みなさまごきげんよう
南里英語教室 小城三日月教室の
川口 健 です
お元気ですか
すっかり秋らしくなりましたね。
日中もちょうどいい気温で、とても過ごしやすくなりました。
「芸術の秋」というわけではないのですが、先日日曜日は家族みんなで映画を観に行きました。
もちろん僕のお目当てはガリレオシリーズの映画「沈黙のパレード」です。
(ちなみに妻と子供は「ワンピース」でした。)
事前の映画の宣伝効果なのか、はたまたガリレオシリーズの根強い人気なのか、
「沈黙のパレード」の場内は予想以上にたくさんの人で賑わっていました。
僕は大学で物理学を専攻していただけに、福山雅治演じる主人公の物理学者「湯川教授」の言動にとても共感を持ってしまいます。
湯川が必ず言うセリフに
「何事もまずは仮説を立て、その後はその仮説のための実験をし、そして実験結果から仮説の妥当性を導き出す。」
ということを言います。
僕はこれこそが物理学以外でも、いろいろなことを考える上でとても重要なことだと思うのです。
すなわちあらゆる物事に対して
まずは、「こういう意味なのではないかと自分なりに考えを立てる。」
次に、「本などを読むなどしてそれについて考える。」
最後に、「それが正しいということを自分で納得する。」
というプロセスを踏んでいくのです。
たとえば数学を習うときも、
「教科書に公式が書かれていた。」
「どうしてそのような公式があるのか、自分でその導出過程を追ってみる。」
「なるほど、この公式にはこういう理屈が隠されていたんだ。」
と、自分の心に腑に落ちるまで考え続けることで、公式を使った時の応用が効いたりするのです。
「教科書にそう書いてあるから」、
「専門家が言うから」、
ではなく、納得するまで調べたり、悩んだりすることがこれから生きていく上でも大事になってくるのです。
確かに自分の頭で考えることは確かに面倒くさい。
でも「なぜだろう?」と思う時間が長ければ長いほど、
「ああ、なるほどね」の感動が大きいことは自分の経験からも事実なのです。
このような能力を手に入れることこそが、学生のうちに手に入れなければならないことだと思うのですが、
みなさまいかがでしょうか。
よろしければ今後の学習の参考にしてくださいね。
P.S.
「なぜ主人公のルフィーの手があんなに伸びるのか、そのことばかりが気になって映画の内容が入ってこなかったわ。」
初めてワンピースを見た妻の感想でした。
「そこかよ」と聞いた当初は思いましたが、
言われてみれば確かに。。。
(「あり得ない」湯川だったら絶対そう言うはずです。)
それでは
南里英語教室 小城三日月教室
川口 健