習志野市の障がい者解雇問題で解雇撤回を支援している「ユニオン習志野」
の委員長と書記長が12日に県警公安と習志野署に逮捕されました。
読売新聞、千葉日報によりますと逮捕理由は「詐欺罪」ということです。
住居を借りる契約は書庫・会合に使うことになっていたところ人が寝泊まりした
という内容。
どういうことでしょうか。そんなことで何故詐欺で逮捕されるのでしょうか。
通常ビルを借りている会社に残業で遅くなった社員が寝泊まりするのは当たり前です。
IT、ゲーム開発やバイオ開発などのベンチャー企業の社員などは昼も夜もなく寝袋持参で
幾日も泊まり込むなどよく行われています(過労、ブラック企業問題は別として)。
詐欺や契約違反で逮捕されたなど聞いたこともありません。
そもそも、賃貸契約は民事の話ですし、誰が被害を受けたのでしょうか。
記事には「ユニオン習志野」のことや「障害者解雇問題」のことは一切出ていません。
組合活動や解雇問題等の背後問題に絡めると、あまりにも今回の件が露骨だからでしょうか。
特定の党派の運動等とレッテルを貼り、解雇者や支援する市民を分断しようとしている
のではないでしょうか。
習志野市の障害者解雇問題は新聞各紙が継続して取り上げ社会問題として全国に
知れ渡り注目されています。
また複数の市会議員も含めた市民の会合も開かれ問題点について話し合われています。
6月議会では多くの質疑応答がありました。
そのような情勢にもかかわらず、宮本市政は正当と開き直っています。
また一昨年は宮本市長の後援会長の資源ごみ収集車が道路交通法上禁止されているステップ
乗車の疑いで死亡事故を起こしたにもかかわらず実態解明や責任も問われません。
今回の賃貸契約など罪にもならない捜査に多額の税金と1年半近く
(新聞記事によると捜査は昨年2月以降からだそうです)
の労力を費やし、一方では違法な疑いのある死亡事故などメスを入れません。
習志野ユニオンを支援するちば合同労働組合のブログとチラシ
https://www.facebook.com/chibagoudu
※13日付け読売新聞と千葉日報に掲載されていますが、罪とは思われない容疑にも
かかわらず実名を掲載したり、背景の説明もなく特定党派の問題に意図的に
すり替えたりと悪質な内容の記事ですので、ここには掲載しません。