Blog満賊亭

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クロノスとカイロス 『時』の考え方

2011年10月23日 | 雑記
目覚まし時計でたたき起こされ、7時のニュースを横目に飯を喰らい、定刻どおりの電車に飛び乗り出社。顧客と約束した10時に電話を済ませ、2時間資料作り。お昼のチャイムで外へ飛び出し、13時からの会議に参加。18時は過ぎ去り、2時間資料整備、20時の電車に飛び乗ってスポーツジムへ。1時間泳いで30分サウナに入り、23時のニュースを見て深夜1時に眠りにつく。

とある一日の出来事。

このような計ることのできる客観的な『時』のことをギリシャ神話や哲学でクロノスというそうな。
1秒、1分、1時間、1日、1年…ヒトが定めたこれらの時間には「早さ」「スピード」「競う」「追われる」などの言葉が組み合わさり攻撃的なイメージが強い。
この『クロノス的時間』対して個人的にネガティブな感情を抱きがちのようです。

そして、クロノスの対極にあるのが『カイロス』
「充実した日々」、「楽しくあっという間に過ぎる時間」など、その人の主観がものさしとなる『感覚的な時間』のことを『カイロス』というそうで、この『カイロス的時間』をいかに経験するかが重要だとこれまで強く思っていた。
必死にこの『カイロス的時間』を増やそうとしていた節がどうもある。


だけど、『クロノス的時間』って基本的に経済活動に必要となる時間であるわけで、この時間を否定する=仕事をしている自身を否定することにもなる。

結局この『クロノス的時間』を過ごす自身のマインドコントロールが必要であるんだろうなと、最近強く意識するようになってマス。

前置きが多くなった。
実は、最近心境の変化というか変わらずを得ない出来事が続き、これまでのスタイルを一度リセットしようと、いろんな断捨離をはじめている最中。

聖域だった部屋の本も大胆にメスを入れ、整理中。

そしたらでるわでるわ時間に関する本ばかり。十数冊もでてきやがった!

思わず苦笑い。

時間をどうにかしたいと思って買った本を読む時間がないなんて、さ。

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