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株情報と時々音楽鑑賞文今日の写真を

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5月4日 ヘンデル:「メサイア」から 抜粋 鈴木秀美(指揮)ピアノ協第5番「 皇帝」 ベートーヴェン:合唱幻想曲・ラ・フォル・ジュルネ ・

2025-05-05 19:44:14 | 春祭・熱狂の日

       Aホール・1F・ 8-32   3300円  1F・8‐30・

公演番号:213  15:30-16:15

〈嗚呼倫敦!この地で育まれたヘンデルの典雅を愉しむ〉

ヘンデルからベートーヴェンへの 音楽の流れ、旅が・・音楽創造の偉大を感じつつ・・

 鈴木指揮から オケ 歌手、合唱に淀みない素晴らしい演奏・出来と感じます・・全てに オケ合唱 ソロ歌手と  同質性・・音楽の流れが非常に良い・・堪能 し 楽しんできました。 

それと「ぴあ」のチケットお勧めから購入・・出遅れ購入でしたが・・良席8列正面で 最高席で鑑賞出来 感謝です

  鈴木秀美(指揮)東京混声合唱団

~ロンドン~ヘンデル:ジョージ2世の戴冠式アンセム第1番「司祭ザドク」 HWV258   初めて聴きましたが・・合唱が素晴らしい 感動が

王記Ⅰ 1:38–40より

Zadok the Priest, and Nathan the Prophet anointed Solomon King.
And all the people rejoic'd, and said:
God save the King! Long live the King!
May the King live for ever,
Amen, Allelujah.
司祭ザドクと預言者ナタンはソロモン王聖別せり。
諸人すべてこれを祝賀して曰く、(ソロモンに油を注ぎ王とした)
神よ王を護り給へ!王に長寿あれ!(民は 大いに喜んで言った)
王の末永からむことを、(神が王を助けんことを王が末長く)
(永遠に生きんことを!)
 アーメン、アレルヤ。 ( )は歌訳詞当日のプロから

ヘンデル:「水上の音楽」から 抜粋 

 どこかで耳にしたメロディーラインが心地よい・・ホルンが巧かった・・弦もバロック奏法が好みです・・

   Ⅰ第3曲 Ⅱエア Ⅲアラ・ホーンパイプ

ヘンデル:オラトリオ「メサイア」から 抜粋メサイア (ヘンデル) - Wikipedia

 好きなメサイアを聴けて 幸せ感 満載 歌手も巧いし、オケも好みの音色で・・

序曲(器楽)。ヘンデルは「Synfony」(シンフォニア)と記しているがフランス風序曲である

  1. Comfort ye...
    「慰めよ、わが民を慰めよ…(『イザヤ書』40:1-3)」 レチタティーヴォ・アコンパニャート(以下、単に「アコンパニャート」と呼称)(テノール独唱)
    1. Every valley shall be exalted...
      「もろもろの谷は高くせられ…(『イザヤ書』40:4)」 アリア(テノール
  1. The trumpet shall sound...
    「ラッパが響いて…(『コリント前書』15:52-54)」 アリア(バス独唱)
  1. Thus saith the Lord of Hosts...
    「まことに、万軍の主はこう言われる…(『ハガイ書』2:6-7、『マラキ書』3:1)」 アコンパニャート(バス独唱)
  1. Hallelujah...
    「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は…(『黙示録』19:6,11:15,19:16)」 合唱(※慣例として、この曲の演奏にあたっては独唱者も起立して合唱に加わる場合が多い)

      鈴木秀美(指揮)
七澤結(S) 一條翠葉(Ms) 櫻田亮(T)萩原潤(Br)
横浜シンフォニエッタ   東京混声合唱団2025年度主催公演 | 東京混声合唱団

ヘンデル: ジョージ2世の戴冠式アンセム:司祭ザドク[ナクソス・クラシック・キュレーション #特別編:サッカーW杯]

       左奥ホルン2本 女声 指揮 男声  コントラバス右3本が

///////////////////・・一息入れて・・ベト鑑賞・・・・・・・・・・・

公演番号:214
18:00-19:00

〈ウィーンを席巻した作曲家が聴かせる豪壮なる破天荒〉

曲目

~ウィーン~
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「 皇帝」

室内楽オケ編成8型 その分 音楽の流れ、繊細さ、特に2楽章のピアノと弦との対話が 素晴らしい・・ピアニッシモの謡わせ方が特徴的で新鮮であった・・

あくまで、音楽の一体感を追求して・・オケは出過ぎず・しかし伴奏では無く・ピアノ演奏に溶け込み 音の同一性を重し 素晴らしい演奏が


ベートーヴェン:合唱幻想曲 op.80

フランソワ=フレデリック・ギィ(p)さんの独壇場で演奏が素晴らしい・・

リサイタルで合唱歌手付 曲か・・と感じ・・

 この曲は 面白い ピアノソナタ前半と感じ・・合唱ソロ歌手6声は入る

 曲の創造性は如何に・・第九に発展していった 感じは受けますが・・・

 全曲は 纏まりが無い?短時間の曲で贅沢な合唱歌手を使う曲と感じつつ

  1. Adagio :26小節のピアノ独奏部。
  2. Allegro :主題が提示され、以下でピアノ協奏曲的な変奏曲となる。
  3. Meno allegro
  4. Adagio ma non troppo
  5. Marcia, assai vivace
  6. Allegretto, ma non troppo, (quasi Andante con moto) :ハ長調に転じ、変奏曲の主題が四重唱、そして合唱で歌われる。
  7. Presto. :コーダ。ピアノと管弦楽が一体となり、力強く結ばれる。

         鈴木秀美(指揮) 東京混声合唱団

七澤結(S)河向来実(S) 一條翠葉(Ms) 櫻田亮(T) 大槻孝志(T)
萩原潤(Br)   

フランソワ=フレデリック・ギィ(p)Francois-Frederic Guy (フランソワ=フレデリック・ギィ) - ピアニスト | 演奏家データベース Musician Clippy

  ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025「Mémoires(メモワール) ――音楽の時空旅行」公式サイト

ベートーヴェン:合唱幻想曲ハ短調 作品80 リヒテル ザンデルリンク Beethoven 'Choral Fantasy' C-Moll

   左3本 8(10)型対向配列                 指、手の動きも・・

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2025「Mémoires(メモワール) ――音楽の時空旅行」公式サイト

  横浜シンフォニエッタ    横浜シンフォニエッタについて – 横浜シンフォニエッタ- YOKOHAMA SINFONIETTA

 

5月6日 指揮・鈴木秀美/ ヴァイオリン協奏曲・ベト・7番・東京響 - 株情報と時々音楽鑑賞文今日の写真を

初ホールと初指揮者鈴木秀美・白井圭さんを聴く2F・L1-3‣4,500円6日テアトロ・ジーリオ・ショウワ・指揮鈴木・白井ヴァイオリン共演で、ベトが・バロック奏法・解釈が注目...

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        1年前の名演奏が・・指揮鈴木秀美氏・・

      5月4日(日)閲覧数:415PV 訪問者数: 159人 感謝

      5月5日(月)閲覧数:310PV 訪問者数 :230

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5月5日 ベ‐ト‐ヴェン:田園/ピアノ協奏曲第4番/ ラ・フォル・ジュネル

2023-05-07 15:29:05 | 春祭・熱狂の日

 ラ・フォル・ジュネル・・賑わいが、4年振り・

・私はコルボ指揮時代09、10年頃によく聴きに・・今回は東京響と三ツ橋さん・・目当てに・・

自然と散策を愛した楽聖が音にした心象風景。狩の角笛がこだまするバレエ曲とともに。              1F・12ー25・1F・5‐46・各3千円

    初めて聴く曲、指揮三ツ橋さん、笑顔、踊ってました・曲想が明るい・・聴いていて馴染めます、楽しくなります・・東京響とのコンビも良好と感じました・・
         ベートーヴェン 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68《田園》

  爽やかな風が吹く・・酸素200倍と感じる音楽波動が・・自然に、細胞に浸透を感じさせる・・好演が・・木管奏者が上手い方々が揃ってました・・

ホモゲニ・音の同質性が、優れもの、各奏者音を聞きあい、アンサンブルの妙が・オーボエ・クラリネット・フルート・ファゴットが巧い・・金管も巧いですね・・

三ツ橋さんは第九‣神奈川フィル以来ですが・・東京響とはコンミス大谷さんの時にブラ1番で大感動をした・・記憶が、今回も良い出来でした・・

1808年に完成タイトルは、初演時に使用されたヴァイオ1808年に完成させた6番目の交響曲リンのパート譜にベートーヴェン自身の手によって「シンフォニア・パストレッラ (Sinfonia pastorella) あるいは田舎での生活の思い出。絵画描写というよりも感情の表出」と記されている[2][5][4]

タイトルは、初演時に使用されたヴァイオリンのパート譜にベートーヴェン自身の手によって「シンフォニア・パストレッラ (Sinfonia pastorella) あるいは田舎での生活の思い出。絵画描写というよりも感情の表出」と記されている[2][5][4]

また、各楽章についても次のような標題が付されている[6]

  1. 「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」
  2. 「小川のほとりの情景」
  3. 「田舎の人々の楽しい集い」
  4. 「雷雨、嵐」
  5. 「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」

カール・ベーム Beethoven Symphony No.6 in F major "Pastorale"

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40・・初めて聴く曲でした

毛利文香 (ヴァイオリン)・・終始・・細い・・音量が無い、メロディーラインが・・

主題の繰り返しが面白い、オケとの対話が・・馴染んできたと感じつつ、もう終わり・・PCで、聞き直してますますが・・音源からも、ヴァイオリンが細い・音量が無い感じを受けましたが・・楽譜・音符が・・イメージ通りなのかも

毛利さんは・高校生の時に、コバケン指揮で前田ホールで聴きましたが・・素晴らしい演奏が


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58

  ・アンヌ‣ケフェレック・・初めて聴く・・タッチが意外と強い、

音楽のメロディーラインより、リズム感満載解釈と感じつつ・・聴いてました

 指揮と解釈が同じ先・縦糸がある様な、解釈が・・記憶には豪快な音楽創りか

大ホールの特性(5千人)で音量をアップした?・・何れにしろ音楽・演奏に愉しみました  感謝 今年は2公演のみで終わりです。

 

ピアノ協奏曲第4番 (ベートーヴェン) - Wikipedia

 

充溢する旋律!中期の「ロマンス」&ピアノ協奏曲がいざなう、ト長調の典雅な音世界。

**♪ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58 / アルフレッド・ブレンデル(p),サイモン・ラトル指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1997年12月

15年頃の感想

 

「熱狂の日 ラ・フォル・ジュルネ 有楽町」のブログ記事一覧-日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

「熱狂の日 ラ・フォル・ジュルネ 有楽町」のブログ記事一覧です。音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を 御礼 7年間 総閲覧数2,907,866   【日頃の何氣ない風景 ・...

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【追悼】指揮者ミシェル・コルボ(1934年2月14日 - 2021年9月2日) - TOWER RECORDS ONLINE  09年10年頃よく聴きました・・

       追悼・・  ミシェル・コルボ - Wikipedia・・冥福をお祈りします

Fauré : Requiem, Corboz / Bern Symphony Orchestra フォーレ:レクイエム コルボ指揮 ベルン交響楽団

【毛利 文香、桑原 志織】ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調『雨の歌』作品78

  ウィーン少年合唱団の来日公演を鑑賞されました。

両陛下、愛子さま GWに一家そろって“お出かけ” あの「天使の歌声」を堪能|FNNプライムオンライン

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5月は2回・・ノット指揮追っかけです・・
    2023年05月14日(日)14:00 開演 

21日 指揮:ジョナサン・ノット

リゲティ:ムジカ・リチェルカータ 第2番(ピアノソロ=小埜寺美樹)
マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

           19時34分 の お月さん

https://twitter.com/LFJtokyoBLOGラ・フォル・ジュルネ TOKYO 公式

        今日は全国的に雨で、雷を伴って激しく降る所も

石川県 きょう7日の日中は冷たい雨 今夜からあす8日にかけては再び大雨の恐れ

   川崎市内 222人 コロナ感染・・日曜日増大気味ですね

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21年3月21日 春祭 交響曲 第25番 ト短調 K.18他・東京春祭チェンバー・オー

2021-03-27 06:57:22 | 春祭・熱狂の日

3月21日 春祭 交響曲 第25番 ト短調 K.18他・東京春祭チェンバー・オーケストラ

2021-03-22 19:34:23 | 演奏会・指揮者広上・...

 

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4日ミシェル・コルボ(指揮)グノー:レクイエム ・ローザンヌ声楽アンサンブル 13-15年05

2015-05-10 06:49:41 | 春祭・熱狂の日

15年4日ミシェル・コルボ(指揮)グノー:レクイエム ・ローザンヌ声楽アンサンブル

2013-05-06 | 熱狂の日 ラ・フォル・ジュルネ 有楽町
                 Cホール・15-17・3500円
コルボ指揮・・合唱の世界が癒され波動でした・・2曲とも、初聴きでした・・

デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット・・
30名程合唱で輪唱的で各パートの声域が輪廻天声と感じました・・実に柔らかく、全てが共振され、溶け合い此れが合唱の真髄と感じました・・何時までも聴いていたかった・・・

グノー:レクイエム ハ長調・1893年遺作
 私は馴染み無い作曲家でしたが、・
・弦楽五重奏と、歌手、合唱の曲と想いました・・宗教観と言うより、静寂感とオペラアリアを彷彿させていたと感じましたが・・

5本の弦とハープ、オルガン付きで・・前半は単調な旋律を感じましたが、・・
4.ベネディクトゥス(感謝の賛歌)5.ピエ・イェズ4重唱、合唱
6,アニュス・ディ(平和の賛歌)合唱

ミシェル・コルボ(指揮)、ローザンヌ声楽アンサンブル・・私は3年振りかな
久し振りに聴けました・・このコンビは最高ですね、コルボ氏が御元氣で終演後ブラヴォーを受けてました

245 “聖なるパリ”
アンヌ・モンタンドン(ソプラノ)
セシル・マシュー(メゾ・ソプラノ)
マティアス・ロイサー(テノール)
ジャン=リュック・ウォーブル(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ローザンヌ器楽アンサンブル・・弦5本、オルガン、ハープ
ミシェル・コルボ(指揮)
デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット
op.10


グノー:レクイエム ハ長調
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東京・丸の内エリアの関連イベント合わせて、51万人のお客様にご来場いただきました。
5月3日(金・祝)から5月5日(日)までの3日間、東京国際フォーラムを中心に東京・丸の内エリアにて開催しました
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2013」は、のべ51万人のお客様をお迎えして、会期を無事終了
致しました。ご来場いただきましたお客様、ご協力いただきました関係者の方々に心より御礼申し上げます。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013 開催結果を下記の通り、ご報告いたします。
● 会 期 2013年5月3日(金・祝)~5月5日(日)
● 会 場 東京国際フォーラム、よみうりホール及び東京・丸の内エリア
1 来場者数 (延べ人数) 約516,000人
(内訳) 東京・丸の内エリア 約102,000人
東京国際フォーラム(よみうりホールを含む) 約414,000人
※ 東京国際フォーラム内店舗等利用者を含む延べ人数
2 チケット販売数 東京国際フォーラム(よみうりホール含む 135公演) 138,014枚
(有料チケット総数 154,292枚 販売率89.4%)
3 出演者総数
(内訳) 東京国際フォーラム全館(よみうりホール含む) 1,681人
(内訳) 海外アーティスト(有料公演) 620人
国内アーティスト(有料公演) 437人
海外アーティスト(無料公演) 8人
国内アーティスト(無料公演) 616人
4 総公演等回数 344公演(回)
(内訳) 東京丸の内エリア 121公演(回)
東京国際フォーラム(よみうりホール含む) 223公演(回)
有料プログラム 135公演(回)
無料プログラム 88公演(回)
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長嶋さん振った「いい球だったら打ってやろうと」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

【巨人】長嶋さん、練習来るかも!9日に15年ぶり多摩川Gノック復活(スポーツ報知) - goo ニュース1955年6月11日に開かれてから、多摩川グラウンドは巨人の歴史そのものだった。川上哲治監督の下、王や長嶋が土のグラウンドで泥だらけになりながら成長し、V9を達成。グラウンドが水没したり、大雪で使用できなかったこともあったが、巨人ナインは白球を追い続けた。85年に現在のジャイアンツ球場が新設され徐々に移行し、98年に使用契約満了により国に返還されるまでの43年間、ファンから親しまれ続けた。その後も、「歴史ある球場を残すべきだ」との声が相次ぎ、硬式野球場として残された。現在は多摩川緑地広場管理公社が運営管理し、一般開放されている。

3日・コルボ指揮 J.S.バッハ:ヨハネ受難曲  ・ローザンヌ声楽器楽アンサンブル

2015-05-04 | 熱狂の日 ラ・フォル・ジュルネ 有楽町
                  Aホール 4-26・4500円

声楽人も充実でした、特にテノール、バス・・
コルボ指揮は今年は今回公演一回のみでした・・
毎年愉しみにしてました・・今年も聴けて幸せでした・・2時間弱がアットの間で充実演奏は短く感じます・・ソリストの対話、コラールと・・音楽が全細胞に染みこみますね・・素晴らしい

ヨハネ福音書を骨子として、自由詩によるアリアとレチタティーヴォ、さらに種々のコラールで構成される。旧バッハ全集では68曲とカウントしていたが、新バッハ全集では40曲に改めた。場面は第一部14曲(捕縛からペテロの否みまで)、第二部26曲(ピラトの審問から埋葬まで)、の二部構成である。特に第二部については、曲の配置がシンメトリーになっていることが知られている。

バッハの大作“ヨハネ”を、大家コルボ&ローザンヌ声楽器楽アンサンブルの演奏で。“マタイ”に比べ、イエスを糾弾する群集などを担う“合唱”の役割がより重視されている。

曲目
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245

一部対訳
Nr.11 Choral 第 11 曲 コラール
Wer hat dich so geschlagen, 我が救い主よ、誰があなたをそのように打ったのですか。
Mein Heil,und dich mit Plagen 誰があなたを苦しめ。
So übel zugericht'? このようなひどい目に合わせたのですか?
Du bist ja nicht ein Sünder, あなたは、私たちや、私たちの子供らのような
Wie wir und unsre Kinder, 罪びとでは決してありません。
Von Missetaten weißt du nicht. 悪事を知らない御方であるのに。
Ich, ich und meine Sünden, 私と私の罪、


二部対訳第 40 曲 コラール
Ach Herr, las dein lieb Engelein ああ 主よ、あなたの愛する天使を遣わされ、
Am letzten End die Seele mein 最期の時にわが魂を、
In Abrahams Schoß tragen. アブラハムの懐へ連れて行ってください。
Den Leib in seim Schlafkämmerlein わが肉体をその小さなに、
Gar sanft ohn einge Qual und Pein 苦しみも痛みも無く安らかに、

指揮:ニコラウス・アーノンクール
動画

楽器編成[フルート2、オーボエ2(それぞれオーボエ・ダモーレとオーボエ・ダ・カッチャに持ち替え)、弦5部、ヴィオラ・ダモーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音、オルガン、リュートまたはチェンバロ・混声合唱
ソリスト群:ソプラノ、アルト(カウンターネナー)、テノール(福音史家)、バス(イエス)

作曲・改訂]1724年4月7日の初演である。全文はこの日はバッハがライプツィヒのトーマス・カントルに着任して初めて迎える聖金曜日である。ライプツィヒでは四旬節から復活祭までの40日間、教会でのカンタータ演奏をはじめとして歌舞音曲を自粛し、厳粛な態度で復活祭を迎える習慣があった。バッハもこの年の2月13日の礼拝を最後に、カンタータの作曲を休止して受難曲の作曲に充てた。ただし、1717年頃に亡失した受難曲を作曲していた可能性が強く、このヨハネが受難曲1号であるとする旧来の説は揺らぎつつある。

その後、少なくとも1725年、1732年頃、1749年の3回、ヨハネを改訂しつつ再演している


「熱狂の日」フレンズのみなさま、こんにちは。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015は、
大手町・丸の内・有楽町エリアの関連イベントを合わせて
約42万7千人のお客様にご来場いただきました。

ご来場いただいた皆様、そして音楽祭にご協力頂いた皆様に、主催者一同
心よりお礼申し上げます。
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13年4月ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》・ピアソラ

2013-04-26 19:20:55 | 春祭・熱狂の日

4月4日マイスタージンガー ・ザックス:アラン・ヘルド/ヴァルター:フロリアン・フォークト 

2013-06-09 | 春・音楽祭・フェスタサマーミューザ
東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-  4F/L2-3/6,000円
東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.4
《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(演奏会形式・字幕映像付)
■日時・会場
4.4 [木] 15:00開演(14:00開場)4.7 [日] 東京文化会館 大ホール

粒揃いの歌手陣でしたね、その中でも、ヴァルター:クラウス・フロリアン・フォークトの歌唱が素晴らしく、1ヶ月が経過してますが、今も声を感じますね・・

■出演
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
ハンス・ザックス:アラン・ヘルド
ポークナー:ギュンター・グロイスベック
フォーゲルゲザング:木下紀章
ナハティガル:山下浩司
ベックメッサー:アドリアン・エレート
コートナー:甲斐栄次郎
ツォルン:大槻孝志
アイスリンガー:土崎 譲
モーザー:片寄純也
オルテル:大井哲也
シュヴァルツ:畠山 茂
フォルツ:狩野賢一
ヴァルター:クラウス・フロリアン・フォークト
ダフィト:ヨルグ・シュナイダー
エファ:アンナ・ガブラー
マグダレーネ:ステラ・グリゴリアン
夜警:ギュンター・グロイスベック
管弦楽:NHK交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:トーマス・ラング、宮松重紀
音楽コーチ:イェンドリック・シュプリンガー
※当初マグダレーネ役で出演を予定しておりましたミヒャエラ・ゼリンガーおよび
エファ役ガル・ジェイムズは本人の都合により出演できなくなりました。

■曲目
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 [試聴]
(全3幕/ドイツ語上演・字幕付) [上演時間:約5時間30分(休憩2回含む)]

東京春祭ワーグナー・シリーズ第4弾は、数あるワーグナー作品の中でも珍しく、人気も高い喜劇作品を。バイロイト音楽祭で同作品を指揮し喝采を浴びたヴァイグレ、人気の歌手陣、N響、オペラシンガーズという最高の組み合わせで贈ります。

ストーリー&聴きどころ
マイスター全文は
 恒例となっている音楽ジャーナリストの宮嶋極氏によるオペラ鑑賞講座。今年は《ニュルンベルクのマイスタージンガー》をより深く、より分かりやすくご紹介いただきます。連載第1回は、「総論」と「第1幕への前奏曲」の解説です。

文・宮嶋 極(音楽ジャーナリスト、スポーツニッポン新聞社文化社会部長)
 リヒャルト・ワーグナーのオペラや楽劇を毎年1作ずつ、演奏会形式で上演していく「東京春祭ワーグナー・シリーズ」。ワーグナー生誕200年となる2013年は、楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》が上演される。タクトはバイロイト音楽祭におけるカタリーナ・ワーグナー演出による同作のプロダクション(07~11年)で指揮を担当したセバスティアン・ヴァイグレ。演奏はNHK交響楽団。また、バイロイトでヴァルター役を演じて高い評価を得るなど、当代随一のヘルデン・テノールの呼び声も高いクラウス・フロリアン・フォークトをはじめ世界で活躍する実力派のワーグナー歌手が顔を揃えるとあって、本場さながらの高水準の演奏が期待される。

クラウス・フロリアン・フォークト、待望のソロ第2弾はワーグナー・イヤーを記念するアリア集!CDジャーナル 3月12日(火)17時2分配信
 今、ヨーロッパで大ブレイク中! ドイツが生んだ21世紀のヘルデン・テノール、クラウス・フロリアン・フォークト(Klaus Florian Vogt)の最新スタジオ録音盤『ワーグナー:アリア』(SICC-1621 税込2,520円)が3月20日にリリースされます。

 2012年6月の来日公演でも、澄みきった声と神がかった圧倒的なプレゼンスで日本の聴衆を魅了したフォークト。待望のソロ第2弾として、ワーグナー生誕200年という記念の年の幕開けを飾るにふさわしいワーグナー作品集の登場です。

 今年4月4日と7日には“東京・春・音楽祭”で『ニュルンベルクのマイスタージンガー』での来日が予定されています。ドイツでは久々に自国が生んだ大型ヘルデン・テノールとしてポップス・チャートにもランクインする人気ぶりとなっているフォークト。後世に語り継ぐべき傑作アルバムの誕生となりそうです!

<音楽>フォークトの「美しき水車屋の娘」=評・梅津時比古配信日:2013年4月15日 | 配信テーマ:クラシック 全文は ◇複雑な心理を表出
これまで数多くシューベルトの歌曲集「美しき水車屋の娘」の公演に接してきたが、全20曲の合間に休憩を挟んだ構成は初めて体験した。「東京・春・音楽祭」の歌曲シリーズとして3月27日に東京文化会館小ホールで行われた、クラウス・フロリアン・フォークト(テノール)のリサイタルである。第12曲「休み(Pause)」の後に休憩(Pause)が取られる洒落(しゃれ)のような試みがなされたが・・・

東京春祭チェンバー・オーケストラ
~トップ奏者たちによる《響宴》
動画

6日 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》・ピアソラ ・春・音楽祭

2012-04-08 | 春・音楽祭・フェスタサマーミューザ
4.6 [金] 19:00開演(18:30開場)        F・27・5,000円
東京文化会館 小ホール
ふたつの<四季>ピアソラ経歴・・ヴィヴァルディ経歴:ヴァイオリン協奏曲集《四季》

新鮮な音楽創造で感動でした、花・桜より・・タンゴ・だんご?笑い動画

バンドネオン:三浦一馬・・音色がオルガンの高・中音声域を基本にした音域と感じましたが、リズム感、躍動感が素晴らしいですね、まだ20代前半?
<室内楽と違って、各奏者が一段と主張し自由度が高いタンゴ音楽ですね>

低弦のチェロの旋律とバンドネオンの対話が闇美であり、血潮があり、愉しくなりますね・・弦の奏者の柔軟性、呼吸感と素晴らしく、高揚感がたかります・・

ピアソラの四季が、バンドネオン:三浦一馬、ギター:大萩康司
プラス五重奏が基本で、ヴァイオリン:松野弘明、井上静香ヴィオラ:森口恭子
チェロ:植木昭雄、コントラバス:黒木岩寿

此れが良かったです、コンマスのソロから、高揚感、旋律感。呼吸感と素晴らしいし低弦のバス、チェロと低音の支え、しかも自由度高い演奏が・・此れがバロック、室内楽の極みですね・・
 1725年代の曲と1969年代の四季が音楽的にも、争うより、共振し一つの音楽としても
完結していた様に感じられ、200年以上の時空で結ばれる事に
ヴィヴァルディが新鮮で今の音楽と想えました・・

 チェンバロ:小森谷裕子 リュート:佐藤亜紀子・・の支えがあって、より高度で完成度高い演奏になったと想います

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》・1725年
チェンバロ:小森谷裕子 リュート:佐藤亜紀子
ラ・ストラヴァガンツァ東京HP
  ヴァイオリン:松野弘明コンマス
井上静香、城代さや香、西川茉利奈
  ヴィオラ:篠友美、森口恭子
  チェロ:植木昭雄経歴  コントラバス:黒木岩寿経歴
 リュート:佐藤亜紀子  チェンバロ:小森谷裕子
バンドネオン:三浦一馬HP ギター:大萩康司
ボーカル:小島りち子

~春~
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「春」ホ長調 RV.269
  第1楽章 アレグロ
  第2楽章 ラルゴ
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]
ピアソラ(徳武正和編):タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)
  [大萩康司(G)、黒木岩寿(Cb)]
ピアソラ(弦・J.ブラガート編/バンドネオン&ギター・三浦一馬編):
 《ブエノスアイレスの四季》より「ブエノスアイレスの春」
  [三浦一馬(Bn)、大萩康司(G)、松野弘明(Vn)、井上静香(Vn)、
   森口恭子(Va)、植木昭雄(Vc)、黒木岩寿(Cb)]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「春」ホ長調 RV.269
  第3楽章 アレグロ
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]

~夏~
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「夏」ト短調 RV.315
  第1楽章 アレグロ・ノン・モルト
  第2楽章 アダージョ-プレスト
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]
ピアソラ(三浦一馬編):
 《タンゴ組曲》より「アンダンテ・ルバート、メランコリコ」
  [三浦一馬(Bn)、大萩康司(G)]
ピアソラ:《ブエノスアイレスの四季》より「ブエノスアイレスの夏」
  [三浦一馬(Bn)、大萩康司(G)、松野弘明(Vn)、井上静香(Vn)、
  森口恭子(Va)、植木昭雄(Vc)、黒木岩寿(Cb)]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「夏」ト短調 RV.315
  第3楽章 プレスト
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]

ピアソラ(黒木岩寿編):
  チキリン・デ・バチン
  ロコへのバラード
  [小島りち子(Vo)、三浦一馬(Bn)、黒木岩寿(Cb)]

~秋~
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「秋」ヘ長調 RV.293
  第1楽章 アレグロ
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]
ピアソラ:《ブエノスアイレスの四季》より「ブエノスアイレスの秋」
  [三浦一馬(Bn)、大萩康司(G)、松野弘明(Vn)、井上静香(Vn)、
   森口恭子(Va)、植木昭雄(Vc)、黒木岩寿(Cb)]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「秋」ヘ長調 RV.293
  第2楽章 アダージョ・モルト
  第3楽章 アレグロ   [ラ・ストラヴァガンツァ東京]
~冬~
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「冬」ヘ短調 RV.297
  第1楽章 アレグロ・ノン・モルト
  第2楽章 ラルゴ
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]
ピアソラ:《ブエノスアイレスの四季》より「ブエノスアイレスの冬」
  [三浦一馬(Bn)、大萩康司(G)、松野弘明(Vn)、井上静香(Vn)、
   森口恭子(Va)、植木昭雄(Vc)、黒木岩寿(Cb)]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》より「冬」ヘ短調 RV.297
  第3楽章 アレグロ
  [ラ・ストラヴァガンツァ東京]
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ピアソラ:ロコへのバラード訳詩 [試聴]
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チキリン・デ・バチン、ロコへのバラード
歌詞(訳:高場雅美)ライナーノーツより

夜ともなれば、汚れ顔ブルージーンの小天使、
バチンの店のテーブルでばらの花を売る。
月は肉焼きグリルの上に輝いているが
彼の食べるのは月と、すすのパン。
まいにち悲しみの中で彼は夜明けをいやがる、
あるクリスマスの朝彼を叩きおこすのは裏返しの星、
東方より来たりし3匹の猫が彼の靴をかっぱらう、
ひとつは左足、もうひとつも。

チキリン
おまえのひと束をおくれ
そうすればおれも自分の恥を花にして売り歩こう。
3輪のばらで、おれをひっぱたいてくれ
おまえの飢えを理解できなかったその借りが痛むように、
チキリン……

太陽が子どもたちにお勉強用のエプロンをつけるとき
彼が習うのはこれから知らねばならないゼロの数。
そこで彼は母親を見る、ぐるぐる廻れ、でも見たくない。
まいにちゴミ箱でパンひとかけらとスパゲティ1本で
飛んで行くために凧をつくる、でもここに残りつづける。
彼は不思議な人間、4歳の子ども、
からだの中で紐がこんがらかっている。

チキリン……
デ・バチン……
こちら(http://blogs.yahoo.co.jp/anonymat_21/39949647.html)から拝借しました。
ピアソラ:チキリン・デ・バチン [試聴]
ピアソラ: ブエノスアイレスの四季 [試聴]
ピアソラ:タンゴ組曲より [試聴]
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■曲目解説
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》
 本作は、協奏曲集《和声と創意の試み》op.8の第1番から第4番に位置付けられているが、現在ではこの4曲が一括りとして演奏されることがほとんどである。
 第1番「春」、第2番「夏」、第3番「秋」、第4番「冬」はそれぞれ3楽章構成で、ヴァイオリン独奏と通奏低音(低音部の旋律へ即興的に和声を付けていくバロック時代の様式で、この作品ではチェンバロで演奏されることが多い)付きの弦楽合奏から成る協奏曲。
 各楽章には季節をイメージした作者不明の短い「ソネット」が添えられていて、ヴィヴァルディは多様な演奏方法を用いて、それらを描写している(例えば、「春」第1楽章の鳥の声を模したトリルなど)。
 出版は1725年で、ボヘミア貴族のモルツィン伯爵ヴェンツェスラウに献呈されている。四季(Le quattro stagioni(The Four Seasons))
1725年に出版されたヴァイオリン協奏曲集《和声と創意の試み》(Il cimento dell'armonia e dell'invenzione)の第1番から第4番までを指す。

ピアソラ:
ブエノスアイレスの四季、タンゴ組曲、タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)、チキリン・デ・バチン、ロコへのバラード
 タンゴにクラシックやジャズなどの要素を取り入れ、独自の境地を切り拓いたアストル・ピアソラ(1921-1992)の作品は、ジャンルや国境を越えて今も愛され続けている。
 《ブエノスアイレスの四季》は、独立した作品として「ブエノスアイレスの夏」が1965年にまず作曲され、その4年後の1969年に「秋」「冬」「春」が相継いで書かれた。4曲続けて演奏されたのは、完成直後の1969年末から翌年にかけて、ブエノスアイレスのレジーナ劇場でロングラン上演された、ピアソラの五重奏団のリサイタルにおいてが唯一の機会とされている。
 《タンゴ組曲》は3つのタンゴによるもので、1984年の作品。ブラジルのギター・デュオであるアサド兄弟に捧げられている。
 《タンティ・アンニ・プリマ》(アヴェ・マリア)は「何年も前に」という意味を持つ、美しいメロディと伴奏が滔々と流れる秀作。
 《チキリン・デ・バチン》は、ピアソラとのコンビで数多くのヒットを送り出したウルグアイ出身の詩人オラシオ・フェレールの詞によるもので、ブエノスアイレスに実在した「バチン」という屋号のステーキ屋に花を売りに来たチキリン少年のことを歌っている。
 《ロコへのバラード》もまた、ピアソラとフェレールによる大ヒット作の一つ。狂っている男を題材にしたその詩は、フェレールが少し憂鬱な気分でブエノスアイレスの通りを散歩していた時に着想されたといわれている。
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 春の花と余韻を楽しんで
コメント
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