芸能とAR(拡張現実)が舞台空間でひとつになる。古きと新しきが呼応する最先端の鑑賞体験!です。沖縄本島のヘソの村にある『がらまんホール』が大胆に先端テクノロジーを駆使して新たな舞台を切り開いていることに驚きます。宜野座文化センター・がらまんホールディレクター小越優也の小さな村の世界に羽ばたくプロデュースの数々は目を見張ります。 . . . 本文を読む
小原真史著『帝国の祭典ー博覧会と〈人間の展示〉』を読みたいと思ったのは、展示だけではなく、氏の喜劇『人類館』上演後(11月5日)のアフタートークでの発言を拝聴して、なるほどと新しい指摘に驚いたゆえでもある。この有名な1903年の大阪・第5回勧業博覧会会場近くで開催された「学術人類館」で展示された人々の集合写真について、小原氏は真ん中に座っているアイヌの男性とその和装の妻、また学生帽をかぶった息子に . . . 本文を読む
印象批評に留まるが、観た舞台についてはコミットしたい。 従来の「人類館」の演劇とは一味異なった。新しい転換である。笑いは少なかった。劇場を出て知人と話していた時彼が話した「作品自体が重いし、悲劇ですよね。どこが喜劇?の感じ」もその通りに思えた。「若い人が多かったからかな」も一つの理由かもしれないが、それと「うちなーぐちがわからなかったもあるかな」もそのとおりかもしれない。今まで観た舞台では必ず笑い . . . 本文を読む
小さな庭に出るといつでも何かしら驚きが待ち受けている。「日常を丁寧に描くと、シュールになるんだ」と言った詩人のことばが耳元でエコーしている。 水滴 毎年七月になると、庭の縁側の下やシークヮーサー、椿、そしてブーゲンビリアの幹や葉の上にクマゼミの抜け殻が残 . . . 本文を読む
小さな庭の小さな驚きに出会った出来事。前にもブログで書いたような気がするが~。 水滴 (まだ手を入れる必要があり!) 毎年七月になると、庭の縁側の下やシークヮーサー、椿、そしてブーゲンビリアの幹や葉の上にクマゼミの抜け殻が残されていく。その数は20~30個ほどだろうか。ふと成虫になる前の羽化の様子はどうなっているのか、今まであまり気に留めなかったことが気にな . . . 本文を読む
日本の侍野球対野球チャールズW.ヘイフォード2007年4月2日5 巻 |問題 4記事ID 2398日本の侍野球対野球 〈自動翻訳〉実はこの論文、翻訳よりオリジナルの英語の方が理解しやすい。今日、学生のパワーポイントを利用した発表は、思ったよりよくできていた。中身がうまく整理され、ポイントが分かりやすかった。以下は自動翻訳だが、意外とわかりにくい小論になっている。野球について書かれた多文化共生の中の . . . 本文を読む
以前「首里城明け渡し」については「世替りや世替りや」と比較しながら論文を書いたことがあるので、思い入れの深い琉球史劇である。今回の10年ぶりの公演で良かった所は、松田道之役の宇座仁一さん、宜湾朝保 - Wikipediaの高宮城実人さん、また津堅親方の具志清健さんも安定した演技だった。亀川親方の新垣勝夫さんは与座ともつねさんを彷彿させる演技で、中堅の与座幸賢や与座朝奎 も主役の役柄を演じた。幕開け . . . 本文を読む
上里はこの戯曲を通して、戦後沖縄をたくましく生き抜いてきた沖縄の女・夏子を中心に沖縄の戦後を抉り取って見せる。その特筆すべき点は、戦争中日本人隊長にレイプされた夏子の過去が、皮肉にも、夏子にプロポーズし、朝鮮戦争で記憶を失った報道カメラマン・ハイマンの撮った写真と「記憶の想起」によって明らかになる劇構造である。またメタシアターの要素がちりばめられたことばの面白さも含め、クレオール化する沖縄、変わる . . . 本文を読む