乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

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本日は長いですので…

2009年07月09日 | 娘の子供達の事
昨日、娘の小学校にて「カウンセリング」を受けてきました。

我が家は、中越大震災と中越沖地震の二回被災しました。

中越大震災の時、娘は3歳なりたてでしたので、ほとんど記憶には残っていないと思われます。
後に人から聞く話によって、記憶が作られているのだと思います。

しかし、中越沖地震のときは、保育園の年長組でした。

私と生後半年の弟、おばあちゃんと一緒に、おばあちゃんの家で被災しました。
ものすごい揺れを体験しました。
幸い怪我もなく、家もそのまま住んでいられます。

その後の被災生活は、大変でしたが、自衛隊のお風呂に行ったり炊き出しに行ったり水をもらいに行ったりと、家族でチカラを合わせて乗り越えました。

あれからもうじき二年です。

娘は小学二年生になり、弟は暴れさかりの2歳児に。

親としてはおねえちゃんにもっとしっかりしてほしいと願ってばかりでした。
「もう二年生なんだから」と。

被災したおばあちゃんの家にいる時はトイレに「ついてきて」と言います。
「行けない」というと、戸を開けてします。

違う階に一人では行きたくありません。
誰かと一緒なら大丈夫。
弟も頼りにならないけれどセーフ。

今もおばあちゃんちでは、こんな状況です。

こんなもんかなと思っていました。
地震の話はほとんどしません。

しかし、学校で月一、「気になっていること」を書くそうです。
四月には何もなく、五月に「地震が怖い」と書いたそうです。

そこで担任の先生から連絡をいただきました。
カウンセリングを受けてみませんかと。

昨日、娘が一人でカウンセリングの先生と面談。
その後、会わずして私が一人。

…その結果。
「もっと早くカウンセリングをしていればよかった」と。
涙が出ました。
娘はものすごい勢いで地震の話をしたそうです。
そしてその時のこと、その後のことをこと細かく覚えていたそうです。

弟への嫉妬から、気を引くためのコトだとおもっていました。
「ついてきて」も「ギューして」も。

違ったようです。
二年間も我慢をさせてしまいました。

誰からも「しっかりしている」と言われる彼女。
私も子供の頃はそういうタチでしたので、似ているのかなと思っておりましたが、
彼女のハケグチを作らないと、ということでした。

本当に申し訳なくて涙がでました。
これからは、ドンドンわがままを言わせて、ギューっとしてくれと。

しかし、こっぱずかしいタチの私は、急にそんな風に変われません。
ごめんね。
努力します。
心がけます。
がんばります。

このカウンセリングのせいなのか、昨夜も1時に目が覚めて「眠れない」と。
これも付き合ってやれというので、3時半まで一緒に起きてました。

今頃、学校で寝てないのだろうか??
大丈夫かな?

また、機会をみて、この件について書くと思います。