習志野市民フォーラム

市民情報交流センター

ボートピア習志野反対運動の経緯(22)(2007年4月市長・市議選挙)

2014年08月31日 | ボートピア習志野反対運動
※このシリーズは2004年より新習志野駅前に計画された競艇場外舟券売り場建設を巡る当時の反対運動の経緯です。

市民連絡会は2007年4月選挙に向けて、荒木現市長に対抗する市長候補を模索するとともに出来る限り多くのボートピア反対議員を
当選させることも模索した。但し「市民連絡会」は特定の候補者を支持応援する団体ではないため、市長候補を擁立するならば
「市民連絡会」とは別組織で行うことが確認されていた。又特定の市議候補を支援応援することも行わない方針とした。

従って「市民連絡会」としては選挙に係っていないが、その経緯に若干触れておく。

2006年暮れにかけて荒木市政に対抗するため「クリーンな市政をつくる市民の会」が結成され候補者の策定に入っていた。
メンバーはボートピア反対運動にかかわった人間がほとんどであった。
当初はB、W、元市議の立崎氏の名前が挙がったが今一つ決まらない状況であった。
そのような中で、立崎氏の紹介で小林洋二氏(全国革新懇世話人、全労連元議長、習志野市元職員、茂原市在住)の名が挙がった。
候補者の要件としては以下の通りであった。
●ボートピアに反対であること
●クリーンな市政を安心して預けることができる人物であること
●選挙に勝てる候補であること
暮れもおしせまった2006年12月28日に小林氏を呼んで初めての全体的打ち合わせが行われた。
問題点として以下が挙げられた。
●ボートピア反対運動にかかわっていない。
●共産党員であり無党派でない。
●習志野市に住んでいない。
一方の立崎氏が市長候補では共産党がまとまらないという事情もあった。
以下の団体が小林氏を推すことが報告された。
明るい市政の会9団体(新日本婦人の会、民主商工会、習志野市市労連、全教八千代習志野、年金者組合、地域子供サークル、
習志野市平和委員会、日本共産党習志野委員会・・)
3会派(共産党、新社会党、水と緑の会)は推薦する。

小林氏からは下記の表明があった
O他より強い要請があり多くの会派が纏まっているということを鑑みまた、ボートピア反対の経過を熟慮し1.10までに真剣に熟慮、
検討することとなっている。
Bとの深い付き合いも有る。
党派を超えて3会派だけでなく一致できるものはもっと結集させたい。
茂原も保守派割れている、勝つ戦に参画したい。
立候補するとすれば市の行政に深く係わる者として全力を出したい。

その他意見
●各会派の一致についての確認の質問と候補者は習志野市民でないことについて(K)
正式決定ではないがニュアンスとして参画するだろう・・(W)
市議は3ヶ月以内に住民で有る必要有るが市長の場合は市外でも差し支えない(TA)
習志野へ転居することも含め熟慮している
●新社会(M)
横堀からも聞いている  新社会党としては議論をしていないが異論はない
●問題点について3点(T)
①ボートピア問題は政党と関係なくやってきが小林は共産党員である
②対立候補側の攻撃材料になる
③習志野市に住んでいない
※前回市長選では立崎に学会の票も入った +αの票の必要性
●問題点3点(K)
①習志野市に住んでいない
②共産党員であり無党派でない
③ボートピアに係わっていなく、先の住民投票署名の11000筆やボートピア反対者の何処までが小林に投票するのか
※上記問題を克服できるのか
●問題点について(A)
習志野市役所に入って市職労にいたのが最大のポイント
党員では有るが無所属で出るということで克服できるのではないか
●ボートピアとの関連(T)
ボートピア反対の人々が散ってしまうのであれば難しい
政党選挙になる恐れあり(K)
●会の呼びかけメンバーなどについて(TK)
立崎氏は是非入って名前を出して欲しい
「明るい市政の会」も名前を連ねて欲しい
●メンバーについて(M)
政党、議員は役員に名前を連れられない
市長選でも同様に避ける方が良い
ボートピア問題では市民主体を尊重して政党は前面に出なかった
●市議会の問題(W)
我々の市長が当選しても市長派は少数会派である
それに耐えうる力の有る人が必要
候補者は限られてくる最大公約数であることが必要
●ボートピア問題との関連(TU)
ボートピア問題とは切り離してやっていく
同時に2つのことを行うことによって(BP反対、市長選)BP反対運動を成功させられる
よって小林候補者は必要
●候補者について(TK)
市民主導の候補者として擁立する
各会派一致して動くことが必要
小林は革新懇の代表世話人手あり共産党が前面に出ることはマイナスである
党派は全面に出て欲しくない
●候補者について(O)
小林はBP問題、住民投票条例の否決問題は良く分かっており市長選に当たってはこの2つのことをアピールする必要あり
文教住宅都市憲章は習志野市の憲法である
今の市政(市議会)は憲章を蔑ろにしている
BP反対運動を主導して市民を纏められるなら異論はなく小林については市職として過去に闘ってきた非常に得がたい価値観が有る
●候補者について(A)
吉野市長や埋め立て問題以来のつきあい
習志野市を二分した40年前の選挙の再来が必要
鴨も含め陳情を否決する議員ではダメである
連合・・荒木支持   鴨・・民主党
民主党の鴨支持については異論(M)
●政党の市長について(T)
吉野は社会党員として出たか
当時は飛鳥田全国革新市長会の影響で出た
第一期・・社会党員  第二期・・無所属  第三期・・自民党
選挙が高揚してくると消極的だった人も盛り上がり広く結集してくるものである
どう段取りを考えるかも必要である
●段取りの仮案についての説明(T)
事務所、役員などについて
●組織について
ボートピアとは別組織にする必要(M)
BPの加盟団体も行動しないと組織にならない(A)
並行しながらも仲間に加わる方向(TU)
●会について
会の早期結成の必要性(小林)
今までの経過を確認して会の結成と小林を押すことのこの場での確認の必要(A)

会議では大勢は小林市擁立で固まる方向にあった。
但しボートピア反対運動を基盤とした無党派候補でないとの理由でKはこの会議を持って離脱した。

その後年明けに「市民連絡会」構成団体の一つ「巨大ギャンブル場をやめさせる会」メンバーでTK、Kを含め討議が行われ
小林氏擁立に対する異論が出た。「やめさせる会」のメンバーは立崎氏を推す方向となった。

結果、「クリーンな市政をつくる会市民の会」は候補者一本化することができず小林氏擁立を見送り解散することとなった。
理由としては、共倒れになる点とボートピア反対運動に亀裂を生むことが大きな点であった。

小林氏を擁立した人、離脱した人、立崎氏擁立をした人、それぞれ言い分はあると考えるが、結果候補者の一本化が
出来なかった失敗例であった。
どこに問題があったのか・・・候補者か、その擁立への経緯なのか??

2007年4月市長選挙は荒木、村上、鴨、立崎の4人が立候補した。
立崎氏は最後まで悩み一時は鴨氏との一本化も考えたが引けない状況になっていたのかもしれない。
TK氏も立崎氏応援のため市議に立候補し、共同の事務所を京成津田沼駅前に持つことになる。
事務所にはボートピア反対運動にかかわっているボランティアが詰め、手作りの看板も掲げられた。
街宣車運転手、ウグイスも全てボランティアであった。リコールをすすめる会のメンバーも加わった。
しかし立ち上がりの時点でのゴタゴタや、素人の集まりで、荒木陣営と比べると圧倒的に見劣りがした。
共産党は自主投票。

結果 荒木 24,190 村上 16,563 鴨 14,062 立崎 8,083 で最下位の結果に終わった。
TKも票が伸びず最下位で落選した。


「市民連絡会」の行動としては、市長候補、市議候補にアンケートを実施し、市長候補派村上氏以外が回答。
市議候補20人が回答をした。

このように市長選は遺恨を残す残念な展開であったが救いはボートピア反対議員が10名となったことと
「市民連絡会」の活動はその後も継続して行ったことであった。

2007年市長選の経緯は当時の文書や議事録を元に出来る限り客観的に掲載しています。
当時かかわった方にはいろいろな思いやご意見があると考えます。来春4月には荒木-宮本市政を問う市長・市議選も控えています。
ご意見ご指摘がありましたらコメント欄に投稿されるかnarashinosf@yahoo.co.jpにメールをください。



※文中敬称略・肩書き等はいずれも当時のもの
  次回へ続く


国会・官邸前抗議行動規制と国会正門前の長期間の下水道工事

2014年08月28日 | 新聞記事
自民党は人種差別の「ヘイトスピーチ」規制と合わせて国会周辺の抗議活動の規制も
検討する方向としたそうです。
毎週の反原発行動をはじめ様々な大抗議行動が排除されようとしています。
差別排外主義者のヘイトスピーチと広範な市民の抗議要求とは全く別物です。
このような便乗したデモ規制は許されるものではありません。
高市議員はヘイトスピーチにとどまらず範囲を広げて議論する考えであることを示している
らしいが本末転倒であるばかりか、最初から狙いはそこにあるとしか思われません。
(下記は東京新聞記事)


このことと関連するかどうかは分かりませんが、国会正門前歩道南庭側角一帯が、2014年10月から(予定)
下水道工事/「千代田区永田町一丁目、霞が関二丁目付近再構築工事」の為に約2年間使えなくなるそうです。

この場所は、首都圏反原発連合主催で毎週金曜に行なっている「再稼働反対!首相官邸前抗議」や、年に数回の
大規模抗議でメイン抗議エリアとして使っているだけでなく、多くの団体やグループが抗議や国会包囲などで
使っている場所です。
何故今の時期か、下水道工事に2年間もかかるのかよくわかりません。
同じような工事が国会正門の他の周辺や、官邸前、議員会館前でも行われるかもしれません。
集会デモの場所であった新宿アルタ前が工事を理由に柵が張り巡らされ狭くなったり、同じく
集会デモの場であり、かつ野宿者の生活の場であった渋谷の宮下公園がフットサルなどの工事により
狭くなり、多くの人が排除されてきました。
国会前の工事も抗議排除の意図的なものを感じざるを得ないのではないでしょうか。
8月30日の国会正門前での大抗議行動が最後とされてしまう恐れもあります。

川内原発再稼働反対8.30国会前大集会

2014年08月28日 | 集会・会合など
原子力規制委員会は川内原発について、新規制基準を満たす「審査書案」を公表し、これ
を機に、政府や九州電力は再稼動を進めようとしています。しかし、噴火や火砕流の危険
ずさんな非難計画など問題は山積みであり、再稼動などとんでもない事です。

(8.30川内原発再稼働反対国会前大集会)
【日時】2014年8月30日(土)17:00〜20:00

【集合場所】国会議事堂正門前(官邸前での抗議はありません)
【主催】首都圏反原発連合

【協力】さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク

<登壇者予定者>
福島原発告訴団報告
●佐藤かずよし(福島原発告訴団・副団長)
●河合弘之(福島原発告訴団弁護団・代表)
●菅直人(元内閣総理大臣/民主党/衆議院議員)
●福島瑞穂 (社会民主党副党首/参議院議員)
●小松久子(東京都議会議員/東京・生活者ネットワーク)
●水野誠一(Think The Earth【シンクジアース】 理事長/元参議院議員)
●木内みどり(女優)
●山川健一(小説家/東北芸術工科大学教授)
●鎌田慧(さようなら原発1000万人アクション)
●(原発をなくす全国連絡会)から1名
●吉岡達也(脱原発世界会議)
●(経産省前テントひろば)から1名
●柳田真(再稼働阻止全国ネットワーク)
音楽
●切腹PISTOLS
●ジンタらムータ with waka(LOUD MACHINE/ex- LIZARD)
●ATS
●NORA BRIGADE

8.29カジノとギャンブル依存症シンポジウム(明治大学リバティタワー)

2014年08月26日 | 集会・会合など
ギャンブル依存症などを取り上げた都内での講演会を紹介します。

2014/08/29 カジノ賭博場は地域活性の手段たりうるか ギャンブル依存症者の増大と地域産業の破壊
2014年8月29日(金)18時45分~21時
明治大学リバティータワー9階(1095教室)
ゲスト 鳥畑与一さん(静岡大学教授)
    吉田哲也さん(弁護士)
 
 カジノの経済効果がまことしやかにメディアでも語られる機会が増えてきた。安倍首
相は今年5月、「カジノを含む統合型のリゾート施設(IR)は外国人観光客を呼び込
み、成長戦略の目玉になる」とシンガポールのカジノを視察してぶち上げた。その根拠
は、米投資銀行による「日本のカジノにおける経済効果を4兆円になるとの試算」とい
う数字だ。東京オリンピック開催に合わせて2倍になると見込んでいる日本を訪れる外
国人観光客が得意先になるのだという。日本ゲーミング学会は、海外投資が盛んになる
ことで、高齢者のタンス預金が出回れば景気を刺激するとまで述べている。皮算用が“
成長戦略”として一人歩きしている状況だ。
 8月定例会は、そもそも実態経済とはかけ離れた賭博による経済成長がありうるのか
という大前提に疑問を投げかけ、「IR」や「統合型リゾート」などの聞こえの良い言
葉で実態を隠すカジノを「不幸をまき散らすビジネス」だと批判する静岡大学の鳥畑与
一さんと、すでに日本は競馬や競輪、競艇、パチンコなどに代表されるギャンブル大国
であり、“賭けごと依存症”による多重債務問題などの社会問題を引き起こしている元
凶だとカジノを批判する弁護士の吉田哲也さんのお二人をゲストにお迎えします。当日
は、ショックドクトリンに等しいカジノの経済効果について、社会面と法律の両面から
切り込みます。

■会 場 明治大学リバティタワー9階1095教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方 1000円
■主 催 明治大学軍縮平和研究所
     アジア記者クラブ(APC)
■後 援 全国カジノ賭博場設置反対協議会
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-2-13-502
E-mail:apc@cup.com ←問い合わせ
Tel&Fax:03-6423-2452 
http://apc.cup.com

厳しい経営の公営ギャンブル(船橋オート・東京新聞記事)

2014年08月21日 | 新聞記事
先日取り上げた「船橋オート廃止」の詳細記事が8/20東京新聞
「こちら特報部」で取り上げられましたので掲載します。
わが国では今「巨大カジノ」構想が進んでいます。カジノの悪弊は置いておいても
カジノが解禁されれば公営ギャンブルの衰退に一層拍車がかかることは目に見えているのではないでしょうか。

8月29日(金)には明治大学リバティタワーで「ギャンブル依存症者の増大と地域産業の破壊」のテーマで
講演会が開かれます。

(8.20東京新聞記事)


「ギャンブル依存症者の増大と地域産業の破壊」
■会 場 明治大学リバティタワー9階1095教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方 1000円
■主 催 明治大学軍縮平和研究所  アジア記者クラブ(APC)
■後 援 全国カジノ賭博場設置反対協議会
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-2-13-502
E-mail:apc@cup.com ←問い合わせTel&Fax:03-6423-2452 http://apc.cup.com

習志野市民フォーラム例会(第60回)兼懇親会のご案内

2014年08月19日 | 市民フォーラム例会
習志野市民フォーラム例会(第60回)兼暑気払いのご案内
日時 2014年8月24日(日) 午後4時~          
場所 袖ヶ浦4丁目なぎさ会館・・集会場(袖ヶ浦4-18-1)最寄袖ヶ浦4丁目バス停
※なぎさ会館・・袖ヶ浦4丁目 町会の集会場ですが、町内の方が自ら設計された
        独特の造りの建物です。4丁目の中心にありコミュニティの拠点として多くの行事や会合などに使われています。
※参加について・・習志野市民フォーラムの活動にご理解いただける方でしたら市内外を問わずどなたでも参加できます。
会費 2,500円(資料代参加費500円込み)            
一 前回議事録の確認
二 情報交換・報告事項
1. 9月議会
2. その他(地域、行政)        
三 議題
1. 報告「ロシアの現況とウクライナ等」(仮題)
2. 次回報告の予定
3. その他
連絡先narashinosf@yahoo.co.jp
終了後引き続き、懇親会を行います。
《事務局より》
小保方氏のコピペは散々バッシングされ関係者の自殺まで起こったが、我が国首相の「ヒロシマ」「ナガサキ」でのコピペの読み上げは
話題になっても批判はそれほどでもない。相手が権力を持ち強いからか。
8月9日の長崎平和宣言の文章を作るに当たっては「集団的自衛権」を入れるについて田上市長は大分悩んだらしいが被爆者の思いに打たれ決意した。
「平和への誓い」を読み上げた被爆者代表、城臺(じょうだい)美弥子さんは直前に決意して「今進められている集団的自衛権の行使容認は、
日本国憲法を踏みにじった暴挙です」「日本が戦争ができる国になり」 を加えたそうだ。
目をつぶり居眠りしていたのか、聞こえないふりをしていたのか、大衆と向き合う気が感じられないコピペ首相と比べ人間としての思いに格段の
差があるのではないかと感じざるを得ない。 K
 

競輪の場外車券売り場開設を巡り金沢市長が辞職

2014年08月18日 | 日記
以下ニュース記事より

金沢市の山野之義市長は18日、競輪場の場外車券売り場開設を巡る問題の責任をとって市議会議長に辞職願を提出した。
山野氏は同日、記者会見を開き「市民と議会に迷惑を掛けた。政治的責任を取る。(次の市長選については)考える余裕はない」と述べた。
 山野氏は、市長在任中の2011年、場外車券売り場の設置を計画する業者に対して開設に同意する文書に署名、私印を押して渡した。
業者は、文書を経産省に提出したが、同意文書が公文書ではなかったとして許可されず、場外車券売り場の開設は実現しなかった。
 山野氏は、この代替案としてリサイクルセンターを開設する計画を持ちかけたとされる。山野氏はこれまで代替案の提示について
法律的な問題はないが、道義的な責任はあると述べていた。
 山野氏は金沢市議を経て10年に金沢市長に初当選。12月の任期満了に伴う市長選に再選出馬を表明していた。

山野氏や代理人弁護士によると、市議だった平成22年10月、市内に名古屋競輪の場外車券売り場設置を計画していた業者との間で、
地元合意が得られれば市長当選後に協力するとの念書を交わした。11月の市長選では業者の支援を受けた。
 市長就任後の23年7月には、売り場設置への同意書に署名し、私印を押して業者に渡した。業者は経済産業省に開設を申請したが、
添付された同意書が公文書でないとして許可されなかった。
                               (以上)

市長の辞任を受けて市議会は百条委員会での追及はしないらしいとのことです。もしかすると、議会で追及されると他の疑惑も
出て来るかもしれません。そうなると市会議員も巻き込んだことに発展する可能性も考えられ辞職したとの見方もできます。

この問題は山野氏が市議時代のこと。この便宜が市長当選につながっていたとしたらとんでもない事です。

習志野市は10年前に「ボートピア習志野問題」が起き、多数の市民の反対にもかかわらず市長や市議会は同意して開設されてしましました。
前回のブログにも掲載した通り、衰退する公営ギャンブル場の誘致など発想自体が既に破綻しているのではないでしょうか。

船橋オートレース廃止

2014年08月14日 | 日記
南船橋にある「船橋オートレース場」が来年度を持って閉鎖されることになりました。
売上高はピークの744億円(90年度)から昨年度は103億円まで落ち込んだそうです。
同様に船橋競馬、千葉競輪、松戸競輪も厳しい環境にあるとのことで、自治体への
繰入金も僅かまでに落ち込んでいるとのことです。

(以下8.13朝日新聞千葉版より)


「船橋オートレース場」は全国6つのレース場の中で最も古く、全国初のオートレース場として1950年(昭和25年)開場し
64年の歴史があります。
主催は千葉県と船橋市で土地は三井不動産商業マネジメント(開場当時の土地所有者は朝日土地興業)の所有で、
施設管理は株式会社よみうりランドです。
開業当時は付近には何もなく、当時は数少ない娯楽の一つとして多くのオートレースファンが詰めかけましたが、近年は
周辺に大型店舗やマンションが立ち並び、オートレース場の一角だけが船橋競馬場も含め浮いた存在になってしまったようです。
又近隣の若松団地からもオートレースの爆音で度々苦情が出ていたそうです。
ギャンブルそのものを否定するつもりもありませんし、施設で生計を立てている人の生活は保障されなければなりません。

しかし10年前に開場した習志野市にある「ボートピア習志野」も開業時から不振が続き、ピークの売り上げ161億円
(2007.10~2008.9の1年間)から直近の86億円(2013.4~2014.3の1年間)と約半分まで落ち込んでいます。
新たにギャンブル場を開設し自治体の収入にしようという発想自体が既に破綻しているのではないでしょうか。

長崎「平和の誓い」被爆者代表の誓い(抗議)

2014年08月12日 | 日記
習志野湾岸9条の会ブログより転記します。

8月9日長崎の式典非被爆者の代表の方が読み上げた「平和への誓い」(抗議の叫び)全文です。
「集団的自衛権の容認は、憲法を踏みにじる暴挙です」とはっきり言い切りました。
直前に「今進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です」
「「日本が戦争ができる国になり」 が加えられたそうです。

「平和への誓い」被爆者代表 城臺(じょうだい)美弥子さん

平和への誓い、1945年6月半ばになると、一日に何度も警戒警報や空襲警報のサイレンが鳴り始め、当時6歳だった私は、
防災頭巾が傍に無いと安心して眠ることができなくなっていました。
8月9日の朝、ようやく目が覚めた頃、あのサイレンが鳴りました。
「空襲警報よ、はよ山まで行かんば」緊迫した祖母の声で、立山町の防空壕に登りました。
爆心地から2.4キロの地点、金毘羅山中腹にある現在の長崎中学校校舎の真裏でした。
しかし敵機は来ず、「空襲警報、解除!」その声で多くの市民や子どもたちは、「今のうちー」と防空壕を飛び出しました。
その頃、原爆搭載機B29が長崎上空に深く侵入していたのです。
私も山の防空壕から、ちょうど家に戻ったときでした。
お隣の同級生トミちゃんは、「みわちゃん、遊ぼう」と外から叫びました。
その瞬間、キラーと光りました。
その後何が起こったのか、自分がどうなったのか、何も覚えておりません。
しばらくたって、私は家の床下から助け出されました。
外から私を呼んでいた、トミちゃんは、そのとき何もケガをしていなかったのに、おかあさんになってから突然亡くなりました。
たった一発の爆弾で、人間が人間でなくなる。
たとえその時を生き延びたとしても、突然に現れる原爆症で、多くの被爆者が命を落としていきました。
私自身には何もなかったのですが、被爆三世である幼い孫娘を亡くしました。
私が被爆者でなかったら、こんなことにはならなかったのではないかと、悲しみ苦しみました。
原爆がもたらした目に見えない放射線の恐ろしさは、人間の力ではどうすることもできません。
今強く思うことは、この恐ろしい非人道的な核兵器を世界から一刻も早くなくすことです。
そのためには、核兵器禁止条約の早期実現が必要です。
被爆国である日本は、世界のリーダーとなって、先頭に立つ義務があります。
しかし、現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか?
今進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です。
日本が戦争ができる国になり、日本の平和を武力で護ろうと言うのですか?
武器製造、武器輸出は戦争への道です。
一旦戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。
歴史が証明しているではありませんか。
日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください、平和の保障をしてください。
被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください。
福島には原発事故の放射能汚染で、未だに故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々が大勢おられます。
小児甲状腺がんの宣告を受けて、怯え苦しんでいる親子もいます。
このような状況の中で、原発再稼働、原発輸出、行っていいのでしょうか?
使用済み核燃料の処分法もまだ未解決です。
早急に廃炉を検討してください。
被爆者はサバイバーとして、残された時間を命がけで、語り継ごうとしています。
小学一年生も保育園生さえも私たちの言葉をじっと聞いてくれます。
この子どもたちを戦場に送ったり、戦火に巻き込ませてはならないという、想いいっぱいで語っています。
長崎県民のみなさん、いいえ世界中のみなさん、
再び、愚かな行為を繰り返さないために、被爆者の心に寄り添い、被爆の実相を語り継いでください。
日本の真の平和を求めて、共に歩きましょう。
私も被爆者の一人として、力の続く限り被爆体験を伝え残していく決意を皆さまにお伝えし、私の平和への誓いといたします。

平成26年8月9日 被爆者代表 城臺美弥子




誓いなど聞きたくないのか眠たいのか殆ど目をつぶって寝ている長崎でも懲りもせずコピペを使いまわした首相安倍。

※8月9日の長崎平和宣言の文章を作るに当たっては「集団的自衛権」を入れるについて田上市長は大分悩んだらしいが
被爆者の思いに打たれ決意したそうです。「平和への誓い」を読み上げた被爆者代表、城臺(じょうだい)美弥子さんは
直前に決意して「今進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です」「日本が戦争ができる国になり」
を加えられたそうです。
目をつぶり居眠りしていたのか、聞こえないふりをしていたのか、大衆と向き合う気が感じられないコピペ首相と比べ人間としての
思いに格段の差があるのではないでしょうか。

城臺さんは17日に東京日比谷での集会でも発言されるそうです。

習志野市議会議員ブログ・ホームページなど一覧

2014年08月10日 | 市議会
4月28日の当ブログで紹介した各議員のブログ等(http://blog.goo.ne.jp/narashinoshimin/d/20140428
を更新しフェイスブックなど追加します。
今回は前回市長・市議選で落選した候補者のブログもわかる範囲で掲載します。
来春は市長・市議選。ホームページのある議員もない議員もいますが
とりあえずはホームページ(ブログ)等ある議員の発言や行動(言っていることとやっていること)
をチェックしましょう。ツイッターやフェイスブックは登録すればコメントを書き込めるかもしません。
殆ど更新しない議員もいますが必ずしも実際の議員活動とは連動しているわけではありません。
(元気な習志野をつくる会)
田中慎太郎(後援会)・・ご存じフジタ元社員。本人のブログ等は見当たらず、後援会も4年近く更新なし。
http://www.shintarou.sakura.ne.jp/
清水大輔(フェイスブック)
https://ja-jp.facebook.com/daisuke.shimizu3
関けいじ・・・シンプルなホームページだが過去の内容を見ることができない。
http://www1.seaple.ne.jp/0801/
(公明党)
木村 孝浩(ブログ・フェイスブック)・・前回2011年から更新なしと掲載したが6月から急にマメに更新しだした。市議選も近いし。
http://ameblo.jp/nara-kimu/
https://www.facebook.com/kimura.takahiro.33
清水 晴一(ブログ・フェイスブック・ツイッターの3本立て)・・・ブログも比較的まめに更新しているが自分の写真ばかりで
                               文章が少なく今日の天候気候の話が多い。
http://shimizusei.weblogs.jp/blog/#tp
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005309104657
https://twitter.com/simizu0504
布施浩一(ブログ・ツイッター)・・ブログもまめに更新しだした。
http://ameblo.jp/kf4236/entrylist.html
https://twitter.com/kf4236
真船 和子(ツイッター・フェイスブック)・・前回紹介したブログは開けず。4月よりツイッターも始めた。そういえばこの人は
                   6月の委員会で原発再稼働推進の陳情に他の案件と間違って賛同の起立をしたそうだ。他の案件なんてあったっけ?
https://twitter.com/mafune0926
https://www.facebook.com/mafune.kazuko
(新政会)
荒木和幸・・ブログにもつながる。
http://arakikazuyuki.com/
斎藤賢治・・・相変わらず8年以上更新なし。顔写真もだいぶ変わってるのでは?
http://www.saito-kenji.com/
佐々木秀一・・・やる気・本気!ささき!!だがブログの更新はどうだろう。
http://ameblo.jp/macmac41/
杉山 和春・・24年第一回市政報告以降更新なし。工事中のままのページが多い。
http://s-kazuharu.com/
(環境みらい)・・この会派は全員ブログ等あり。
央 重則・・・議会報告はマメ。
http://ameblo.jp/nakaba-narashino/
相原 和幸・・・議会報告は詳細。
http://aihara1971.com/
市角雄幸・・・1月以降更新なし。元々民主党から立候補したようだがまだ掲載されている。
http://ameblo.jp/ichizumi-yuko/           
                 ↓
http://ichizumi.web.fc2.com/page02.html
中山 恭順・・・あまり更新なし、特に2月以降はなし。
http://ameblo.jp/yasuyukikkpm/
(みんなの党)・・・全員ブログ等あり
市瀬健治・・・ご存じ自称「正義感の髭おやじ」。写真配分もよく洒落たブログで読みやすい。
http://higeoyaji-ichinose.no-blog.jp/
佐野正人・・・ブログに接続。
http://profile.ameba.jp/sanomasato-minna/
高橋 剛弘・・更新頻度はいまいち。
http://takehiro.no-blog.jp/blog/
(日本共産党)
谷岡隆(ブログ、ホームページ)・・相変わらずほとんど毎日更新。市政や地域の状況が詳細。前回、ブログにはまっているのかもと
                書いたら、自身の備忘録として書いているのだとブログに書かれていた。
http://bootsman.exblog.jp/
http://www.t-tanioka.com/
(その他1人会派)
木村孝(ブログ・ツイッター・フェイスブックの三本立て)・・原発0などさまざまな活動に顔を出しているのが伺える。
http://ameblo.jp/kimura39na/entry-11885124735.html?timestamp=1404774698
https://twitter.com/kimu53681555
https://www.facebook.com/kimuratakasi.kimura
立崎誠一・・・かつての爆弾発言男。派手なセンセーショナルな内容もあるが1年以上更新なし。
http://tatuzaki.blog15.fc2.com/
宮内一夫・・唯一の新社会党、10年以上更新なし。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/3502/
伊藤寛(HP・ブログ)・・・ほとんど更新なし。約1年半ぶりに6月に一回だけ更新。6月委員会で原発再稼働推進の陳情に賛成して
            意見書を代表して提出するつもりだったが、本会議で否決されたらその発議書自体引っ込めてしまったらしい。     
http://www.hiroshi-ito.com/newspaper.html
http://blog.canpan.info/hiroshi-ito/
木村静子・・・日記調のブログ。連れ合いがアスベストのため苦しんでいるとのことは身につまされる思いがする。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kimusizu/

(その他前市議等)
鴨哲登志(ブログ・フェイスブック)・・・元市議、前回市長候補。
http://www1.seaple.ne.jp/tetu-20/
https://www.facebook.com/tetsutoshi.kamo
入沢俊行(ブログ・ツイッター・フェイスブック)・・前共産党市議。次回挑戦する割にはどれも更新があまりなし。
http://blogs.yahoo.co.jp/irisawatosiyuki
https://twitter.com/toshiyukiirisaw
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004716450334
三浦邦雄(ブログ・ツイッター)・・・元市議。前回市長候補。来春の選挙(市議?市長?)を控えてか熱心に更新。
http://www4.plala.or.jp/kuniomiura/
https://twitter.com/narasinonokunio
鴨ももよ・・・前回社民党より国政選挙に立候補。全国ユニオン元代表、鴨哲登志元市議の連れ合い。
https://twitter.com/kamomomoyo
ふじもと一麿・・元市議、前回市長候補。前回選挙以降更新なし。
http://ameblo.jp/kazumafujimoto1966/
長谷川ユウスケ(フェイスブック・ツイッター)・・・前回市議選落選
https://www.facebook.com/hasegawa.yusuke.nippon
https://twitter.com/hasegawa_y

津田沼・船橋近辺の大衆居酒屋(5)(鴨川港魚魚組・JR船橋ガード下)

2014年08月08日 | 大衆居酒屋
JR船橋駅改札を出てショッピングモールシャポー船橋を抜けるとコンビニの右手の目の前にある。
手前は立ち飲みの店(姉妹店登運とん)。立ち飲みながら若い男女が多い。ここで飲んでもよいが立ち飲みを横目で眺めつつ
左手の通路を進むとビニール暖簾がありくぐるとお店がある。
真中はカウンター席で周囲はテーブル席。店員は若い男女だが客層は若い男女も多いが年配者が圧倒的。
高架線下なのでJR電車が通るたびに音が響く。壁掛けのテレビもあり一人客で見てはいる人はいるが必要なのか。
壁の黒板に本日のお勧めが書いてある。飲み物は多数。船橋ハイボールなどがある(ハムカツ、マグロブツ等が手ごろ)。
飲み物もつまみも総じて安い(200~)。生ビールを飲んでハイボールかホッピーセットに行けば安い料金で良い按配にもなれる。
飲みが進むと高架線上の電車の響きも心地よい。
273-0005 千葉県船橋市本町5-1-2
月~土 ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
月~木 ディナー 15:00~23:30(L.O.23:00)
金・土・祝前日 ディナー 15:00~24:00 (L.O.23:30)
日・祝日 ディナー 15:00~23:00 (L.O.22:30)
定休日 無  平均予算 2,000円(通常平均)
(写真は食べログより)

八千代市よりの報告(習志野市民フォーラムだよりNO7より)

2014年08月04日 | フォーラムだより
「八千代市・市民が主役の市政を実現する会」定期総会の報告
八千代市と習志野市は規模も同じで又、大規模開発、ハコモノなど
問題点も似通っています。
昨年市民派の市長が誕生したにもかかわらず現状を変えることには至りませんでした。
歳費削減の名目で議員定数も32→28に削減し市民派や新人候補者の当選をさせにくくしています。
以下記事を掲載します。

戦争の起こることを望む安保法制懇のメンバー

2014年08月02日 | 旅行
「インド辺りで戦争が起きてくれれば、 我が国としては一番有り難い展開になる」安保法制来懇メンバー

Hitoshi Kawashimaさんという方が書かれた記事だそうです。
ご自身の体験を、集団的自衛権容認の閣議決定が、ほとんど暴力的とも言えるほどに強引に為された日の翌日に、
フェイスブック上に掲載された文章です。
フェイスブック並びに「ウィンザー通信」ブログより転記します。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=719538388105516&%3Bset=a.417886121604079.73054558.100001480848971&%3Btype=1
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/faa49b21f8673de1d3709e5df05e1110
Hitoshi Kawashima

政財界の人達の、ヨーロッパ・オペラ鑑賞ツアーで、通訳のアルバイトをした。
毎晩、一泊何万円もする豪華ホテルに泊まって、音楽祭を巡り、食事の席にも同席した。
その時、某大手鉄道会社の社長さん(当時)が、大きな声で話したことを、今も忘れない。

「そろそろどこかで戦争でも起きてくれないことには、日本経済も立ちゆかなくなってきますなあ。さすがに日本の国土でどんぱちやられたの
ではたまらないから、私はインドあたりで戦争が起きてくれれば、我が国としては一番有り難い展開になると思ってますよ。」

ここまでえげつない戦争待望論には、周囲にいた人達もちょっとびっくりしたらしく、一同目を見合わせ、隣りにいたご夫人が
「またあなたそんなことをおっしゃって、、、」ととりなしている。「かわしま君、きみたち若い人の意見を聞こうじゃないか」と、
ご本人が話をぼくに振ってきた。言いたいことは山ほどあったけれど、アルバイト中のぼくには、面と向かって彼に反駁することもできず、
言葉を濁してしまった。今思うと、通訳のアルバイトなんか棒に振ってでも、彼にしっかり反論しておくべきだったと思う。
権力の中枢近くにいるひとに直接ものを言う絶好のチャンスだったのに。もう10年以上昔の話。

集団的自衛権行使容認の閣議決定(7月1日)。この暴挙を安倍首相が進めるにあたって、議論を先導した首相の私的諮問機関・安保法制懇の
メンバーに、あの発言をされた方が入っている。安倍首相のブレーンの一人と言われ、さまざまな政府委員も務めておられる有力者だ。
「国民の安全を守るため」とか、「海外の戦争に参戦することは絶対にない」とか、夕べの会見で首相は言っていたが、民主主義の手順も無視し
て強引にことを進めるこの内閣の本当の目的が、そんなところにないことは、法制懇のこの顔ぶれを見ても明らかだ。背後には死の商人がいる。
彼らは戦争でひと儲けしたいのだ。

政府は、歴代政府が守ってきた武器輸出三原則をこの春の閣議決定で撤廃し、武器の輸出推進政策に転じたのに続き、つい二週間ほど前には
国内軍需産業を強化・育成するための「防衛生産・技術基盤戦略」なるものも決めた。軍需産業が、大学や研究機関と連携して国の進める
軍事政策に協力する体制を、平時から強化しておくのがねらいで、大学や研究機関への圧力や働きかけが早くも強まっていると聞く。
秘密保護法が成立し、集団的自衛権行使容認の閣議決定で、憲法9条も風前の灯(すでに死文と言えるのかもしれない)と化した今、
国民に知られたくない重要なことは次々と機密指定にしてしまえば、ぼく達のあずかり知らぬところで、海外で戦争を始める準備はどんどん進んでいく。
ほんとうに恐ろしい内閣に、国民は絶対多数のフリーハンドを与えてしまった。

ドイツのヒトラー政権にも並ぶこの暴走内閣をはやく退陣に追い込まなくては、日本は大変なことになる。
平和憲法のもつ重みを、国民一人一人が、心からかみしめられる日を、もう一度取り返さなくてはならない。若者たちが総じて無関心、もしくは
無行動なのがいちばん気になるところだ。次は徴兵制だと、死の商人たちが言い出すことは、火を見るより明らかなのだから、手遅れになる前に、
何をおいても今、ぼく達は動かなくてはならない。
  *  *  *  *  *
これに対する補足記事(7月7日付け)をアップしました。是非そちらもあわせてお読みいただければ幸いです。

補足記事へのリンク↓
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=721821097877245&%3Bset=a.417886121604079.73054558.100001480848971&%3Btype=1
                                                     (以上転記終わり)

※この鉄道会社の社長とは現在JR東海名誉会長の葛西敬之に間違いありません。
 彼は今春の叙勲で「旭日大章」も授与されています。NHKの人事も牛耳っています。
 安保法制懇は戦争をしたくて仕方がないとんでもない人がメンバーです。これが彼らの本音ではないでしょうか。
 これが日本を代表するトップの考え方で安倍普三の有力な後援者です。
 国民に生命と財産を守る等とうそぶきながら彼らは、戦争でひと儲けしたいだけです。
 彼らは戦場に行くこともなく戦争がおこり人が死のうが安全な場所にいてぼろ儲け。
 積極的平和主義だろうが国際貢献だろうが名目なんて何でも良いのではないでしょうか。
 原発再稼働と輸出、武器輸出、集団的自衛権行使・・・
 これほど簡単で単純で分かりやすい話はないのではないでしょうか。

 
  (典型的な死の商人)