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Blog満賊亭

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もり蕎麦とざる蕎麦の違い調査② 並木藪蕎麦の場合

2010年12月22日 | 池波グルメ
■前回調査 もり蕎麦とざる蕎麦の違い調査①

■関連記事 池波道楽回顧録②神田まつやのざる蕎麦


もり蕎麦とざる蕎麦の違い調査第2段は藪蕎麦御三家のひとつ「並木藪蕎麦」
ここの蕎麦つゆの辛さは有名で、蕎麦をなみなみつゆにつけたら最後、塩辛くて食べられたものではない。

ほんの少し蕎麦をつゆに付けて食べることで、蕎麦の風味を楽しむことを意味しているんだが、
そんなルールはどこにも書いていないし、説明もしてくれない。
食べ方知らないとそりゃぁもう大変なもので最後まで尾を引くどころか、二度ときたくなくなるかもしれない。

①つゆをお椀に全部注いでしまう → 最後のそば湯が辛くて飲めない(笑)
②わさびをつゆに溶かしてしまう → わさび・つゆの風味が飛んでしまう
③刻みねぎをつゆに入れてしまう → つゆを吸ったねぎが辛さを倍増させる

名店に来る以上は知ってて当然なんだろうね。蕎麦ってちょっと敷居が高い。


さてさて、本題。

今回は、池波先生が言うところの「間食としての蕎麦」として、日曜の16時過ぎに並木藪蕎麦に入る。

小さな店内は相変わらず込んでおり神田のまつや同様、合い席となる。
隣のじい様は蕎麦のまえに、ぬる燗で一杯やっている。
酒のあてが、海苔となめ味噌ってところが実に渋い!
店内の壁にお品書きが張り出されているだけで、そこから選ぶ寸法。

ざる蕎麦 七百円
かけ蕎麦 七百円
のりかけ 八百五十円・・・と続く。



まめまめしく働く給仕のおばちゃんに確認をとる。

「海苔がなく、わさびと葱が付いているのは?」

「ざるになります」

ふ~ん。
海苔がかかったやつが「のりかけ」なのね。そして150円の金額差は海苔の違いだけと判明。





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