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2009-08-26 戦争レクイエム  ・サイトウ・キネン

2009-09-20 17:09:30 | 東京響 日本フィル 都響 新日フィル 京都響

25日 戦争レクイエム  ・サイトウ・キネン  

2009-08-26 | 水戸室内 ・サイトウキネン
     松本・文化会館    2F・10-36・17,000円・

 初見で聴き慣れてないので、前半の旋律感では、音楽に入り込めなかった、ただ合唱の歌わせ方等、作曲者の音楽創造の才を感じたかな、・・席に恵まれ、R側から、 SKF松本児童合唱団の賛美歌的?・・天使が、天国に導く・・美しい響きです

 合唱も良く歌い込んでいて、美しい低音声域と高音声域に力強さを兼ね備えていたと感じました・・
 大きなオケ編成は合唱付きとソプラノが主で、小編成では、テノール、バリトンのソロ歌唱・・対話が進む・・感じが、
 小オケは室内楽編成的で弦楽五重奏+ホルン、ファゴット、クラリネット、オーボエ、フルートにハープ、パーカッションが奏で、其れに歌唱が入る・・
 私は、後半、時間にして25分ほど・・音楽に惹きこまれました、小編成と歌唱のアンサンブルに長け、聴き応え十分でした・・矢部さんのソロとテノールの声質の美しさに痺れました
 コンマスは豊嶋さん(新日フィル・コンマス)、小編成に矢部さん(都響コンマス)とお馴染みの顔ぶれです・・

 サイトウキネンを聴くのも何年振りかな・・・顔ぶれが大分変ってますが、奏者若手の育成も目的ですね

25日 戦争レクイエム
ソプラノ: クリスティン・ゴーキー
テノール : アンソニー・ディーン・グリフィー
バリトン : ジェイムズ・ウェストマン
 合唱 : SKF松本合唱団
東京オペラシンガーズ   栗友会合唱団
 児童合唱 : SKF松本児童合唱団
 演奏 : サイトウ・キネン・オーケストラ
 指揮 : 小澤征爾 サイトウキネン結成当初の動画 19時開演
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今年は生々しい反戦の音楽=サイトウ・キネンで小沢征爾総監督-長野・松本〔地域〕8月18日14時6分配信 時事通信
 18日開幕のサイトウ・キネン・フェスティバル・松本を前に17日午後、総監督を務める指揮者の小沢征爾さん(73)が長野県松本市入りし、今年2月に県内で公募した児童合唱団などと合唱のリハーサルを行った。
 小沢さんは今回上演する「戦争レクイエム」について、「今年はほんとに反戦の、平和主義とかじゃなくて、生々しい反戦の音楽を僕たちは選びました」と記者団に語った。
 「戦争レクイエム」はイギリスの作曲家ブリテンの代表的な声楽作品。テノールとバリトンがそれぞれイギリス兵とドイツ兵を演じ、敵対する兵士のやりとりを通じて、第2次大戦を生々しく歌いあげ、戦争の悲惨さを訴える。小沢さんが日本で「戦争レクイエム」を指揮するのは、終戦40年の1985年に広島などで公演して以来初めて。
 今年で18回目を迎えるサイトウ・キネン・フェスティバル・松本は、9月9日まで長野県松本市などで開かれる。
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 戦争レクイエム』(せんそうレクイエム、War Requiem)は、ベンジャミン・ブリテンの作曲したレクイエム(死者のためのミサ曲)である。ブリテンの代表作として筆頭に上げられる。彼の集大成とも言えるこの作品は、単に第二次世界大戦の犠牲者の為のレクイエムではなく、だからと言って通常の教会音楽でもない。
 ブリテンはこの曲のスコア冒頭に次のような、詩人ウィルフレッド・オーウェンの一節を書き記している。
 私の主題は戦争であり、戦争の悲しみである。詩はその悲しみの中にある。詩人の為しうる全てとは、警告を与えることにある。
この文は「戦争レクイエム」の持つ性格を端的に現しているだけでなく、戦争を二度と繰り返さない為の作者の深い祈りがこもっている。


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戦争レクイエム この曲は名目上、1962年5月に英国ウォリックシャーのコヴェントリーにある聖マイケル教会に新たに建立された大聖堂の献堂式を行うために、この教会の委嘱によって書かれた。この教会自体も第二次世界大戦中の1940年、ドイツ空軍の大空爆によって破壊されたのであった。この空爆はその後「空爆で破壊する」という意味を持つ conventraize という新しい動詞を生み出すほどの有名なもので、いわばイギリス国民にとって第二次世界大戦を象徴すると言っても過言ではないほど悲惨な体験の一つであった。これは日本が1945年3月の東京大空襲を受け、「空襲」といえばこれを指す事に通じるものがあるだろう。ブリテンは1960年後半から、作曲中であった他作品を中止してこの作品に取り組み、1961年12月に完成させた。そして予定通り1962年5月30日の献堂式に初演された。
初演
ブリテンはこの大作の初演のソリストを、ソ連のソプラノ、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ、イギリスのテノール、ピーター・ピアーズ、ドイツのバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとすることを初めから考慮して作曲したといわれる。第二次世界大戦ヨーロッパ戦線の中心的交戦国であり、戦争の恐怖と被害を身に沁みて体験したこれら三国の最も優秀な歌手を一堂に集めることで、真の和解を確認して平和への誓いを固めたいという願いからだった。折りしも1962年といえば冷戦の真っ只中であり、そうした時代に初演を迎えるからこそ意義のあった作品である。
 しかしガリーナ・ヴィシネフスカヤは、夫であり作曲者の友人でもあったムスティスラフ・ロストロポーヴィチの急病とソ連当局の出国停止命令により渡英不可能となり、コヴェントリー聖マイケル教会における実際の初演(1962年5月30日)は次のメンバーで行われた。
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9年9月 アイーダ スカラ

2009-09-20 08:04:57 | 外来オケ 指揮者

9月4日 アイーダ スカラ座

2009-09-05 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
ミラノ・スカラ座 2009年日本公演  NHKホール
                                                        3F・R16-7・22,000円・                  
                              
 皆様のブログを拝見して、総じて良い出来とか・・2幕の合唱はバレンボイムの指揮下、大合唱は素晴らしかった・・肌に合っていた感じが
 歌手では、オケの旋律感に歌唱ラインが下になったり?、上になったり?・・歌手歌唱のラインにオケが間延び?になったり・・メリハリを強くやや、極端な歌唱、オケの響きに感じましたが?、指揮者の解釈?・・後半2公演は歌手が替ります・・ラダメス・スチュアート・ニール9・11(13・カルロ)を、聴いてみたい想いもありますね
・・
 全体の印象は、合唱は良い、歌手陣は??、指揮バレンボイム??かな、バレンボイムは来日の度に聴いてますが、オペラの指揮に関してはイタオペは??

「アイーダ」全4幕
指揮:ダニエル・バレンボイム

演出・舞台装置:フランコ・ゼッフィレッリ  衣裳:マウリツィオ・ミレノッティ
照明:ジャンニ・マントヴァニーニ      振付:ウラジーミル・ワシーリエフ
合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ
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エジプト王:カルロ・チーニ
アムネリス:エカテリーナ・グバノヴァ
アイーダ:ヴィオレッタ・ウルマーナ
ラダメス:ヨハン・ボータ
ランフィス:ジョルジョ・ジュゼッピーニ
アモナスロ:ホアン・ポンス
使者:アントネッロ・チェロン 巫女:サエ・キュン・リム
ミラノ・スカラ座管弦楽団 /ミラノ・スカラ座合唱団

プリンシパル:サブリーナ・ブラッツォ アンドレア・ヴォルピンテスタ
ソリスト:ピエラ・ペドレッティ
ミラノ・スカラ座バレエ団  東京バレエ学校

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※8/28付、9/3付の最新情報でお知らせしておりますとおり、アムネリス役に予定されていたルチアーナ・ディンティーノは来日後喉を痛め、出演が不可能になりました。代わりまして本日はエカテリーナ・グバノヴァが出演いたします。
また本日のエジプト王役は当初発表したスポッティに代わりダブル・キャストのカルロ・チーニが出演いたします。何卒ご了承のほどお願いいたします。
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原語曲名:Aida(しばしばフランス語的にAïdaとも書かれる)
原案:オギュスト・マリエット
原台本:カミーユ・デュ・ロクル
台本:アントニオ・ギスランツォーニ
作曲時期:1870年に作曲に着手
初演:1871年12月24日、カイロのカイロ劇場にて、ジョヴァンニ・ボッテジーニの指揮による

芸術家より・・労働者では、良い演奏は出来ないのでは??・・聴かしてやる意識かな
合唱団側 リハ6分延長に抗議 普段着でスカラ座公演 2010年1月13日 夕刊
 【ローマ=共同】イタリア・オペラの殿堂、北部ミラノのスカラ座=写真、共同=で、合唱団とオーケストラが海外公演で六分間余計にリハーサルをやらされたことなどに怒り、昨年十二月二十三日の最終公演で、えんび服などの代わりに普段着で公演する抗議活動を行った。同国主要メディアが十二日までに伝えた。
 労働者の権利意識が強く、ストを繰り返すことで有名なスカラ座だが、六分間の“残業”への抗議には観客もさすがにあきれ、二十三日の公演ではブーイングのほか「恥を知れ」の声も上がった。
 合唱団側は今週中にも、海外公演での労働条件を明確にするようオペラ座と交渉するという。
 合唱団側によると、昨年のパリ公演でのリハーサル時間が予定時間を六分間超過したほか、東京公演のリハーサルで着る衣服をめぐっても労使間で対立があったという。
 演目はカルメンで、昨年十二月七日のシーズン初日に上演され、二十三日が昨年の最終日だった。
 スカラ座は一七七八年に完成したイタリアを代表するオペラ座で、数々の著名なオペラの初演の舞台となった。

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          スカラ座公演 8,12,13,15,17日・上野・文化会館
『ドン・カルロ』(Don Carlo )はジュゼッペ・ヴェルディ作曲による歌劇。パリ・オペラ座の依頼により、1865年から1866年にかけて作曲、全5幕の歌劇として1867年3月にオペラ座にて初演した(フランス語では『ドン・カルロス』Don Carlos)。

ヴェルディの23作目の歌劇(ヴェルディの創作期間の中では中期の作品に分類される)。原作はフリードリヒ・フォン・シラー作の戯曲『

フランスのグランド・オペラの形式で書かれたこともあり、設定が大規模で、充実した出演者を多数必要とする。そのため、現代では採算上の問題から祝祭的な時期などでなければ上演が難しく、ヴェルディの他作品に比べて上演機会は多くないが、重厚な音楽によってヴェルディ中期の傑作として高く評価されている。 

12月1日・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団

2009-12-01 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
12月1日(火)      2F・RA4-19・10,000円・
・・チェコフィルの時とほぼ同じ席で・・オケの音色の違いも、楽しんで・・

濃い内容の一夜でした、19時ー21時30分(20分休憩)とは、疲れましたが、嬉しい曲目変更が・・ピアノ1番が・・

3曲とも充実な出来ですね、躁鬱感の音楽創造と想いますが・・a、b、c、の旋律が浮かんだとして・・其れを必要以上に追いかけ、変化させ、何処までも執着し?・・音楽を拡げて行く感じが・・ここまで、徹底すれが此れは芸術と云うのでしょう・・
 オケの演奏は、弦の弾きこみが鋭いし、大きな放物線を描く弦の響きが好みです
ね木管、パーカッションも巧いです、ファゴットから弦へとの対話、フルートから弦へとか・・実に多彩さ楽器の使い方がありますね・・
 ピアノ1番でトランペットとピアノ二重奏プラス弦群の感じで・・面白い

全ての演奏に迷いが無い、確信・信念の演奏と言うのでしょうか・・ゲルギエフの力ですか・・

ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団

≪ショスタコーヴィチ SHOSTAKOVICH (1906-1975)≫
歌劇「鼻」より Several pieces from opera “THE NOSE”・・打楽器のみで、ジャズですね・・
交響曲第1番 Symphony No.1 in f minor op.10
       (歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より )

ピアノ協奏曲第1番 (ピアノ:デニス・マツーエフ) Piano Concerto No.1 in c minor op.35 (Piano: Denis Matsuev)
交響曲第10番 Symphony No.10 in e minor op.93
第3楽章
Allegretto 3/4拍子 三部形式
主に次の3つの主題からなる。1つ目は冒頭に現れる不気味さの漂う主楽想。この楽想にはDSCH音型が潜んでいる。2つ目はDの連呼で始まる副楽想。この楽想では主楽想より更にはっきりとDSCH音型が現れている。3つ目はホルンで奏でられるミラミレラ(EAEDA)という楽句である。この楽句はマーラーの『大地の歌』の冒頭を模したもので、『大地の歌』へのオマージュとされる。また、ショスタコーヴィチが密かに心を寄せてきたモスクワ音楽院の教え子のエルミーラ・ナジーロヴァのイニシャルでもある[誰?]。第3楽章の終わり方(496小節)はDSCH音型そのもの。
第4楽章
Andante - Allegro 6/8 - 2/4拍子
序奏のアンダンテでは低弦が陰鬱なつぶやきを歌い、それはオーボエ、フルート、ファゴットと木管に引き継がれる。67小節からアレグロに入り一転して曲調は力強く明るくなる。一旦第2楽章の部分が再現され、トゥッティ全奏の最強奏でD, S(Es), C, Hが鳴り響きタムタムが強打する。(385小節)、最後はホルン(603小節)、トロンボーン(612小節)、ティンパニ(641小節と654小節)がDSCH音型を輝かしく強奏する。

 デニス・マツーエフ Denis Matsuev (ピアノ/Piano)
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09-07-20カルメン:林美智子、ドン・ホセ:佐野成宏、ミカエラ:安藤赴美子

2009-09-16 10:49:34 | 新国立 オペラ 藤原 二期会

20日 カルメン:林美智子、ドン・ホセ:佐野成宏、ミカエラ:安藤赴美子

2009-07-20 | 藤原歌劇団 ・二期会
7月20日(月) 14:00-17.15          3F・R4-18・7000円

 美智子・カルメンが素晴らしいですね。歌唱、演技と惹きこまれます・・
まん丸マナコで見つめられれば・・キャシャナ草男・肉食おとこ?でも 
恋に落ちる、ホセのストーカーはいけませんが・・
 歌手ではダントツの3名ですねカルメン:林美智子 ミカエラ:安藤赴美子、ドン・ホセ:佐野成宏・・ミカエラ・安藤赴美子の・・ホセへの思い、母親からの想い・・感情移入と歌唱が素晴らしい・・・

 4幕の ホセがカルメンを殺害するまでの、劇性、音楽の盛り上がり、歌手の演技、歌唱と素晴らしい・・単純に楽しめました・・
 歌劇は 過激・・指揮者から、音楽的には、オケも歌手も激しい表現のカルメン像では・・何かが失っている感も・・
 兵庫のカルメンBSで観ました、皆さん一途な歌唱、演技に好感が持てますね
オケは?伴奏に徹していた?・・ホール・音録りが原因?音響が悪そう、歌手の表情,演技を観れてTV映像は面白いですね・・


ビゼー:「カルメン」(全4幕・フランス語上演・日本語字幕付)
指揮 佐渡裕
演出 ジャン=ルイ・マルティノーティ
出演 カルメン:林美智子 ドン・ホセ:佐野成宏
エスカミーリョ:成田博之 ミカエラ:安藤赴美子
フラスキータ:吉村美樹 メルセデス:田村由貴絵
モラレス:枡 貴志 スニガ:松本 進
レメンダード:大川信之 ダンカイロ:初鹿野 剛
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 二期会合唱団・ひょうごプロデュースオペラ合唱団
・NHK東京児童合唱団(児童合唱団)

オフィス設計コンサート
 彼女の心を一矢で 奪え・・


 はなの命は 燃え尽きて・・人の命を奪うのはいけません

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訃報:若杉弘さん74歳…新国立劇場オペラ芸術監督
 心からのご冥福をお祈り致します。
<訃報>若杉弘さん74歳…新国立劇場オペラ芸術監督 (毎日新聞)
 ヨーロッパと日本でオペラ界を切り開いてきた指揮者で新国立劇場オペラ芸術監督の若杉弘(わかすぎ・ひろし)さんが21日午後6時15分、東京都内の病院で多臓器不全のため死去した。74歳。葬儀は近親者で行い、お別れの会を後日予定している。
 東京生まれ。慶応大経済学部に進んだが中退して、東京芸大の声楽科に入り直し、さらに指揮科に転科して卒業。在学中から二期会のオペラ公演など指揮者として目覚ましい活躍を見せた。ワーグナーのオペラ「パルジファル」日本初演の指揮により毎日芸術賞も受賞した。
 小澤征爾さんと同い年で並び称されたが、若杉さんは当初からオペラを目指した。ワーグナーの「ラインの黄金」を日本初演するなど、「初演魔」と言われるほど、日本の音楽界で遅れていたオペラに次々に光を当て、現代のオペラ・ブームの基礎を築いた。
 77年からはヨーロッパにも進出、日本人としてドイツ語圏で初めて名門、ケルン放送交響楽団の首席指揮者に就任。その後もライン・ドイツ・オペラ音楽総監督などドイツのオペラ界で活躍。80年度にはオペラ指揮の成果によって2度目の毎日芸術賞を受賞した。
 95年にN響正指揮者、98年にびわ湖ホールの芸術監督、07年には新国立劇場の芸術監督に就任、再び日本のオペラ界の振興に全力を傾けた。
 昨年秋から体調を崩し、今年6月の公演も降板していた。サントリー音楽賞(86年)、芸術院賞(92年)など多くの賞に輝いた。マーラーの交響曲など多くのCD録音がある。【梅津時比古】 [毎日新聞7月21日]
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 観に行く予定かな?・・・
8月2日(日) 15:00開演
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2009
東京都交響楽団
出 演 指揮:矢崎彦太郎
カルメン:シルヴィア・キヴォルキアン(メゾソプラノ)
ドン・ホセ:成田勝美(テノール)
エスカミリオ:黒田 博(バリトン)
ミカエラ:安藤赴美子(ソプラノ)・・・上野が素晴らしい歌唱でした。
管弦楽:東京都交響楽団
内 容 ビゼー:歌劇「カルメン」ハイライト
料 金 S3,000 A2,000 二期会ブログ
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NHKBSで
2009年 9月12日(土) 23:00 ~ 翌 03:00 ご案内: 堀内 修 (音楽評論家)
二期会公演 Bモード・ステレオ
歌劇「カルメン」    ( ビゼー )
2009年に二期会が日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センターと共同制作する「カルメン」を放送する。
歌劇「カルメン」は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが1873~74年に作曲した、全4幕もののオペラ。 親しみやすい旋律、登場人物の際立つキャラクター、わかりやすい脚本ゆえに、 世界中で親しまれているオペラである。
今回の公演では、20世紀のオペラ演出界をリードしたジャン・ピエール・ポネルの薫陶を受け、 1986年から89年までパリ・オペラ座総裁を歴任した ジャン・ルイ・マルティノーティが演出を手掛ける。 作品そのものの魅力に真摯に向き合い、緻密な時代考証に裏付けされた演出で知られ、 ヨーロッパのオペラ界屈指の知性派といわれるマルティノーティが、 盟友ハンス・シャヴェルノホの幻想的な舞台装置のもと、どんな「カルメン」を描くのか興味深い。
歌手陣も心境著しい林美智子がカルメン役に初挑戦し、オペラ・ファンの注目を集めている。 公演は東京・名古屋・西宮の3都市で全15公演が行われたが、今回は西宮での収録である。
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カルメン : 林 美智子
ドン・ホセ : 佐野 成宏
エスカミーリョ : 成田 博之
ミカエラ : 安藤 赴美子
フラスキータ : 吉村 美樹
メルセデス : 田村 由貴絵
ほ か
合 唱 : 二期会合唱団
 〃 : ひょうごプロデュースオペラ合唱団
管弦楽 : 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
指 揮 : 佐渡 裕
装置 : ハンス・シャヴェルノホ
衣装 : シルヴィッド・ド・セゴンサック
照明 : ファブリス・ケブ-ル
演出 : ジャン・ルイ・マルティノーティ

21日 オペラ「班女」一幕(英語上演 字幕付)

2009-08-22 | 藤原歌劇団 ・二期会
 21日 サントリーホール 小ホール    6-16・5000円・
サントリー音楽財団創設40周年記念
サマーフェスティバル2009 MUSIC TODAY 21
監修=岡部真一郎/白石美雪/舩山隆

 念願の班女を聴けました、異空間の世界は神秘・・性を超越した愛?・・
後二回公演が、2004年エクサンブロヴァンス音楽祭・委嘱・初演、大野和士指揮で初演でした、NHKの映像を観たのですが、聴きたい、観たいと深く想いながら、早5年も経過しているとは・・
 日本人の作曲家であり海外で高い評価されいて作品で、欧州では既に20回ほど公演をしているとか、やっと日本の地で公演にこぎ着けてくれた感じですね。

演奏前に、細川さんから解説が10分程、19時ー20時30分

 舞台の作りから左側の方々は歌手の導線から声が側面、やや後ろから聴く観る感じも
花子 実子 吉雄 の関係と、音楽、照明、人物の動きから・・陰影感、呼吸感と素晴らしいですね
扇が鍵を・・扇を何時も離さず、持ち続ける事が・・待ち焦がれた吉雄の想い
されど、 待つ 待つ 待つ あの人は いまだに こない 
 花子・気がブレてた 心理描写、顔の表情が,一瞬真ともになったり・・一途に待つ、待つ、諦めきれず・・扇が吉雄の分身に・・演技、歌唱、日本語の台詞と心理描写が素晴らしい・半田美和子

 花子は 待つ 待つ 待つ・・花子が美しいのは、待っていたお陰で世の中の美しいものが全てそなわったためだ と語る・実子

 花子と実子の関係は 同性でありながら、性を超越した・・愛、想い?

吉雄が何年振りに、花子に会いに・・実子は中々会わせようとしない心理は?
 吉雄と実子との対話・・対峙から・・恋 の人・想う 人のとり合い、錯綜した心理が・・実子・フレドリカ・ブリレンブルクの、悲しい、嫉妬?表情の変化、歌唱、語りが素晴らしい・・吉雄が花子を連れ戻すのを諦め・・実子の誇った想い??・・顔に幸福感が漂う・・この心理は??
 この重唱対峙も聴きどころ、見どころですね・・

 花子は 私は 待ち 日は暮れる 
 実子は 私は 待たない・・・・・・・・・素晴らしい人生・・闇 闇 
  心は二辺往来 闇 明・・虚像と実像

細川俊夫(台本・作曲) :オペラ『班女』一幕(英語上演、字幕付)―三島由紀夫作ドナルド・キーン翻訳近代能楽集「班女」による

指揮 ヨハネス・デビュス
出演 ルカ・ヴェジェッティ(演出・衣裳プラン)、

半田美和子(花子/S)、
フレドリカ・ブリレンブルク(実子/M-s)、
小森輝彦(吉雄/Br)
演奏 東京シンフォニエッタ

第39回サントリー音楽賞記念公演
Commemorative Performances of the 39th Suntory Music Award
<細川俊夫>
<Toshio Hosokawa>
オペラ「班女」一幕(英語上演 字幕付)
Opera one act(sung in English)
台本・作曲:細川俊夫  三島由紀夫作<近代能楽集「班女」>

(ドナルド・キーン翻訳)による
Text and Composition:Toshio Hosokawa based on <Hanjo> , Yukio Mishima’s Modern Noh Play translated by Donald Keene
2009年8月21日(金) 19:00開演
       23日15時 26日19時 後ニ公演が
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

NHKの映像から・・


『班女』- 上演履歴初演: 2004年7月8, 10, 12, 14, 16, 17, 19, 20, 23, 25日 - エクサンプロヴァンス音楽祭2004、ジュ・ドゥ・ポム劇場(エクサンプロヴァンス、フランス) - インゲラ・ボーリン/ゾフィー・カルトホイザー(花子) リッリ・パーシキヴィ/フレドリカ・ブリレンブルク(実子) ウィリアム・デイズリー(吉雄) アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、モネ劇場室内管弦楽団、大野和士(7月8, 10, 12, 14, 16, 17, 19, 20日)/ジョルジュ=エリー・オクトール(7月23, 25日)指揮

2004年9月7,8,9,10,11,12日 - モネ劇場(ブリュッセル、ベルギー) - インゲラ・ボーリン(花子) リッリ・パーシキヴィ/フレドリカ・ブリレンブルク(実子) ウィリアム・デイズリー(吉雄) アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、モネ劇場室内管弦楽団、大野和士(9月7,8,9,12日)/ジョルジュ=エリー・オクトール(9月10,11日)指揮

2005年8月6日 - カンプナーゲル(ハンブルク、ドイツ) - ゾフィー・カルトホイザー(花子) リッリ・パーシキヴィ(実子) ヤーロン・ヴィントミュラー(吉雄) ルカ・ベゲッティ演出、ムジークファブリーク、大野和士指揮

2005年12月16、18日 - ポルトガル国立歌劇場(リスボン、ポルトガル) - ゾフィー・カルトホイザー(花子) フレドリカ・ブルンブルク(実子) ルイ・ロドリゲス(吉雄) アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、ポルトガル交響楽団、ホアン・パウロ・サントス指揮

2007年5月12, 22, 27日、6月3, 6, 13日 - ビーレフェルト歌劇場(ビーレフェルト、ドイツ) -  Victoria Granlund(花子)Lien Hageman(実子)Peter Schone(吉雄)パトリック・シマンスキ演出、ビーレフェルト歌劇場管弦楽団、ケヴィン・ジョン・エデュセイ指揮

2008年3月5, 9, 12, 14日 - フランス国立リヨン歌劇場(リヨン、フランス) - クレア・デボノ(花子)、フレドリカ・ブリレンブルク(実子)、アンドリュー・シュレーダー(吉雄)アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団、ヨハネス・デーブスの指揮

能 班女
ドナルド・キーン
近代能楽集
初出:新潮社 1955年(昭和30)1月「新潮」
初収:新潮社『近代能楽集』1956年(昭和31)4月30日 初版

近代能楽集の5作目。恋人を待ちつづける女性の愛と狂気を描く。
 男が残した扇を大事に抱きながら、男との再会を待ち続ける花子。その花子を独占することを自らの幸福とする実子。そこに男が現われるが、花子は私が待っていたのはあなたではないと言う。愛という狂気は、対象となる相手の男を通り越して、日常的な人間世界の外へ飛翔したのだ。「サド侯爵夫人」の結末を連想させる幕切れは鮮烈な印象を与える。実子の孤独と夢想を生々しく強調したジュネーブのゴデールによる演出もある。
 同時代執筆作品(1955年) 「沈める滝」「海と夕焼」「商い人」「山の魂」「危険な関係」などa href="http://miwako24.blog114.fc2.com/">半田さん ブログ班女 批評
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09年11月 アイーダプラハ国立歌劇場管弦楽団・スカラ座

2009-09-14 17:08:43 | 外来オケ 指揮者

31日 アイーダ:ヂィミトラ・テオドッシュウ  ・ラダメス:マリオ・マラニーニ 

2009-11-01 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
31日           上野・文化会館 5F・R1-32・12,000円・
 スカラのアイーダは何だったのか??・・一番の違いは歌手ですね、断トツの歌唱力で数段、今回はプラハが上位ですね・・
 今回聴けなかった方々は残念ですね・・大阪で公演が・・

 題名役の二人 此れが本物のソプラノ、テノール 声そのものに感動、興奮が

ラダメス:マリオ・マラニーニ・・1幕のアリアから好調で・・凄い、素晴らしい声、歌唱が・・一瞬に心を掴む・・オーラが・・デルモナコ系の声質かな?・・

アイーダ:ヂィミトラ・テオドッシュウ・・アムネリス:ヨラナ・フォガショヴァー・・丁々発止の対峙と云うのでしょうか・・手に汗にぎる歌唱が、感情の発露が素晴らしい

指 揮:ジョルジョ・クローチ・・暗譜指揮でした、驚きです・・音楽にメリハリ感・・舞台上に熱氣も感じられた・・指揮者と良好な関係を感じさせますプラハ軍団で合唱も良い・・
プラハ国立歌劇場管弦楽団・・若干弦の弾きこみ、音色、アンサンブルに難が?
 木管は良いですね・・総じて前回の公演より、進化、発展・・伸び盛りの歌劇場では・・今一度聴きたい、観たい・・アイーダでした。

指 揮:ジョルジョ・クローチ
演 出:マッシモ・ガスパロン
管弦楽:プラハ国立歌劇場管弦楽団 17時ー19時55分(20分休憩)
合唱団:プラハ国立歌劇場合唱団
バレエ:プラハ国立歌劇場バレエ団

アイーダ・・ラダメス
アイーダ:ヂィミトラ・テオドッシュウ・・・・アモナスロ:ミゲランジェロ・カヴァルカンティ
ラダメス:マリオ・マラニーニ・・・・アムネリス:ヨラナ・フォガショヴァー

アイーダ ・・・・ ディミトラ・テオドッシュウ
ラダメス ・・・・ マリオ・マラニーニ
アムネリス ・・・・ ヨラナ・フォガショヴァー
アモナスロ ・・・・ ミゲランジェロ・カヴァルカンティ
ランフィス ・・・・ ミロシュ・ホラーク
国王 ・・・・ オレグ・コロトコフ
使者 ・・・・ イジー・フルシュカ
巫女の長 ・・・・ タグマル・ヴァニュカートヴァー
  終演・・余韻に酔い・・余韻で感動を醒ます・・

 新国立で魔笛1幕と2幕20分弱、観て 上野へ・・  
            4F2-51・6,300円
 
17日 ドン・カルロ   スカラ座
2009-09-23 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
17日 ドン・カルロ スカラ座・17日最終公演     
            3F・3-17・19000円・(プレミアムエ
               ・本来3万円以上の席では?・

BS録画を観て聴きに行きました、生音はやはり良いのですが、事前にTV録画で聞いて行くと、刷り込みで、歌手の比較感・観があって功罪がありますね
 席は指揮者と一直線で、最高の席でした・・3階センターは坐った事が無い・・3幕から 天皇、皇后両陛下、来日中のイタリアのナポリターノ大統領夫妻が・・

 さて、演奏は最終日と言う事もあり1幕からオケ軍団氣合いが入ってました、歌手はドン・カルロ:ラモン・ヴァルガス・柔らかい美しい声質で好みです、アイーダのテノールより、良かった印象が・・

 全体は音楽の流れに間延びが感じられた?・・
劇としては、神・聖職者が絶対の、権力・力で・・王・王冠であれ、貴族・・・神の元に平伏し・・
 バスから、メゾまで幅広い声域、声質を楽しむには面白いです、それだけに歌手の力量が問われる訳ですが・・いささか小粒ですかね・・
フィリッポ二世:ルネ・パーペ、ドン・カルロ:ラモン・ヴァルガス、ロドリーゴ:ダリボール・イェニス・・とマズマズでは

ミラノ・スカラ座 2009年日本公演
「ドン・カルロ」全4幕(イタリア語版)
指揮:ダニエレ・ガッティ
演出・舞台装置:シュテファン・ブラウンシュヴァイク
衣裳:ティボー・ファン・クレーネンブロック
照明:マリオン・ヒューレット 合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ
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フィリッポ二世:ルネ・パーペ
ドン・カルロ:ラモン・ヴァルガス
ロドリーゴ:ダリボール・イェニス
宗教裁判長:アナトーリ・コチェルガ
修道士:ガボール・ブレッツ
エリザベッタ:ミカエラ・カロージ
エボリ公女:アンナ・スミルノヴァ
テバルド:イレーナ・ベスパロヴァイテ
レルマ伯爵:キ・ヒュン・キム
国王の布告者:カルロ・ボージ 天の声:ユリア・ボルヒェルト

フランドルの6人の使者:
フィリッポ・ベットスキ
アレッサンドロ・パリャーガ
エルネスト・パナリエッロ
ステファノ・リナルディ・ミリアーニ
アレッサンドロ・スピーナ
ルチアーノ・バティニッチ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 /ミラノ・スカラ座合唱団
◆上演時間◆
【第1幕】 15:00 - 16:15
休憩 30分
【第2幕】 16:45 -17:25
休憩 30分
【第3幕】 17:55 - 19:00
-舞台転換-
【第4幕】 19:05 - 19:25
・フィリッポ2世は全公演ルネ・パーペが演じることになります
イタリア語版(全4幕)
84年1月10日のミラノ・スカラ座での上演にそなえ、大幅な改訂が行なわれた。バレエ音楽やそれまでの第1幕を全面カット(カルロのアリアのみが歌詞を変え、移調したうえで新しい第1幕に残された)して全4幕とし、また多くの場面の音楽を改訂、また台本もデュ・ロクルとアンジェロ・サナルディーニによって更なる改訂が行なわれた。内容的、音楽的に凝縮され密度の濃い版となったこともあり、特に1970年代以前はよく採用されていた(カラヤンなども好んで用いていた)。ヴェルディと関係の深いヨーロッパ有数の音楽出版社・リコルディ社から楽譜が出版されたため、“リコルディ4幕版”とも呼ばれる。

『ドン・カルロ』(Don Carlo )はジュゼッペ・ヴェルディ作曲による歌劇。パリ・オペラ座の依頼により、1865年から1866年にかけて作曲、全5幕の歌劇として1867年3月にオペラ座にて初演した(フランス語では『ドン・カルロス』Don Carlos)。
 ヴェルディの23作目の歌劇(ヴェルディの創作期間の中では中期の作品に分類される)。原作はフリードリヒ・フォン・シラー作の戯曲『スペイン王子ドン・カルロス』(1787年作)。
 16世紀のスペインを舞台に、スペイン国王フィリッポ2世(バス/実在のスペイン国王フェリペ2世)と若き王妃エリザベッタ(ソプラノ)、スペイン王子ドン・カルロ(テノール)、王子の親友ロドリーゴ侯爵(バリトン)、王子を愛する女官エボリ公女(メゾ・ソプラノ)、カトリック教会の権力者・宗教裁判長(バス)たち多彩な登場人物が繰り広げる愛と政治をめぐる葛藤を壮大で重厚な音楽によって描いている(役名はイタリア語版による。フランス語版では、それぞれフィリップ、エリザベート、ドン・カルロス、ロドリーグ、エボリ)。
 フランスのグランド・オペラの形式で書かれたこともあり、設定が大規模で、充実した出演者を多数必要とする。そのため、現代では採算上の問題から祝祭的な時期などでなければ上演が難しく、ヴェルディの他作品に比べて上演機会は多くないが、重厚な音楽によってヴェルディ中期の傑作として高く評価されている。 
 オリジナルはむろんフランス語だが、初演の同年6月、ロンドンでイタリア語による初演が行なわれて成功し、また同年10月にはボローニャでイタリア初演となってこちらも成功。その後もたびたびイタリア語で上演され、その際ヴェルディも再三にわたって曲を改訂してより上質な上演を目指してきたため、現在ではイタリア語版『ドン・カルロ』の方が多く上演される。
 低声歌手の活躍する歌劇として知られ(題名役はテノールだが)、フィリッポやロドリーゴ、エボリには難曲ながら魅力的なアリアや、深く内面を語る音楽が与えられていて、低声歌手たちの演唱の充実ぶりが上演全体の成否に大きく関わっており、それぞれの役はイタリア・オペラをレパートリーとする低声歌手にとって目標ともなる大役である。
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変更
スカラ座 キャスト変更が
スカラ アイーダ
ドン・カルロ
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 NHKBSで放映・・・
2009年 9月7日 (月) 01:00~04:10 ミラノ・スカラ座 Bモード・ステレオ
歌劇「ドン・カルロ」    ( ヴェルディ )
イタリア・ミラノ、スカラ座での公演から、ヴェルディの代表作・ルロ」を放送する。
スカラ座は1778年に完成したオペラ劇場。 イタリア・オペラの殿堂であり、 古今数多くの名作オペラの初演を行ってきたオペラ座の代名詞というべき劇場である。
歌劇「ドン・カルロ」はヴェルディ中期の傑作で、パリ・オペラ座の依嘱によりフランス語で作曲された。 のちにイタリア語版として改訂、現在はイタリア語による上演の機会が多い。 本公演もイタリア語による上演である。
フィリッポ二世 (スペイン王) : フェルッチオ・フルラネット



 

ドン・カルロ (スペイン皇太子) : ジュゼッペ・フィリアノーティ
ロドリーゴ (ポーザ侯爵) : ダリボール・イェニス
宗教裁判長 : マッティ・サルミネン
修道士 : ガボール・ブレツ
エリザベッタ・ディ・ヴァロア : フィオレンツァ・チェドリンス
エボリ公女 : ドローラ・ザージック
ほ か
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合 唱 : ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽 : ミラノ・スカラ座管弦楽団
指 揮 : ダニエレ・ガッティ 
演 出 : シュテファン・ブラウンシュヴァイク (新演出)
[ 収録: 2008年12月7日, ミラノ スカラ座 ]
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両陛下が伊大統領と会見、オペラもご一緒にNBS
 天皇、皇后両陛下は17日、来日中のイタリアのナポリターノ大統領夫妻と皇居・宮殿で会見された。
 宮内庁によると、両陛下と大統領夫妻はともに今年が結婚50年に当たり、大統領が「50年間、夫婦円満でいられるのは、ひとえに妻の功績であり、感謝しています」と述べると、陛下も「私も同じように考えています」と応えられた。
 引き続き宮殿で昼食会が開かれ、夜には東京・上野の東京文化会館で、ミラノ・スカラ座のオペラ「ドン・カルロ」を一緒に鑑賞された。
(2009年9月17日22時00分 読売新聞)
 
6月26日 エフゲニー・オネーギン」 ボリショイ歌劇場
2009-07-04 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
6月26日(金) 18:30~21:40  上野・文化会館 5FR1-36・17,000円・安い

 席に恵まれず,奥と,右側の演技が見えない・・残念
 25席程の,大テーブルを囲んで,人間模様,心理が展開されていく・・面白いですね・・その見えない巡り会い・・その糸の絡みは・・・意図する事は・・

 ラーリナ(地方の女地主) : マクヴァラ・カスラシヴィリの
娘二人と男二人の・・二組の行く末は・・

タチアーナ(ラーリナの姉娘) : タチアーナ・モノガローワ
エフゲニー・オネーギン(レンスキーの友人) : ウラジスラフ・スリムスキー
レンスキー(オリガの婚約者) : アンドレイ・ドゥナーエフ
オリガ(タチアーナの妹) : マルガリータ・マムシーロワ

 舞台,装置、照明・・合唱、オケと品格がある音楽舞台劇場ですね・・
舞台上で演じられる豪華な応接間に客人として列席している様な錯覚も・・

 演劇に歌唱,音楽付きオペラですね・・歌手陣は・・3人ダントツの演技、歌唱ですね・・、
タチアーナ(ラーリナの姉娘) : タチアーナ・モノガローワ
エフゲニー・オネーギン(レンスキーの友人) : ウラジスラフ・スリムスキー
レンスキー(オリガの婚約者) : アンドレイ・ドゥナーエフ

 指揮、オケ,合唱も良く歌ってました・・

チャイコフスキー 「エフゲニー・オネーギン」 叙情的情景 全7場
音楽 : ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
台本 : ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
     コンスタンチン・シロフスキー
     アレクサンドル・プーシキンの同名の長編詩に基づく
音楽監督 : アレクサンドル・ヴェデルニコフ
演出 : ドミトリー・チェルニャコフ
舞台装置 : ドミトリー・チェルニャコフ
衣装 : マリア・ダニロワ
照明 : グレブ・フィルスティンスキー
合唱指揮 : ワレリー・ボリソフ
指揮 : アレクサンドル・ヴェデルニコフ


[出 演]
ラーリナ(地方の女地主) : マクヴァラ・カスラシヴィリ
タチアーナ(ラーリナの姉娘) : タチアーナ・モノガローワ
オリガ(タチアーナの妹) : マルガリータ・マムシーロワ
フィリーピエヴナ(タチアーナの乳母) : エンマ・サルキシャン
エフゲニー・オネーギン(レンスキーの友人) : ウラジスラフ・スリムスキー
レンスキー(オリガの婚約者) : アンドレイ・ドゥナーエフ
グレーミン公爵(熟年の貴族/後のタチアーナの夫) : ミハイル・カザコフ
ザレツキー : ワレリー・ギルマノフ

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ブログ・主催者
棟梁 音楽批評
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19日 ・メータ指揮 ウィーン・フィル R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」他 2009-09-2

2009-09-11 15:16:27 | 外来オケ 指揮者

19日 ・メータ指揮 ウィーン・フィル R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」他

2009-09-21 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
19日(土) ミューザ川崎シンフォニーホール5周年記念公演
                  2F・RA4-18・25000円・

 音色がベームのころの響きを彷彿させる、・・クライバー・薔薇の騎士を観たく想いますね・・
 ミューザ川崎の音響とウィーン・フイルとの相性が良いのでは、まろやかな弦群の響き、木管の通りの良い響きと素晴らしいです

R.シュトラウスの曲は、ウィーン・フィルの18番ですね・・
感動です、ズービン・メータ指揮はイスラエル・フィルの指揮いらいで聴きますが、円熟の極みでしょうか・・音楽の流れ、メリハリ感と、奏者の演奏に自由度が高いし、自然体の音楽創造では
 ドン・キホーテでの奏者、チェロ、ヴィオラとの対話に、それに絡む木管に歌があり、弱音の美しさ、高音の統一感、アンサンブルの共振性が素晴らしいですね。コンミスも上手いです・・
 英雄の生涯でも、ヴァイオリン・フォルクハルト・シュトイデも4月にトヨタ・ウィーンで聴いてますが、巧い・・弦群の煌びやかな色彩感が素晴らしい

 何年ぶりかで、ウィーン・フィルのR.シュトラウス曲で、名演を聴きました

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
チェロ:タマシュ・ヴァルガ
ヴィオラ:クリスティアン・フローン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」op.35
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」op.40

※指揮者の希望により、当初発表した演奏順を変更いたします

 

 

7日 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番他

2010-04-11 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
 7日トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン    1F・12-29・5500円・安い

 年一度が楽しみな、マスター・プレイヤーズ,ウィーン ですが、
今回も音楽のキーワードが 美 美 美 を感じさせた・・音楽は美しい ・・至福の時間でした
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番・・若干19歳の時の作曲とか・・何故、この様な美しい曲想が湧き出るのであろうか・・2楽章が特に美しい・・
 ウェーバー:クラリネット小協奏曲も、女性声楽を聴いている様で、音の流れがよどみないクラリネットの演奏ですね・・ 
 ベートーヴェン:交響曲第4番・・最近京都響で聴きましたが、今回僅か30名と小編成演奏ですが、木管の歌、主張が際立って上手い奏者が・・弦の弾きこみも快活、陰陽、音楽の呼吸感と素晴らしい・・ 

ウィーン・プレミアム・コンサート
曲目
メンデルスゾーン1809-1847:序曲『フィンガルの洞窟』 op.26・1830
モーツァルト1756-1791:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219 「トルコ風」
ウェーバー1786-1826:クラリネット小協奏曲 変ホ長調 op.26・1811
ベートーヴェン1770-1827:交響曲第4番 変ロ長調 op.60・1806
出演 フォルクハルト・シュトイデ(Vn)、ペーター・シュミードル(Cl)
アンコール
.シュトラウスⅡ :トリッチ・トラッチ・ポルカ op.214
メンバーHP

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 サイトウキネンHPから・・・小澤氏、日本公演ウィーンフィルの指揮降板です
<小澤征爾総監督からのコメント>
  年のはじめには、私の病気のことで皆様にご心配とご迷惑をおかけし
  大変申し訳ありませんでした。お陰様で治療は順調に進み、現在体力
  回復に努めております。ただ主治医のアドバイスに従い、これからの
  約半年間のスケジュールのうち、8月のサイトウ・キネン・フェステ
  ィバル松本のオペラ公演と
10月中旬から始まるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
ヨーロッパでの一連の公演、及び同楽団との日本ツアーでの指揮を
断念しなければならなくなりました。
  サイトウ・キネン・フェスティバル松本に関しては、オーケストラ・
  コンサートとオペラ公演の両方を指揮するのは
  体力的にまだ難しいだろう、またウィーン・フィルハーモニー管弦楽
  団の公演・ツアーに関しては、移動が多く、特に長時間の飛行機での
  移動はこの段階ではまだ控えた方がよいだろう、という主治医の意見
  に従ったものです。
  皆様にはまたご心配とご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありま
  せん。私自身も大変残念ではありますが、ここは主治医の指示に従い
  万全を期したいと思います。              
                           2010年4月9日
                             小澤征爾

 

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