みなさん、こんにちは。
南里英語教室の川口です。
今回は師弟関係がテーマです。
みなさんは、「先生と師匠の違いは何か?」
と聞かれたらどう答えるでしょうか。
「え?どっちも同じじゃないの?」
と答える人が多いのではないでしょうか。
実は違うんです。
私の答えはこうです。
・先生から学ぶものは知識。
・師匠からは学ぶものはその人の生き方全部。
私の大学時代の師匠は米山博志師匠と橘基師匠。
米山先生は僕が大学時代初めて質問に行った方で、
教え方があまりにもわかりやすく、感激しました。
その後、物理数学や量子力学を先生から学んだのですが、
米山先生についていきたい一心があったからこそ、あのときは
一心不乱に勉強していたと思います。
あまりにも憧れていた僕は、先生の服装とかも真似したりしていました。
橘師匠は僕の大学院時代の指導教官。
とてもかっこよく授業をされる先生(計算をだーーっとされたあと、ふっと髪をかきあげられてあるお姿が印象的でした。)で、今の僕の授業スタイルは彼を踏襲しています。
とてもお世話になった先生で、つい先日5年ぶりに電話で話す機会があったのですが、
なつかしさでとても胸がいっぱいになりました。
お二人の師匠がいなかったら今の僕は間違いなくいません。
それくらい師匠の影響は大きい。
君たちに教えている数学も、授業をするときには
師匠から受け継いだ遺伝子を伝えるつもりでやっています。
できるなら君たちも、師匠となるべき人と出会って欲しいと思っています。
あこがれの師匠と呼べる人ができたら君は勝てます。
僕もその一人になれるよう、これからも頑張ります。
先日、「奇蹟がくれた数式」という映画を見ました。
G.H.ハーディーとラマヌジャンという二人の数学者の師弟関係の話です。
よかったら見てみてください。
面白いですよ!!
僕は映画が好きなので、面白い映画があれば教えてくださいね。
それでは。
南里英語教室
川口 健