かみさんが横浜の実家から、自分が読んでいた絵本で、亡くなった母親が大切に保管していた絵本を沖縄に持ってきた。そのうちの一冊が『いねになったてんにょ』。発行年は1968年(昭和43年)であるから、まだ私もかみさんも幼稚園の年齢の頃の絵本である。
『いねになったてんにょ』は、表紙にも書かれているようにインドネシア民話である。天女ティスノワティ(本ではチスノワティとなっている)が人間の男性(農民)を愛してしまい、神々の怒りをかって「稲」にされてしまうちょっぴり悲しいお話だ。専門的には、この神話は稲神デウィ・スリとも関わるもので、比較的よくしられた民話(神話)だろう。
ところでこの絵だが、最初から最後まで完全にワヤンを意識して描かれている。絵を描いたのは水四澄子さん。私は画家については存じ上げないが、ワヤンを知らなければ書くことのできない絵が満載で、その表現もすばらしい。
それにしても、かみさんは幼稚園の頃からこんな絵を見て育ったのかと思うと、彼女が今尚インドネシアと関わり続けているのも納得である。
『いねになったてんにょ』は、表紙にも書かれているようにインドネシア民話である。天女ティスノワティ(本ではチスノワティとなっている)が人間の男性(農民)を愛してしまい、神々の怒りをかって「稲」にされてしまうちょっぴり悲しいお話だ。専門的には、この神話は稲神デウィ・スリとも関わるもので、比較的よくしられた民話(神話)だろう。
ところでこの絵だが、最初から最後まで完全にワヤンを意識して描かれている。絵を描いたのは水四澄子さん。私は画家については存じ上げないが、ワヤンを知らなければ書くことのできない絵が満載で、その表現もすばらしい。
それにしても、かみさんは幼稚園の頃からこんな絵を見て育ったのかと思うと、彼女が今尚インドネシアと関わり続けているのも納得である。