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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

髪が黒くなる季節

2009年05月29日 | 大学
 《いちご白書をもう一度》に、「就職が決まって、髪を切ってきた時・・・」という歌詞があるが、芸術大学には「就職」とは無縁な学生が多いためか、結構、「僕は不精ヒゲと髪を伸ばし」を続けている学生が多い。しかも、最近は髪も染めるため、学内はカラフルである。
 しかし5月末は、芸術大学で四年生の髪がいっせいに黒くなる季節である。というのも教育実習に行く学生が多いからだ。さすがに不精ヒゲと髪を伸ばし、髪を染めて生徒の前に立つのはご法度であり、そういう心構えはしっかり大学で教えられているから、本意ではないにしても、教育実習では「大人の格好」が必要とされるわけだ。
 雨が降ってジメジメし、ちょっと暗くなる時期だからこそ、ド派手な服で、髪なんかピンクや緑に染めて、「パンク大好き」みたいな格好でやってくる学生がいると、その外見に心地よい刺激を受けて梅雨をものともしなくなるというのに、髪がどんどん黒くなっていくなんて結構、憂鬱だな。でも沖縄の梅雨入りは早いんだもの、仕方ないさ・・・。


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