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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

秦野 今川町

2011年06月05日 13時30分00秒 | ◇神奈川
水無川沿いにあった花街(二業組合)。大正時代から昭和初期にかけて栄えた。
昭和21年2月、業者数7、芸妓数18


遺構ではないが、立派な塀に惹かれた。


昭和10年ごろの記録にもその名が残る「料亭安楽」。もう営業はしていないようだ。


二つの玄関を持つ古い平屋建築。木塀も年季を感じる。


当時は、川のせせらぎと三味線の調べがハーモニーを奏でていたのかもしれない。

石受稲荷神社

2011年06月05日 13時10分00秒 | 寺社・教会
秦野今川町の花街と関係あるかはわからなかったが、一つ気になるものを見つけた。






本堂の裏手にあった石塔。右の石に、家紋とおぼしきマークと「然誉盛廓」の文字。
どういう意味だろうか。「廓」という字が入っているだけに気になる。

夜の柏木田

2011年06月04日 19時40分00秒 | ◇神奈川
再訪2回目。夜は初。


両脇に違法駐車してもまったく問題にならない広さ。違法は違法だが。


路地は当事のままと思われる。


街灯が少ないのがかえっていい雰囲気。
しかし遊里だった時代と違い、いまは閑静な住宅街。あまりうろつく場所ではない。


福助ホテルは2010年に閉鎖。

夕闇の安浦

2011年06月04日 19時00分00秒 | ◇神奈川
再訪2回目。
昨年、このあたりでは売春防止法違反の摘発がつづいた(知るかぎりで3件)。
いまはもう壊滅したのか、それとも時間的にまだ早かったのか、
淫靡な気配は感じられなかった。


青タイルの建物は消失。


赤タイルのこちらは健在。


室内から明かりがもれているように見えるが、これは外からの光の反射。
無人なのだろうか。


赤線時代からのものと思われる街灯柱。現在もその役目を担う。

横浜 鶴見入船

2011年06月01日 18時15分00秒 | ◇神奈川
再訪。暗くなる前に手早く散策。
入念に歩けばまだ発見があるかもしれない。


この地域で一番の遺構。現役の住宅として当時の面影を保ってくれている。


変わった構造の和風建築。二階を隠すような壁の出っ張りは何だろう。


入口が二つあるカフェー風の建物。


飲み屋が軒を並べる。遺構かどうかは微妙か。


少し離れた場所で見つけた、気になる色をした入口。
あまり調べていない場所だったので、次は探索範囲を広げてみる予定。