先週のブログで「スポーツも勉強も本質的な部分は同じ」と書きましたが、その続きです。
どんなスポーツでも構いませんが、今回は野球を例に。
準備運動や基礎トレーニングをせずに直接的なプレーに関わる練習だけしても
思ったように上達しないどころか、ケガしてしまいます。
また、バッティング練習や守備練習もせず野球の試合に出る人もいないと思います。
これを勉強に置き換えてみてください。
基礎計算のトレーニングや単語の練習などせずに実戦形式の問題演習ばかりしてませんか?
学校のワークやプリント、塾のテキストなどを仕上げていないのにテストに臨もうとしてませんか?
スポーツ(部活・クラブ)では絶対にやらない、ありえないようなことを
勉強ではあたかもそれが当然のことのようにやっている生徒は意外と多いものです。
今週から来週にかけて各中学で行われる期末テストは、スポーツでいえば「大事な試合」です。
ただ、テストに向けて自分では準備をしたつもりでも結果からはいろんな課題が発見できます。
見つけた課題をほったらかしにしていては、次の試合でも同じ結果になるのは目に見えています。
さらに、中学3年生は入試という大きな「試合」に向けて復習すべきことは山のようにあるはず。
ただ、普段の学習の中では日々の学校の授業の復習・予習に手いっぱいで
なかなかここまで手が回らないのが実情です。
じゃあ、いつやるの?夏でしょ!
まとまった時間が取りやすい夏だからこそ、たまった復習をする絶好のチャンスなのです。
さらに、普段の学習では手が伸ばせなかったようなワンランク上のレベルの問題にも
取り組むことができるのでレベルアップすることも可能です。
まずは、今週・来週の期末テストが楽しみになるようテスト対策授業に全力で取り組み、
見つかった課題を夏期講座でつぶして「次のテストが楽しみ」といえる自分にしていきましょう!
中島