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(「落城」の主役真壁を演じた真喜志康忠)
聞き慣れているような何気ないことば、文言にハッとさせられる。平良進さんによると、康忠さんは、新国劇の島田正吾さんや辰巳さんたちに惚れ込んでいたようだ。剣劇が得意だった時代だろうか。康忠さんの生の写真は今回ご家族関係者から協力していただけなかった。以前ご本を作った時の写真が家に残っているかと思ったがすべて出版社に渡したので、こちらには何も残っていない。沖縄芝居実験劇場は多くの写真を提供してくださった。謝!芸道60周年記念誌は写真が充実している。それからも一部転載させていただいた。
昨日は校了手前で国立劇場おきなわ芸術監督、金城真次さんの真喜志康忠さんへの思いが送られてきた。
演出家幸喜良秀さんの薫陶を受けた後継者の世代が、今、沖縄芸能の中核を担っている。
何事にも発見がある。
ニガウリのツルが宙を泳いで対象をもとめる姿に、ハッとさせられる。
根っこの葉がすでに黄色くなったりもする。
栄養補給を求めている。プロのアドバイスが必要なようだ。
小さな記念誌に何を編み込むか、小さな、ワクワクする経験をしている。
復活公演の開花も間近で、ドキドキハラハラ、新しい作品の誕生のような期待感は高まっている。
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