Blog満賊亭

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ゆく年2013

2013年12月27日 | 飛耳長目
2013年シゴトを納め。
互いの労をねぎらい、来年への思いを交わしお別れす。

さぁさぁ、スイッチを180度切り替えて、サブカルチャーの忘年会へ。

多国籍や世界を歩く集まりゆえ、話題はやっぱり靖国参拝の話。各国の捉え方は様々なようで、極東の些事程度にしか写っていない欧州勢。アメリカの英会話の先生は非難はないが理解に苦しむご様子。割と日本よりなのは、タイ、ミャンマーの方たち。

当の日本人はというと、国際人たちに気圧されたのか、互いの歴史的思想を明かさないのか、結構日和見的な感じ^ ^;
というよりも、微妙な民族的イデオロギーを説明するには、持ち前の語学スキルでは説明不足に陥るため、苦笑いするしかないのが正直なところかもしれない。

中韓の知り合いとはすっかり疎遠になってしまったことは残念ではあるが、あそこまで国際場面で露骨に批判と避難を繰り返されては辟易するのは当然だろう。
個人的には前政権下で行われた意味不明なへりくだりは改めるとしても、相手の挑発には乗らず威厳と品格を持って対峙してもらいたいと思う。

来年はソチ五輪に武器持たぬ代理戦争ワールドカップも開かれ、国際間は必要以上にナショナリズム色が強くなりそうね。年明け早々にでも尖閣諸島付近で緊張が高まるような出来事がおきそうな予感…。

■おまけ
先週の三連休は九州に所要があったため、せっかくなので来年の大河ドラマの主人公、博多の軍師様ゆかりの地をまわってきた。
「黒田官兵衛って「福岡」を命名した福岡藩の藩祖だし、和菓子の如水庵も有名だし来年は景気よさそうだよね」
博多のコに尋ねると
「な、なんですとー!?」
意外と…知らないのね^^;

黒田家の菩提寺である崇福寺には、お墓の奥に「藤水門」という黒田一族を祭る空間がある。

この藤水門、これまでは特別な場合以外は閉ざされていたのだが、大河ドラマが決定した今年より昼間解放してくれるようになったらしい。官兵衛や息子の長政のほか、歴代の藩主6名が祭られている広々とした空間が広がっている。

この広さは上野寛永寺にある徳川歴代将軍の墓地以上。なかなか見ごたえある墓碑。

高さ3メートルはある見事な墓碑には黒田官兵衛の戒名「龍光院殿如水圓清大居士」とともに、その生涯を記した漢文が刻まれている。わかる範囲で読見上げることができるので面白い。

秀吉を救った稀代の軍師、黒田官兵衛が今の世に生きたらどのような立ち回りを見せてくれるのだろうか?来年の大河ドラマは少し楽しみである。

…それにしても、大河ドラマのポスター左下にぽつりと書かれた「今だって乱世だ」が今の政情とピッタリすぎて笑うに笑えぬ^ ^;

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