Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

旅の記録3 タイ アユタヤ→チェンマイ

2005年04月30日 | 海外(パッカー篇)
◆写真:チェンマイのカオソーイ◆…カレー風味に舌鼓

 こんにちは。チェンマイのネットカフェから書き込みしています。チェンマイも真夏日よりで、両腕両足は日焼けで真っ赤。でも暑さには慣れたようで不思議と汗は出ません。湿度が低いのかな?ただし、水は手放せず、セブンイレブンを見つけては1.5ℓのミネラルウォーターを補充し、日に3本くらい飲んでます。それでは旅の記録。


4月28日 【アユタヤの続き】
 夜、宿主のご夫婦がアユタヤの祭に誘ってくれた。なんでも国王結婚45周年のお祭らしい。ポールも一緒だ。夜のアユタヤは遺跡のライトアップがとても綺麗。
「俺達はついてるよな」
とポール。

 会場についてまずは夕食。バミーヘン(ラーメンの汁なし)を食った。これもうまい。宿主の奥さんが買ったイカのスープ煮も勧められたので戴く。ちょっと微妙な味。あんまり食べたくなかったけど、ポールの
「俺はタイフーズは食わないんだ。腹壊すから」
この発言で奥さんがムッとしてたので食ってしまった。それと氷入りの水も飲んじゃった。(その結果は次の朝に反映されるが…)


◆写真:アユタヤの祭り◆

 祭は大通り一面に屋台が軒を連ね、特設ステージでタイの舞踊や歌、劇が行われている。奥さんは魅入っていたが、マイペースなポールがその場を離れたのではぐれることに。宿の夫婦はポールを置いて帰ろうというが、そりゃ可哀想だと探しにいく。偶然にもポールを見つけ、約束の場所に戻ったら今度はご夫婦が居ない…。最終的には合流できたのでよかったけど…みんなマイペースだよなぁ。22時に宿へ戻る。部屋の天井を見上げればヤモリが3匹。蚊を食ってくれるのでよしとしよう。お腹の様子がちょっと変だがいつの間にか疲れて眠ってしまった。



4月29日【アユタヤ 晴れ】
 朝の5時頃から鶏がうるさい。それにお腹が変だ。目覚めて便所に行く。…ウゥム下痢だ。しかもトイレに紙がない。桶で水を汲みながら勢いに任せて飲み食いしたことを反省する。

 さて、気を取り直してスコータイへ行こうと思ったが、スケジュール的に厳しいことが判明。考えた末、もう半日アユタヤを見学し、夜行でチェンマイに行くことにした。自転車を借りてアユタヤの街を再度見学。時間があったので郊外にある日本人町跡にも行ったが、その面影を偲ぶものはほとんどない。日本人経営の資料館兼みやげ物屋で「ドリアンまんじゅう」ってのを発見。買う人居るのだろうか、ちょっと心配。そのあとアユタヤの町をぐるり一周サイクリングしたが、郊外に足を延ばすと高床式の安普請の家々が目に付く。生活は厳しそうだが牛を追ったり、泥水の中で無邪気に遊ぶ子供達とそれを見つめる親御さんの姿は幸せそうだった。19時頃まで目いっぱいアユタヤを観光することができた。町を隅々までみたことによって形成された都市の規模や当時の繁栄ぶりがおぼろげながら見えたような気がする。

 夜の21時に寝台車でチェンマイへ向かう。明日の9時に着くようだ。電車に揺られながらいつのまにか心地よい眠りに就いた。



4月30日【チェンマイ 晴れ】
 寝台車の朝は早い。6時には起こされ朝食の準備。味はまずまずだが列車で食べる朝食はおつなものだ。

◆写真:寝台車の朝食◆…トースト、ウィンナー、目玉焼き(皿の下)にコーヒー、オレンジジュースがつく

 列車は20分遅れでチェンマイに到着。観光客がどっと流れ込む駅は、タクシー運転手の呼び込みが激しい。それをかいくぐりながら中心街まで徒歩。これ一見無駄のようだが、町の姿を見るにはもってこい。(排ガスはひどいけどね)両替所で日本人2名と出会い合流する。皆、偶然にも同い年だ。やはり二人とも旅慣れたバックパッカーで、宿探しのテクニックも相当なもの。200バーツのいい部屋が見つかった。そのあと皆でブランチ。食べ物情報についてはこちらが上手で、チェンマイ名物のカオソーイ(カレーラーメン)を食べた。これは今まで食ったなかで一番うまい。ふたりも大満足。その勢いで足裏マッサージも初体験。思ったより痛くなかったが、終わったあと足のムクミも取れ気持ちよかった。女性に人気なのがうなずける。

---

 下痢のほうもどうにか治りました。明日からいよいよラオス。詰め込み式の旅は良くないことに気づき始めたので予定先は気分にまかせて楽しもうと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。