尖閣諸島の寄付金

東京都知事が尖閣諸島の購入を表明してから、購入の寄付が集まりだして、

今日現在、７億円を越えたと言う報道があった。

日本国民が、寄付をするのは、尖閣諸島は、日本固有の領土であり、中国のものではないという意思表示である。

この動きを、中国は甘く見てはいけないと思う。

何でもかんでも自国の領土だと主張し、近隣各国とのトラブルを引き起こしている中国。

自国の領土は、自分で守らなければならない。民主党政権は、如何に考えるのだろうか？

節電で切り抜けるか？原発再稼動か？

今日「サピオ」という雑誌を読んでいたら、福島第一原発の４号機が危険な状態にあるという。

４号機は、３．１１の時、運転を中止しており、燃料棒は全て燃料プールに保管されていた。

その量は、１５００本以上で、通常の稼動原子炉の２．８倍の量が保管されているという。

４号機は、３．１１の際、建屋が吹き飛び、その構造体にもかなりの損傷を受けた。

燃料保管プールは、建てや上部にあり、現在は冷却水の循環により安定を保っているが、

今後、強い地震があった場合、崩落する恐れがあるという。

この危険な状況を、政府も東電も知っているという。

しかし、この建屋の補修と、クレーンの設置、燃料棒の移設については、まだまだ先になるという。

もし、４号機のプールが崩落すると、とんでもない爆発事故となり、作業員は全員避難しなければならないほどの

放射能が降るため、１～３号機の冷却もできなくなるという。

したがって、１～３号機もまた爆発事故を起こすだろうという。

福島では、近隣の住民を避難解除し、元の場所に戻す措置が始まっている。

これほど危険な状況の中である。

ちなみに、４号機の燃料プールが爆発すると、広島型原爆の４０００倍とも言われ、

４０００万人以上の人が避難しなければならないと言われ、首都圏まで被害が及ぶと言う。

こうなったら、首都圏の大地震なんていうことではすまない。

これだけの危険性を、また伝えることなく原発の再稼動ばかり議論されているが、いかがなものだろうか？

本当に、再稼動していいのか？どういったエネルギー政策が必要なのか？堂々と論じて欲しいと思う。