日本の保守層のネットメディアが凄かった。リベラル反自民系のチャンネルも興味深かった。自民党の内部対立、新自由主義対保守の対立や、安倍対石破や、この間の自民党の内部対立や確執など、なるほどだった。
政治組織の方向性がどう決定されるのか、権力争いの逆転劇は、フィクションのドラマ以上の展開があった。
欧米にしても右派潮流への傾倒がグローバリズムへの反乱のように、新しい流れが起こっている。日本もまたその潮流の中にあるようにも感じられるが、一般庶民とかけ離れた自民党政権の米政府追随政策による重税、インフレ、そして政府主導によるワクチン薬害(それが全く論じられなかった)(一部の政党や超党派議員連は問題提起している!)など、財務省主導の日本政治の苛烈さの中で、不信感が高まっている日本の政治の動向~。総裁候補の独自のビジョンや政策討論の中で、誰がリーダーとしてふさわしいか、喧々諤々、SNSは闊達に主張や分析がなされていた。
しかし9人の候補者の熱気あふれる主張の中で、小泉さんなどの国民の生活を無視した無能ぶりが晒されていく過程は、SNSのコメント欄からも如実に明らかになっていった。一方で高市さんへの熱狂も見て取れた。自民党の裏金と統一教会の問題が、推薦人のリストの中にも如実に表れ、安部派の動向や、増税メガネと批判されてきた岸田元総理の意向も含め、ライブドラマは総裁選のクライマックスに至るまで、自民国会議員の選択、裏切りや、企みなど、面白かった。
第102番目の自民党総裁に選出された石破さんの総理になる前からの言説の裏切りも含め、政治家の豹変、言葉の軽さにも驚く。しかし、例えば自民党の事は国会議員全員を把握している政治評論家がいるのも興趣で~。
否、全国会議員全員の動向が分析の対象になっていることは政治=生活そのものゆえに、必然で、鵜の目鷹の目、多くの物語、分析、批評が登場。
インターネットの登場は、即時に個々の声が反映されるゆえに、見えない見える押しになっていることは確かなんだ~。
政治は情緒を刺激するのもその通りで、ダイオナイシアンとアポロニアン
(ディオニュソスとアポロニアン)との両面を観なければいけないのだろうけれど~。株や為替相場も政治で決まる~。
対外関係、米国と中国や韓国との関係性はかなり重要で、外交戦略や経済政策、文化・生活、科学技術、防衛、セキュリティーなど、総てが対象化される政治の動向は、んんん興味深かったで済ませられないのだろうけれど、どことなくこの場にいる生活空間とはかけ離れているようにも感じられた生のドラマで、しかし現実の生活と結びついている。どなたも消費税削減を主張しなかった。
小説家や大学の教授クラスの分析・批評もなかなか聴かせた。
それぞれ、保守派やリベラル派、反自民、親米、反米、反中、媚中派など、多士済々の主義主張の方々の登場で、それぞれの思想が反映されていたようだ。
若者は●●●なんかどうでもいいと、まったく興味を示さなかった。
それもなるほどで~。やるべき事をやらなければ~。
One for all, all for one?