文を読む

第三回沖縄市戯曲大賞受賞作品『カフェ・ライカム』は、上里和美の初戯曲で、2000年11月、沖縄市民小劇場「あしびなー」で初演、また翌年7月「県立郷土劇場」で再演された。〈備忘録〉

2022-11-01 20:16:16 | 沖縄演劇
上里はこの戯曲を通して、戦後沖縄をたくましく生き抜いてきた沖縄の女・夏子を中心に沖縄の戦後を抉り取って見せる。その特筆すべき点は、戦争中日本人隊長にレイプされた夏子の過去が、皮肉にも、夏子にプロポーズし、朝鮮戦争で記憶を失った報道カメラマン・ハイマンの撮った写真と「記憶の想起」によって明らかになる劇構造である。またメタシアターの要素がちりばめられたことばの面白さも含め、クレオール化する沖縄、変わる . . . 本文を読む