乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

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ちまき

2015年06月15日 | 娘の日常のコト
6月、柏崎市は「えんま市」であり、「笹だんご」「ちまき」であります。

ただ今、「えんま市」期間中です。

えんま市のこと
↑↑柏崎市役所のサイトです。

子どもだけが楽しむお祭り、無駄なものを買いに行く(笑)。
と、少し大人になって子どもの心を忘れてしまった私は(笑)、二日目に行きました。
子どもとお友達を送り、セガレと二人でまわりました。


もちろん、えんま堂へお参りしてから♪

しかし、やはり大人にとっても特別な三日間、なのかな。
最近の話題では「柏崎の人ってえんま市に対しての感情がスゴイ」と。

そして、食事の席で聞いた話で思い出しました。
私が子どものころは「えんま市三日間のうち一日は学校が半日で終わった!」ということです。

そうだ!
そうだった!
懐かしいですっ。

しかし、今は授業、部活は普通に行い、それでも三日間行く、みたいな。
親が本町まで送る、みたいな。

屋台で何か買うってことも楽しいし、美味しいですが、「人に会う」ために行く、ということが目的のような気がします。

そう、私も毎年「関ちゃん」に偶然お会いしています。
中学や高校時代の友に。


そして、この時期は新潟県内全般に「笹だんご」と「ちまき」です。


笹だんごは、あんこ入りのよもぎだんごを笹でくるんで、蒸したものです。
全国的に有名になりましたね。



ちまきは、中華ちまきと違いもち米だけを笹でくるんだものです。
正三角形になります。


笹を外し、甘くしたきな粉をまわりに付けて食べます。

笹の香りも良くて、ほんとにみんな大好きです!


で、ほぼ毎年、パパちゃんのおばあちゃんちに行き笹だんご作りをお手伝いに。
しかし、私らは丸めて、あんこをよもぎだんごでくるみ、笹にくるむ、というところまで。

はい、そうです。
ほんの一部しか携わっておりません。

ちまきは、一度も作ったことはありませんでした。


先日、柏崎市内の方のお宅へお邪魔して、最初!から作らせていただくことができました!!

いや、といっても、
笹やスゲの準備などはしていません(汗)。

ヨモギを煮たり、あんこを作ったり。
それよりも前におこめを粉にする、とか。

それを考えると、本当に手間がかかることです。

私はまだまだほんの一部のおいしいところ(?)だけです。


笹だんごはあんこと、だんごを丸めるところまででした。

時間がなくバタバタと帰ってきてしまいました。
聞くだけ聞いて。
けれど、始めてなので、何がどうなのか??



ちまきは初めて教えていただきました。


帰って来てからノートのまとめてみました。
しかし、これは経験値を増やしていかないとなー、です。




ノートの上に走り書きしてありますが、
水に二時間以上ひたして、水から火にかけ40分から50分加熱。

大事なのは、水につけているときも、茹でているときも水(お湯)から決してはみださないこと。
落としぶたをすること。

時間がたったら、すぐに冷たい水にひたし2、3分。

水からあげ、つるしておく。

です。


火加減と、蓋の有無について聞かなかったです↓↓↓
うーん。

で、できばえは・・・
15個のうち、2個が固い部分アリ。

全体的に米がかため。

小さい形の方が米の量が多すぎたせいか、いまいちでした。

笹から出すとき、三角をたもてない、とか。

難しいっっっ!

ぜひまた作りますよー。



教えていただき、作らせていただき、本当にありがとうございました。

乾物屋の今井商店 若林