来る3月10日に市民会館で「大久保地区公共施設再生事業に関する市民説明会」
が開催されます。4月から工事に入るための設計に関する説明会です。

大久保地区再生計画を巡っては市民から様々な疑問や不安の声も上がっています。
「大久保地区公共施設再生事業を考える会」も立ち上がり、市当局と数回の意見交換会も
開かれています。その中で市長は説明会に参加して説明すべきだという意見も出されています。
2月28日の説明会で宮内議員が宮本市長に説明会への出席を求めたところ、理由も言わず
出席を拒んだそうです。
多額の税金を投入して民間に長期間委託や土地の貸し出しをするという市民の生活に大きな
影響を与え、また習志野市にとっても大事業です。
市長は何故出席されないのでしょうか。最高責任者として説明義務があるはずなのではないでしょうか。
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https://blog.goo.ne.jp/narashinoshimin/d/20180208
(以下は28日の議会の傍聴者の記録)
28日の市議会傍聴者は20名弱でした。央議員らがそれぞれに地元の図書館、青年館などに
関する問題点、住民合意の手順、そして共通問題として、PFI事業と定期借地権による法的解釈、
マンション事業者との関係などについて質疑を行いました。
その中で 央議員、宮内議員による質問で、市側が住民の合意を得たと主張している唯一の根拠
が「まちづくり会議」にあることが判明しました。
この会議が、「上意下達」のパイプであると公認され、これまで結果的に、行政から市民を分断
する役割りを果たしてきた、「百害あって一利なし」の会議であることは周知の事実です。
長期計画をわずか3分間で説明したことさえありました(袖ヶ浦の場合)。
宮内議員が市長をおいつめました。
「合意不十分なまま、工事説明では何の解決にもならないではないか。
10日の説明会に、市長の出席を求めます。
できなければ、その理由は何か応えて欲しい」と要請しました。
これに対して「補佐役がでます。そのための補佐役だ」とつっぱねていました。
市長は遂に欠席の理由を答えませんでした。
谷岡議員は、10日の説明会が「工事説明と運営」とされていることについて本当にそれでよいのかと、
図解した数枚のパネルを使って、PFI事業と、マンション事業との法的解明を問い正しました。
議員の憲法、自治法、提起借地権法との関連で、これだけ詳細な質問によって、計画の不備を追及した
ことに対して、傍聴者は勇気づけられました。
市側は、それでも年内に定期借地権契約を結ぶといっていましたが、50年に亘りマンションを運営し、
周辺の広場や、路地を占有するスターツと市側との経済的、法的関係が、複雑であり、場合によっては
深刻な問題を含んでいることがみえてきました。
以上、かいつまんでお知らせします。正確には議会中継の録画をご覧ください。
私としては、問題点の解明、市民の納得がえられるまで「工事の凍結」が望ましいと思います。