![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/49/5c66e00f414048e9a09c569404beb68f.jpg)
東西に長い静岡県。
その距離155km。東海道新幹線の駅保有数は6駅と一番多く(でものぞみは止まらない)
ゆえに、産業・風土・天気も異なる。
東部・中部・西部の三つに区分けされるが、基本的に中部の人間は東京の文化圏に属している意識が強く、静岡弁まるだしでありながら、自らそれが標準語であることを疑わないらしい。
そんな性格の静岡人ゆえ、静岡駅から新幹線でほぼ同じ距離の東京と名古屋どちらにでかけるとなると東京に出かけてしまうのは仕方のないこと。
ゆえに、意外と名古屋のことは詳しくない。
食についても同様で、何となく抵抗感があるのが「赤みそ」の存在。
あの強くてパンチのある濃い味。はじめのうちは決して悪くはないのだが、例えば名物の味噌かつなぞを食べていると途中で
(…ぞんぶん)
になってしまい、とどのつまり、クセにならないしつこさがあるように思う。
ところがどっこい。
そいつは安かろう悪かろうが主食の学生時分の思い出なわけで、ちゃんとしたところで食べる赤みそは実はさっぱりしていて奥深い味であることを最近知ったところ。今まで誤解しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/de/f898f2195c200c0c066c0d184e30c6bb.jpg)
『島正』はもともとは『きむらや』という名前の老舗であったが、新国劇のスターで店の常連だった『島田正吾』の名前にちなんで改名したそうな。
ここのどて煮と みそ煮込みおでんは絶品。まるでチョコレートのように中まで染み渡った大根は特に秀逸で、寒い時期に熱いのとやったら最高の一品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/10/78ecfb863af3b002e0fc5a5b66840ef7.jpg)
今回はお昼のランチ、おでん定食をいただく。
大根、豆腐、こんにゃくに卵、そして味噌かつもひとつついてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2a/510e36a3fbb50f3bcddba399791d1fcf.jpg)
おでんはご飯のおかず ってのは静岡と同じね(笑)
濃ゆいおでんは充分おかずになり得る。
豆腐のおでんは山椒をふりたくなるような、田楽に近いお味。
このお日はどて煮オムライスをやたら頼む客が多い。なんだかとってもうまそうなので、次回の楽しみに。
ちょうど先日スマステーションで取り上げられたせいだろうか、大盛況の島正でした。
※スマステーション名古屋編
続いてもうひとつ紹介。
味の店『石川』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e1/11f715551ff945ac1dcfbda461fac1cc.jpg)
入口からは想像できないほど奥行きがある店内は、カウンターのほか、テーブル席は個室になっており、周りを気にすることなく料理に向き合えるスタイルになっている。
こちらではエッセイの中で池波正太郎がぺろりと平らげたヒレカツとはやしライスを注文する。
当時のはやしライスは大変なご馳走とされているが、昨今では
『見向きもしない』
と寂しげに書かれているオムライス。
確かに、はやしライスを目的に外食する機会はそうないよね。
学食や給食のイメージが強いかもしれない。
そんなはやしライスだが、ここのは1680円となかなかのお値段。
それもそのはず。
細切れのようなお肉は使っておらず、肉厚でありながら、適度な弾力と程よい柔らかさの牛肉がやさしいルーによく馴染み、どこか懐かしさもありつつも、高級感たっぷりのお味に仕上がっている。
ヒレカツも柔らかく、味噌も程よい加減が絶妙。とっても上品なお店でした。
◆島正◆
営業時間:昼11:30~13:30/夜17:00~22:00
定休日:土曜・日曜・祝日
住 所:愛知県名古屋市中区栄2-1-14
電 話:052-231-5977
【アクセス方法】
地下鉄東山線、鶴舞線「伏見」駅4番出口より徒歩3分(電気文化会館西口前)
◆味の店 石川◆
営業時間:11:00~21:00(オーダーストップ)※ランチタイム:11:00~15:00
定休日:毎週日曜
住 所:名古屋市中区新栄一丁目6番7号(CBC 100m東南角)
電 話:052-262-6838
その距離155km。東海道新幹線の駅保有数は6駅と一番多く(でものぞみは止まらない)
ゆえに、産業・風土・天気も異なる。
東部・中部・西部の三つに区分けされるが、基本的に中部の人間は東京の文化圏に属している意識が強く、静岡弁まるだしでありながら、自らそれが標準語であることを疑わないらしい。
そんな性格の静岡人ゆえ、静岡駅から新幹線でほぼ同じ距離の東京と名古屋どちらにでかけるとなると東京に出かけてしまうのは仕方のないこと。
ゆえに、意外と名古屋のことは詳しくない。
食についても同様で、何となく抵抗感があるのが「赤みそ」の存在。
あの強くてパンチのある濃い味。はじめのうちは決して悪くはないのだが、例えば名物の味噌かつなぞを食べていると途中で
(…ぞんぶん)
になってしまい、とどのつまり、クセにならないしつこさがあるように思う。
ところがどっこい。
そいつは安かろう悪かろうが主食の学生時分の思い出なわけで、ちゃんとしたところで食べる赤みそは実はさっぱりしていて奥深い味であることを最近知ったところ。今まで誤解しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/de/f898f2195c200c0c066c0d184e30c6bb.jpg)
『島正』はもともとは『きむらや』という名前の老舗であったが、新国劇のスターで店の常連だった『島田正吾』の名前にちなんで改名したそうな。
ここのどて煮と みそ煮込みおでんは絶品。まるでチョコレートのように中まで染み渡った大根は特に秀逸で、寒い時期に熱いのとやったら最高の一品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/10/78ecfb863af3b002e0fc5a5b66840ef7.jpg)
今回はお昼のランチ、おでん定食をいただく。
大根、豆腐、こんにゃくに卵、そして味噌かつもひとつついてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2a/510e36a3fbb50f3bcddba399791d1fcf.jpg)
おでんはご飯のおかず ってのは静岡と同じね(笑)
濃ゆいおでんは充分おかずになり得る。
豆腐のおでんは山椒をふりたくなるような、田楽に近いお味。
このお日はどて煮オムライスをやたら頼む客が多い。なんだかとってもうまそうなので、次回の楽しみに。
ちょうど先日スマステーションで取り上げられたせいだろうか、大盛況の島正でした。
※スマステーション名古屋編
続いてもうひとつ紹介。
味の店『石川』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e1/11f715551ff945ac1dcfbda461fac1cc.jpg)
入口からは想像できないほど奥行きがある店内は、カウンターのほか、テーブル席は個室になっており、周りを気にすることなく料理に向き合えるスタイルになっている。
こちらではエッセイの中で池波正太郎がぺろりと平らげたヒレカツとはやしライスを注文する。
当時のはやしライスは大変なご馳走とされているが、昨今では
『見向きもしない』
と寂しげに書かれているオムライス。
確かに、はやしライスを目的に外食する機会はそうないよね。
学食や給食のイメージが強いかもしれない。
そんなはやしライスだが、ここのは1680円となかなかのお値段。
それもそのはず。
細切れのようなお肉は使っておらず、肉厚でありながら、適度な弾力と程よい柔らかさの牛肉がやさしいルーによく馴染み、どこか懐かしさもありつつも、高級感たっぷりのお味に仕上がっている。
ヒレカツも柔らかく、味噌も程よい加減が絶妙。とっても上品なお店でした。
◆島正◆
営業時間:昼11:30~13:30/夜17:00~22:00
定休日:土曜・日曜・祝日
住 所:愛知県名古屋市中区栄2-1-14
電 話:052-231-5977
【アクセス方法】
地下鉄東山線、鶴舞線「伏見」駅4番出口より徒歩3分(電気文化会館西口前)
◆味の店 石川◆
営業時間:11:00~21:00(オーダーストップ)※ランチタイム:11:00~15:00
定休日:毎週日曜
住 所:名古屋市中区新栄一丁目6番7号(CBC 100m東南角)
電 話:052-262-6838